書誌種別 |
図書 |
タイトル |
はじめてのジェンダー論 |
並列タイトル |
INTRODUCTION TO GENDER AND SEXUALITY STUDIES |
シリーズ名 |
有斐閣ストゥディア |
タイトルヨミ |
ハジメテ ノ ジェンダーロン |
シリーズ名ヨミ |
ユウヒカク ストゥディア |
人名 |
加藤 秀一/著
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人名ヨミ |
カトウ シュウイチ |
出版者・発行者 |
有斐閣
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出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,228p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥1800 |
ISBN |
978-4-641-15039-3 |
ISBN |
4-641-15039-3 |
注記 |
汚れあり(地,p5) |
分類記号 |
367.1
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件名 |
性差
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内容紹介 |
いまだに不当な性差別や性暴力がはびこる現代社会。人はなぜ、女か男かという性別にこだわるのか。その<分類>をいかに意味づけ、社会制度に組み込んでいるのか。<分類>する実践に着目したジェンダー論の入門書。 |
著者紹介 |
1963年生まれ。東京大学大学院社会学研究科Aコース博士課程単位取得退学。明治学院大学社会学部教授。著書に「性現象論」「<恋愛結婚>は何をもたらしたか」など。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812112987 |
目次 |
CHAPTER 1 ジェンダーとの遭遇 |
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1 さまざまなジェンダー現象/2 私たちは<分類>する |
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CHAPTER 2 「女」「男」とは誰のことか |
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1 妊娠・出産する男性?/2 マイノリティとマジョリティ/3 性分化とインターセックス/4 二元的性別という「現実」/5 「性別の基準」をめぐる考察/6 アイデンティティと権力 |
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CHAPTER 3 性別という壁を乗り越える人々 |
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1 トランスジェンダーとは/2 日本社会の中のトランスジェンダー |
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CHAPTER 4 ジェンダーは性と愛をも枠づける |
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1 セクシュアリティ,アイデンティティ,権力関係/2 性自認と性的指向/3 同性愛という<カテゴリー>の発明/4 日本社会における同性間性愛/5 差別への抵抗/6 クィアから未来へ |
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CHAPTER 5 「男なんだから,男らしくすべき」は論理じゃない |
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1 男と女は別の惑星からやってきた?/2 性差の語られ方/3 性差とは集団間の違いである/4 集団間の違いは個人間の違いとイコールではない/5 性役割/6 性差と性役割 |
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CHAPTER 6 科学や数学は女には向いていない? |
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1 女性の科学者が少ないのは,女性には不向きな職業だから?/2 性差の生物学的要因/3 進化/4 生物学におけるジェンダー的偏見/5 生物学的性差の語られ方 |
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CHAPTER 7 ジェンダーの彼方の国はどこにある |
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1 女道と男道/2 「女の子の国」と「男の子の国」/3 ピンクカラーと女性役割/4 女らしい進路,男らしい進路?/5 学校文化と隠れたカリキュラム/6 メディアとジェンダー |
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CHAPTER 8 男が少女マンガを読むのは恥ずかしい? |
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1 少女マンガ/少年マンガという<分類>の不可思議/2 「青少年性行動」調査から見る変遷/3 「草食系男子」は実在するか/4 性教育バッシング |
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CHAPTER 9 <被害者>の視点と<加害者>の視点 |
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1 性暴力の<意味>/2 暴力をどう定義すべきか/3 性暴力の概念をめぐる誤解・曲解/4 文化の違い?/5 ジェンダー・バイアスと強姦神話 |
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CHAPTER 10 「わいせつ」と「レイプ」は同じ罪なのか |
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1 性暴力の<分類>に着目する/2 強姦罪とわいせつ罪/3 セクシュアル・ハラスメント/4 二次被害と性暴力の再生産/5 男性の被害/6 終わりに |
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CHAPTER 11 「女性差別は終わった」という残念な妄想 |
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1 女性優遇は男性差別?/2 男女間の賃金格差の現状/3 男女経済格差をもたらす企業側の要因1/4 男女経済格差をもたらす企業側の要因2 |
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CHAPTER 12 ワーク・ライフ・バランスを阻むものは何か |
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1 男女賃金格差をもたらす労働者側の要因/2 職場における女性の身体/3 「少子化」問題とワーク・ライフ・バランス |
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CHAPTER 13 女は子どもを産んで一人前? |
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1 「母性」という幻想/2 リプロダクティブ・ヘルス&ライツ/3 わたしの身体,わたし自身/4 生殖テクノロジーが照らし出すもの/5 最後に |