書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世日本の開発経済論と国際化構想 |
サブタイトル |
本多利明の経済政策思想 |
タイトルヨミ |
キンセイ ニホン ノ カイハツ ケイザイロン ト コクサイカ コウソウ |
サブタイトルヨミ |
ホンダ トシアキ ノ ケイザイ セイサク シソウ |
人名 |
宮田 純/著
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人名ヨミ |
ミヤタ ジュン |
出版者・発行者 |
御茶の水書房
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出版者・発行者等ヨミ |
オチャノミズ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,365,5p |
大きさ |
23cm |
価格 |
¥9000 |
ISBN |
978-4-275-02048-2 |
ISBN |
4-275-02048-2 |
注記 |
文献:p315〜357 本多利明関連年表:p358〜360 |
分類記号 |
331.21
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件名 |
経済思想-歴史
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件名 |
本多 利明
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件名 |
ホンダ トシアキ
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内容紹介 |
「自然治道之弁」における本多利明の日本国「豊饒」化構想とその後の展開。国内問題・外交問題への対処として、国際社会の中の日本を意識した開発経済論と国際化構想が、民間サイドから天明〜寛政期に出現した意義に迫る。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812059674 |
目次 |
序章 本書の分析視角と内容構成 |
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第Ⅰ部 近世日本の国内開発構想としての本多利明の日本国「豊饒」化構想 |
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はじめに |
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第一章 本多利明と利明研究史 |
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第一節 本多利明の略歴/第二節 「経済学者」としての本多利明研究史 |
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第二章 『自然治道之弁』における本多利明の政策理念「自然治道」と根幹的「治道」としての「渡海運送交易」政策 |
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第一節 利明の捉えた社会経済問題/第二節 政策理念「自然治道」について/第三節 根幹的「治道」としての「渡海運送交易」政策について |
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第三章 『自然治道才弁』における日本国「豊饒」化プラン |
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第一節 「四大急務」政策の内容/第二節 「渡海運送交易」政策と「四大急務」政策の関係性/第三節 「渡海運送交易」政策と「四大急務」政策による日本国「豊饒」化構想の全容/第四節 『自然治道之弁』における日本国「豊饒」化構想と対外交易論の関係性 |
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第四章 『河道』における関東「豊饒」化プラン |
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第一節 関東「貧国」化現象に対する認識/第二節 関東における内陸および海上輸送ルート整備案について/第三節 「渡海運送交易」政策と内陸および海上輸送ルート整備案の関係性/第四節 関東「豊饒」化構想の全容 |
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第五章 『西薇事情』における備後国「豊饒」化プラン |
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第一節 備後国の様相認識/第二節 備後国の商品作物「産業」活性化案について/第三節 「渡海運送交易」政策と商品作物「産業」活性化案の関係性/第四節 備後国「豊饒」化構想の全容 |
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おわりに 第Ⅰ部の総括 |
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補論1 対外交易論の展開に関する付言 |
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補論2 利明の船舶技術論に関する付言 |
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第Ⅱ部 近世日本の国際化構想としての本多利明の対外交易論 |
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はじめに |
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第六章 『西域物語』における対外交易論 |
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第一節 『西域物語』における対外交易論の意味/第二節 現実認識とその対応策/第三節 将来の予測とその対応策/第四節 対外交易論の紹介と日本への適用時期について/第五節 『西域物語』に展開された対外交易論の意義 |
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第七章 『経世秘策』における対外交易論 |
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第一節 現実認織とその対応策/第二節 将来の予測と対応策としての対外交易論/第三節 『経世秘策』に展開された対外交易論の意義 |
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第八章 『交易論』における対外交易論 |
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第一節 利明と蝦夷地の関係性/第二節 『交易論』の成立要因/第三節 国内開発に着目した対応策の提起/第四節 現実政策としての対外交易論の推奨/第五節 『交易論』に展開された対外交易論の意義 |
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第九章 『経済放言』における対外交易論 |
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第一節 現実認識に基づく社会経済問題観/第二節 属島開発に基づく国内開発政策案の提起/第三節 現実政策としての対外交易論の推奨/第四節 『経済放言』に展開された対外交易論の意義 |
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おわりに 第Ⅱ部の総括 |
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終章 結論 |
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第一節 本多利明の経済政策思想の体系的理解/第二節 今後の課題と展望 |