書誌種別 |
図書 |
タイトル |
医療利用組合運動と保健国策 |
シリーズ名 |
阪南大学叢書 |
シリーズ番号 |
107 |
タイトルヨミ |
イリョウ リヨウ クミアイ ウンドウ ト ホケン コクサク |
シリーズ名ヨミ |
ハンナン ダイガク ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
107 |
人名 |
青木 郁夫/著
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人名ヨミ |
アオキ イクオ |
出版者・発行者 |
高菅出版
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出版者・発行者等ヨミ |
タカスガ シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2017.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
15,735p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-901793-75-9 |
ISBN |
4-901793-75-9 |
分類記号 |
498.16
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件名 |
病院
/
生活協同組合
/
厚生行政
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内容紹介 |
医療利用組合の個別具体を分析・検討し、その発展段階ごとの特徴を明らかにすることで、歴史的発展過程を「通史」として、その「埋もれた歴史、現代に息づく伝統」を描く。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812111094 |
目次 |
第1章 初期医療利用組合の諸相 |
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はじめに/1 医療利用組合の発展過程/2 初期医療利用組合の概況/3 初期医療利用組合の諸相/おわりに-再び,初期医療利用組合の評価をめぐって/補論1 奈良県田原信用購買販売利用組合 |
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第2章 都市-農村共生型医療利用組合運動とその時代 |
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1 「生活者」と生活の「価値化」/2 生活の協同化としての消費組合的購買組合運動の展開/3 実費診療所運動と医療利用組合/4 無産者診療所運動と医療利用組合/5 健康保険法と医療利用組合 |
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第3章 都市-農村共生型医療利用組合の展開 |
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1 広区域単営医療利用組合発展過程概観/2 広区域単営医療利用組合の評価をめぐって/3 広区域単営医療利用組合の特徴の析出-外形的特徴 |
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第4章 利用購買組合厚生病院-医療利用組合群像<1> |
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はじめに/1 利用購買組合厚生病院とその時代/2 利用組合厚生病院の設立/3 利用購買組合厚生病院の事業経営/4 利用購買組合厚生病院の解散・県信用購買販売利用組合連合会への統合/おわりに |
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第5章 購買利用組合東青病院-医療利用組合群像<2> |
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はじめに/1 東青信用購買利用組合設立とその時代/2 東青信用購買利用組合からの出発/3 東青信用購買利用組合から購買利用組合東青病院への展開/4 青森県の医療利用組合運動と購買利用組合東青病院/5 青森県下における医療利用組合統制のゆくえ |
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第6章 高陵利用組合昭和病院-医療利用組合群像<3> |
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1 高陵利用組合昭和病院創設の時代/2 高陵利用組合昭和病院の設立過程/3 高陵利用組合昭和病院の事業経営/4 医療利用組合運動の連合会組織統制と高陵利用組合昭和病院/補論2 高知県農民医療運動断章-土佐大衆医療組合- |
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第7章 京都購買組合 |
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はじめに-時代情況:第一次世界大戦後における都市社会事業の展開と中間層の生活協同化/1 京都購買組合沿革/2 京都購買組合と歯科医療利用事業/おわりに-市街地購買組合としての京都購買組合の評価をめぐって |
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第8章 1930年代における健康・医療問題と医療利用組合運動 |
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はじめに/1 1930年代における国民の健康と医療/2 医療諸資源の空間的配置と医療利用の状況/3 内務省社会局の情況認識/4 健康・医療問題と医療利用組合 |
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第9章 時局匡救医療救護事業の医療政策史上の位置 |
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はじめに/1 時局匡救医療救護事業の形成過程-「ことの順逆」/2 時局匡救医療救護事業の展開/3 時局匡救医療救護事業の現実/おわりに-時局匡救医療救護事業の医療政策史上の位置 |
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第10章 東京医療利用組合の設立認可をめぐる諸対立・対抗関係 |
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はじめに/1 東京医療利用組合の設立運動/2 東京府庁内での設立認可申請審査過程/3 東京医療利用組合設立をめぐる対抗関係/4 日本医師会による医療利用組合運動についての認識と対応策の確立/おわりに |
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第11章 内務省衛生局による医療利用組合政策の形成過程 |
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はじめに/1 1933年医師法改正・診療所取締規則制定の時代背景/2 1933年医師法改正・診療所取締規則の内容/3 内務省衛生局の医療利用組合に対する認識と政策/おわりに |
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第12章 医療利用組合運動の連合会組織による系統的統制に至る政策形成過程 |
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はじめに/1 農林省による医療利用組合政策の形成過程/2 医療利用組合をめぐる内務省衛生局と農林省との相剋/3 農林省による医療利用組合政策の確立-医療利用組合運動の連合会組織による系統的統制 |
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第13章 蓮池公咲の医療利用組合論の検討 |
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はじめに/1 産業組合の存在理由及び医療利用組合という存在に関する認識-『産業組合法通義』(1934年)/2 医療利用組合の性格規定及びその発展過程についての認識-「最近に於ける医療利用組合問題を論ず」(『産業組合』1935年11月)/3 医療利用組合の組織構成についての認識-「医療利用組合の現状と其の特色」(『医事衛生』1936年1月),『医療利用組合の監査に就いて』(『産業組合』1936年7月)/4 「産業組合の大衆化」と「医療利用組合」との関係に関わる認識-「産業組合の大衆化に就いて」(『産業組合』1937年4月)/5 産業組合による農村保健運動と医療利用組合に関わる認識-「産業組合の保健運動の基礎概念」(『産業組合』1938年8月)/おわりに |
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第14章 医療利用組合運動の連合会組織による統制と保健国策 |
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はじめに/1 医療利用組合連合会とはいかなる組織形態であったか-医療利用組合連合会南丹病院(京都府)を事例として/2 広区域単営医療利用組合の医療利用組合連合会組織への改組転換/3 医療利用組合運動の歴史的発展過程と組織形態/おわりに |
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第15章 滋賀県江南医療購買利用組合連合会甲賀病院 |
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はじめに-滋賀県甲賀郡水口という地/1 1930年代の時代情況と課題-農村保健問題と時局匡救医療救護事業/2 Post時局匡救医療救護事業-農村保健問題対策の構想,そして「保健国策」/3 生活協同化の要求・エネルギーとその統制・組織化としての医療利用組合の形成-江南医療購買利用組合連合会/4 「保健国策」と産業組合-国民健康保険事業代行・保健所/おわりに-市街地・水口と純農村・甲賀郡 |
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第16章 医療利用組合と国民健康保険 |
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はじめに-本章の課題/1 国民健康保険法案立案過程-第70回帝国議会まで/2 国民健康保険法の審議・制定過程-国保事業代行規定をめぐって/3 制定された法令とその解釈/4 医療利用組合による国保事業代行の実態/おわりに/補論3 医療利用組合による国民健康保険組合事業代行に関する覚書 |
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第17章 連合会組織による医療利用組合運動の系統的統制と組織改組の現実相 |
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はじめに/1 産業組合・医療利用組合運動における連合会組織統制及び広区域単営医療利用組合の連合会改組方針の受容過程/2 県区域での連合会組織による医療利用組合運動の統制と広区域単営医療利用組合の改組-岩手県医薬販売購買利用組合連合会の事例/3 広区域単営医療利用組合の旧来の事業区域での連合会組織への改組-静岡県における医療利用組合運動の事例/4 広区域単営医療利用組合の解散・清算と連合会組織への統合-利用組合佐渡病院=佐渡郡購買販売利用組合連合会佐渡病院の事例/5 産業組合による医療利用事業=医療利用組合から産業組合による総合的保健運動へ |
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第18章 戦時保健国策と医療利用組合運動 |
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はじめに/1 医薬制度調査会答申「医療制度改善方策」と医療利用組合/2 農林・厚生両省による医療利用組合の「共管」/3 国民医療法・日本医療団と医療利用組合/おわりに-戦時国民生活と国民の健康・疾病の状況 |