書誌種別 |
図書 |
タイトル |
からだの中の化学 |
タイトルヨミ |
カラダ ノ ナカ ノ カガク |
人名 |
立屋敷 哲/著
|
人名ヨミ |
タチヤシキ サトシ |
出版者・発行者 |
丸善出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
マルゼン シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2017.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
14,206p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-621-30141-8 |
ISBN |
4-621-30141-8 |
注記 |
文献:p196 |
分類記号 |
491.4
|
件名 |
生化学
|
内容紹介 |
食べた物は、からだの中でどのように化学反応するのか。化学的基礎は、からだの仕組みや消化・吸収、代謝、栄養などとどうつながっているのか。からだの中で起こる現象と化学を結びつけて解説する。見返しに元素の周期表あり。 |
著者紹介 |
1949年福岡県生まれ。名古屋大学理学部卒。女子栄養大学教授。理学博士。研究分野は無機錯体化学、無機光化学、無機溶液化学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812104646 |
目次 |
1 なぜ食べるのか:理由・その1 代謝・同化 |
|
1.1 なぜ,何のために食べるのか/1.2 からだの構成と元素・原子・分子:からだの階層構造/1.3 からだはさまざまな元素の原子からできている/1.4 イオン:物質の第二の構成要素/1.5 分子:物質の第三の構成要素/1.6 タンパク質・アミノ酸,脂質,糖質:からだの構成成分 |
|
2 なぜ食べるのか:理由・その2 代謝・異化 酸化還元と食物の熱量・エネルギー |
|
2.1 なぜ,食べても,食べた物の重さだけ体重が増えないのか/2.2 呼吸とは何か,なぜ呼吸するのか/2.3 なぜ水を飲むのか,なぜ排尿するのか:からだの中での水の役割-運搬と排泄/2.4 化学反応と反応熱・熱化学方程式:食物の熱量は食物の燃焼熱/2.5 ヘスの法則(総熱量保存則):食物の燃焼熱から,体内における食物代謝の熱量計算ができる理由,熱量計算の原理/2.6 反応熱の実体は何か:反応熱と結合エネルギー/2.7 エネルギー保存則とエネルギーの相互変換 |
|
3 消化・吸収・運搬・代謝:からだの中の酸と塩基,水と油,気体,代謝反応 |
|
3.1 からだの中の酸と塩基,中和反応/3.2 からだの中の水と油:溶液と溶質の性質/3.3 酸素と二酸化炭素の交換と輸送:呼吸の仕組み/3.4 食べた物はどのように変化するのか |
|
4 からだの恒常性(ホメオスタシス) |
|
4.1 血液のpHはなぜ一定か/4.2 ヒトは食塩がなくてはなぜ生きられないのか/4.3 体温はなぜ一定か:恒温動物と変温動物-反応速度と反応速度定数 |
|
5 情報伝達:神経・ホルモン・免疫・遺伝と化学の原理-電池,分子間力 |
|
5.1 神経情報の伝達はどのように行われるのか:からだの中には電池がある?/5.2 ホルモンによるからだの制御と化学の原理/5.3 免疫:抗原抗体反応,免疫と分子間相互作用/5.4 遺伝情報はいかにして伝達されるのか:子が親に似る仕組みと水素結合 |
|
付録1 モル,モル濃度,中和滴定,密度,さまざまなパーセント濃度,希釈 |
|
6.1 物質量・モルとモル濃度,モル計算/6.2 中和反応:中和滴定と濃度計算/6.3 密度:密度(比重)と体積/6.4 さまざまなパーセント濃度/6.5 溶液の希釈 |
|
付録2 有機化合物の性質を理解するための基礎概念:化学結合,分子間相互作用,立体異性体 |
|
7.1 原子の電子配置とイオンの生成,共有結合と配位結合/7.2 共有結合の極性と電気陰性度/7.3 分子間相互作用・分子間力/7.4 立体異性体 |