| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
江戸教育思想史研究 |
| タイトルヨミ |
エド キョウイク シソウシ ケンキュウ |
| 人名 |
前田 勉／著
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| 人名ヨミ |
マエダ ツトム |
| 出版者・発行者 |
思文閣出版
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| 出版者・発行者等ヨミ |
シブンカク シュッパン |
| 出版地・発行地 |
京都 |
| 出版・発行年月 |
2016.10 |
| ページ数または枚数・巻数 |
11,563,12p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥９５００ |
| ISBN |
978-4-7842-1866-0 |
| ISBN |
4-7842-1866-0 |
| 注記 |
江戸教育史年表:巻末 |
| 分類記号 |
371.21
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| 件名 |
教育学-歴史
／
日本思想-歴史
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| 内容紹介 |
学問が出世に結びつかない身分制社会の近世日本において、学校はいかに生まれ、人々はそれになにを求めたのか。学習の方法、教育の目的に注目して、17世紀から明治初期までを見通し、江戸教育思想史に新たな地平を拓く。 |
| 著者紹介 |
1956年生まれ。東北大学大学院博士後期課程単位取得退学。愛知教育大学教授。博士(文学)。専攻は日本思想史。著書に「近世日本の儒学と兵学」「近世神道と国学」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009812071194 |
| 目次 |
序章 江戸教育思想史序説 |
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一 近世と近代の連続・断絶／二 「教育」と学校／三 国家有用の英才「教育」／四 子弟「教育」／五 二つの教化／六 学びの学問／七 講釈と講談／八 江戸教育思想史の歴史内在的課題 |
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第Ⅰ編 学校構想と家訓 |
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第一章 林家三代の学問・教育論 |
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一 林家塾の「教方」／二 博覧強記の学問／三 講釈と門生講会／四 五科十等の制／五 私塾から学校へ／六 教育と教化の方向性 |
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第二章 江戸前期の学校構想 |
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一 「物知り」批判／二 「いがた」による庶民教化／三 庶民教化の学校／四 武士の教育機関としての学校／五 「同志」との議論講習／六 庶民教化と武士教育 |
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第三章 山鹿素行における士道論の展開 |
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一 士道論の研究史上の問題／二 『甲陽軍鑑』『武教全書』の軍隊統制法／三 朱子『小学』と『武教小学』／四 武士道と職分／五 封建官僚の士道論 |
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第四章 貝原益軒における学問と家業 |
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一 学問と家業の並列／二 家業における勤労精神／三 学問の「楽」／四 不朽への意志 |
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第Ⅱ編 儒学の学習法と教育・教化 |
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第一章 太宰春台の学問と会読 |
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一 徂徠の会読奨励／二 春台の社会観・人間観／三 学問の法則／四 会読の規則／五 「衆議」と決断／六 私的空間の学問 |
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第二章 一八世紀の文人社会と学校 |
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一 彦根藩の文人サロン／二 会読の三つの原理／三 藩校建設の是非論争 |
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第三章 細井平洲における教育と政治 |
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一 「公論」形成の場／二 「他人の交り」／三 「相身互」い／四 「家国の安危」の「相談」／五 庶民教化と講釈／六 「他人と他人との附合」の先駆 |
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第四章 寛政正学派の『中庸』注釈 |
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一 昌平坂学問所の学制改革と会読／二 四書注釈の基本的立場／三 注釈の方法／四 注釈内容の特徴／五 注釈と会読 |
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第Ⅲ編 国学と蘭学の学習法と教育・教化 |
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第一章 一八世紀日本の新思潮 |
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一 国学と蘭学の創業意識／二 「草木と同じく朽」ちない個人／三 同志との会読／四 二つの日本意識 |
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第二章 江戸派国学と平田篤胤 |
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一 会読の場での論争／二 語釈の問題／三 「日本魂」の問題／四 平田篤胤のスタンス／五 理性と信仰 |
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第三章 平田篤胤の講釈 |
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一 講釈家篤胤／二 「無学な人」の「学者ぎらひ」／三 講釈(講談)による庶民教化／四 「皇国」への帰属意識／五 一君万民論の成立 |
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第Ⅳ編 私塾と藩校 |
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第一章 広瀬淡窓における学校と社会 |
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一 淡窓の実力主義／二 風俗から隔離した学校／三 奪席会と競争／四 「官府」の介入事件／五 隔離された学校での自信 |
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第二章 吉田松陰における読書と政治 |
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一 横議横行の先駆者／二 松陰の会読体験／三 「語」の発見／四 朋党／五 読書から政治の場への転換 |
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第三章 長州藩明倫館の藩校教育の展開 |
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一 創設期と重建期との関連／二 創設期の風俗教化の目的／三 創建期の人材教育の目的／四 風俗教化と人材教育の間／五 重建期の人材教育への特化／六 会読における実力と平等／七 会読の政治討論の場への転換／八 藩校と私塾の対立図式の再考 |
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第四章 加賀藩明倫堂の学制改革 |
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一 人格修養の場としての会読／二 第一期の学制改革／三 第二期の学制改革／四 第三期の学制改革／五 平等化の工夫／六 試験制度の試行錯誤／七 学校と人材登用 |
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第五章 明治前期の「学制」と会読 |
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一 会読と寛容精神／二 「学制」の教育理念と輪講／三 郷学の輪講／四 郷学と学制小学校／五 輪講の廃止／六 会読・輪講廃止の理由 |
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終章 |
