書誌種別 |
図書 |
タイトル |
平和の憲法政策論 |
並列タイトル |
Verfassungsrechtspolitik zum Frieden |
タイトルヨミ |
ヘイワ ノ ケンポウ セイサクロン |
人名 |
水島 朝穂/著
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人名ヨミ |
ミズシマ アサホ |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
25,450p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6400 |
ISBN |
978-4-535-52007-3 |
ISBN |
4-535-52007-3 |
分類記号 |
323.142
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件名 |
憲法-日本
/
戦争の放棄
/
安全保障
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内容紹介 |
憲法の平和主義の領域においては、「軍事的なるもの」が肥大化していく現実がある。それを憲法規範の側に漸次的に引き戻していく憲法政策論的課題を明らかにし、「軍事的なるもの」の持続可能な統制の必要性と可能性を探る。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812134398 |
目次 |
序章 |
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第Ⅰ部 ポスト冷戦期の「安全保障環境」の変化と憲法 |
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第一章 安全保障と憲法・憲法学 |
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一 はじめに/二 いま、なぜ、安全保障か/三 憲法から安全保障を診る/四 日本国憲法の安全保障設計 |
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第二章 自衛隊の平和憲法的解編構想 |
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一 はじめに/二 「ポスト冷戦」と自衛隊の変容/三 自衛隊の平和憲法的解編に向けて/四 自衛隊解編のための指針(ガイドライン)/五 むすび |
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第三章 平和政策への視座転換 |
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一 はじめに/二 自衛隊をめぐる環境変化/三 自衛隊から軍隊への離陸/四 自衛隊の平和憲法的「解編」に向けて/五 むすびにかえて |
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第四章 史上最大の災害派遣 |
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一 被災地で見た自衛隊/二 史上最大の災害派遣/三 初動の人命救助と被災者救援/四 阪神・淡路大震災後の「変化」/五 原発事故と自衛隊/六 「トモダチ」という作戦/七 まともな「トモダチ」関係と言えるか/八 脱原発と脱軍事化へ |
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第五章 東日本大震災後のアジアと日本 |
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一 東アジアをめぐる状況/二 憲法から外交権を考える/三 東日本大震災後のアジアと日本/四 新しい連帯への芽生え |
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第Ⅱ部 「人権のための戦争」と「戦争の民営化」 |
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第六章 「平和と人権」考 |
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一 「平和と人権」の問題状況/二 J・ガルトゥングの議論/三 「人道的介入」について/四 「介入」と非暴力 |
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第六章補論 「人道的介入」の問題性 |
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一 「人道的介入」の論理と形態/二 「人道的介入」の実態/三 「人道的介入」の機能とその問題性/四 「人道的介入」と「軍事介入主義」/五 平和的紛争解決と「非暴力的介入」 |
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第七章 人間と平和の法を考える |
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一 はじめに/二 「戦争と平和の法」から/三 二一世紀における戦争の変容と法/四 平和的生存権と「人間の安全保障」/五 むすび |
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第八章 国家の軍事機能の「民営化」と民間軍事会社 |
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一 はじめに/二 軍事機能の民営化現象をどう診るか/三 民間軍事会社現象の背景と要因/四 民間軍事会社の実態/五 軍事機能の「民営化」への法的アプローチ/六 ドイツ基本法と軍事機能の「民営化」/七 むすび |
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第Ⅲ部 日本型軍事・緊急事態法制の展開と憲法 |
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第九章 テロ対策特別措置法 |
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一 「ショー・ザ・フラッグ」/二 米軍活動支援法の言い換え/三 活動範囲と支援対象・内容の拡大/四 武器使用の拡大/五 グローバル安保体制へ |
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第一〇章 ソマリア「海賊」問題と海賊対処法 |
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一 はじめに/二 「海賊」の「言い分」と「一分」?/三 海洋覇権をめぐる相剋/四 海上警備行動による駆け込み派遣/五 海賊対処新法の問題点 |
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第一一章 日本型軍事法制の変容 |
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一 はじめに/二 「ひねくれた」軍事法制の展開/三 本格的な「国防」官庁への道程/四 自衛隊海外出動の本来任務化/五 自衛隊から「軍」への変容/六 軍事法制の最終指標/七 むすび |
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第一二章 「7・1閣議決定」と安全保障関連法 |
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一 はじめに/二 はじまりは「7・1閣議決定」/三 「平和安全法制整備法」による自衛隊法改正/四 「重要影響事態法」と「国際平和支援法」/五 グレーゾーン事態対処/六 むすびにかえて |
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第一三章 安保関連法と憲法研究者 |
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一 はじめに/二 「公理」?/三 「変更(1)」/四 「変更(2)」/五 「変更(3)」/六 おわりに |
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第一四章 緊急事態条項 |
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一 はじめに/二 憲法と緊急事態条項/三 緊急事態条項の問題点/四 むすびにかえて |
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第Ⅳ部 日米安保体制のグローバル展開 |
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第一五章 安全保障体制 |
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一 安全保障の方式/二 日本国憲法の想定する安全保障/三 日米安保条約と憲法/四 二一世紀の「安全保障環境」と憲法 |
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第一六章 日米安保体制のtransformationと軍事法の変質 |
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一 「新安保条約」半世紀を前に/二 日米安保体制のtransformationの背景/三 軍事法制の変質/四 むすびにかえて |
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第一七章 米軍transformationと自衛隊の形質転換 |
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一 はじめに/二 「防衛同盟」から「介入同盟」へ/三 海外権益保護型への転換/四 海外派遣型自衛隊の行方/五 むすびにかえて |
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第一八章 「日米同盟」と地域的集団安全保障 |
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一 はじめに/二 国際連合と「日米同盟」/三 憲法と地域的集団安全保障/四 地域的集団安全保障モデルのOSCE/五 北東アジアの協調的安全保障への道/六 むすびにかえて |
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第Ⅴ部 ドイツ軍事・緊急事態法制の展開 |
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第一九章 緊急事態法ドイツモデルの再検討 |
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一 はじめに/二 一〇年かけた「憲法的妥協」/三 緊急権乱用を防ぐ憲法的安全装置/四 「有事法制」論議への視点 |
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第二〇章 ドイツにおける軍人の「参加権」 |
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一 はじめに/二 「代表委員」制度の生成と展開/三 軍隊における「軍人参加」/四 むすびにかえて |
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第二〇章補論 「軍人デモ」と軍人法 |
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一 「史上初の軍人デモ」/二 防衛予算削減の抵抗/三 国防相にブーイング/四 連邦軍協会とは/五 軍人法一五条と「軍人デモ」 |
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第二一章 軍隊とジェンダー |
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一 軍隊社会とジェンダー力学/二 ドイツ基本法と女性の戦闘職種禁止/三 欧州司法裁判所クライル判決/四 ドイツ基本法改正による「決着」/五 フェミニズムの勝利か、平和主義の敗北か/六 日本における女性自衛官の問題/七 むすびにかえて |
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第二二章 「新しい戦争」と国家 |
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一 序/二 「国家なくして戦争なし、国家なくして平和もなし」/三 「悪」の概念と寛容の戦略/四 疑惑の戦争か、帝国創設戦争か/五 プロイスの議論の検討/六 むすびにかえて |
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第二三章 戦争の違法性と軍人の良心の自由 |
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一 現代安全国家の役割/二 軍人・個人の権利/三 平和国家の理念と現実/四 むすびにかえて |
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第二四章 日独における「普通の国」への道 |
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一 はじめに/二 「NATO域外(out of area)派兵」の展開/三 連邦憲法裁判所一九九四年七月一二日判決/四 「国防」の変容/むすび |