書誌種別 |
図書 |
タイトル |
歴史のなかの国際秩序観 |
サブタイトル |
「アメリカの社会科学」を超えて |
シリーズ名 |
シリーズ転換期の国際政治 |
シリーズ番号 |
5 |
タイトルヨミ |
レキシ ノ ナカ ノ コクサイ チツジョカン |
サブタイトルヨミ |
アメリカ ノ シャカイ カガク オ コエテ |
シリーズ名ヨミ |
シリーズ テンカンキ ノ コクサイ セイジ |
シリーズ番号ヨミ |
5 |
人名 |
葛谷 彩/編著
小川 浩之/編著
西村 邦行/編著
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人名ヨミ |
クズヤ アヤ オガワ ヒロユキ ニシムラ クニユキ |
出版者・発行者 |
晃洋書房
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出版者・発行者等ヨミ |
コウヨウ ショボウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2017.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,249p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-7710-2897-5 |
ISBN |
4-7710-2897-5 |
分類記号 |
319
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件名 |
国際政治
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内容紹介 |
20世紀の覇権国アメリカと対峙したさまざまな国や地域の学知・外交政策・国際政治思想の特質と展開を、国際秩序観という視点から明らかにし、「アメリカの社会科学」としての国際政治学を批判的に検証する。 |
著者紹介 |
1970年生まれ。明治学院大学法学部准教授。著書に「20世紀ドイツの国際政治思想」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812128282 |
目次 |
序章 「アメリカの社会科学」を超えるとは何か |
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1 問題の所在/2 国際秩序観の視点の提示/3 歴史のなかの国際秩序観/4 「アメリカ」への応戦の諸相 |
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第Ⅰ部 「アメリカの社会科学」に対する応戦 |
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第1章 「英国学派」の失敗 |
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はじめに/1 「英国学派」の出自/2 「アメリカの社会科学」に抗して/3 自壊する「英国学派」/おわりに |
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第2章 「アメリカの社会科学」とどう向き合うか |
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はじめに/1 ドイツにおける国際関係論の制度化/2 ドイツ国際関係論の挫折と新生/3 21世紀のドイツ国際関係論/おわりに |
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第3章 ヨーロッパの批判的安全保障研究 |
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はじめに/1 伝統的安全保障研究への2つの挑戦/2 ヨーロッパ諸学派の形成と展開/3 ヨーロッパ諸学派の意義と限界/おわりに |
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第Ⅱ部 「パックス・アメリカーナ」に対する応戦 |
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第4章 マクミラン政権の国際秩序観と「英米特殊関係」再強化の試み |
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はじめに/1 スエズ危機とマクミラン政権の成立/2 バミューダ首脳会談と英米関係の再構築/3 ワシントン首脳会談と「共通目的に関する宣言」/おわりに |
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第5章 フランスにおけるゴーリスムの国際秩序観 |
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はじめに/1 ドゴールの国際秩序観/2 ドゴールの国際秩序観と「ヨーロッパ」/3 ドゴールの国際秩序観とデタント/おわりに |
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第6章 西ドイツの東方政策と「パックス・アメリカーナ」への応戦 |
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はじめに/1 戦後西ドイツ外交とバール構想の起源/2 バールのヨーロッパ安全保障構想とその位相/3 ブラント政権の東方政策から「共通の安全保障」構想へ/おわりに |
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第7章 朴正煕外交に見る東方政策の歴史的意義 |
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はじめに/1 東方政策に関する韓国政府の評価および予想/2 東方政策の影響と朴政権の政策転換/3 南北対話の中止と対ソ連外交政策の限界/おわりに |
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第Ⅲ部 「アメリカの社会科学」以前の国際関係論 |
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第8章 アメリカ国際関係論における「現実主義」の芽生え |
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はじめに/1 国際法の限界/2 和解の論理としての「現実主義」/3 「現実主義」の共時性/おわりに |
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第9章 IRは社会科学であるべきか? |
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はじめに/1 「中国は平和裏に台頭するか?」/2 現状を固定することの危険性/3 ソ連=RP?アメリカ=SQP?/おわりに |
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第10章 近代日本における外交観と国際秩序観 |
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はじめに/1 国家と社会の哲学/2 外交史研究/3 外交論の展開/おわりに |
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第11章 戦後のイギリスと日本の古典的国際政治論のミッシング・リンク |
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はじめに/1 バターフィールドの国際政治論/2 高坂の国際政治論/3 バターフィールドと高坂をつなぐもの/おわりに |