書誌種別 |
児童図書 |
タイトル |
30代記者たちが出会った戦争 |
サブタイトル |
激戦地を歩く |
シリーズ名 |
岩波ジュニア新書 |
シリーズ番号 |
836 |
タイトルヨミ |
サンジュウダイ キシャタチ ガ デアッタ センソウ |
サブタイトルヨミ |
ゲキセンチ オ アルク |
シリーズ名ヨミ |
イワナミ ジュニア シンショ |
シリーズ番号ヨミ |
836 |
人名 |
共同通信社会部/編
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人名ヨミ |
キョウドウ ツウシン シャカイブ |
出版者・発行者 |
岩波書店
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出版者・発行者等ヨミ |
イワナミ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
11,225p |
大きさ |
18cm |
価格 |
¥900 |
ISBN |
978-4-00-500836-0 |
ISBN |
4-00-500836-0 |
注記 |
戦争について考えるための、おすすめの文献や映画:p216〜225 |
分類記号 |
210.74
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件名 |
日中戦争(1937〜1945)
/
太平洋戦争(1941〜1945)
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内容紹介 |
太平洋戦争の激戦地に足を運び、日本兵の話に耳を傾けた30代の記者たちが、当時の状況に思いをはせつつ、戦地の実相を明らかにする。全国各地の地方紙に連載された「遠い戦地で」および「戦争 日本兵たちは」を大幅加筆。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812037946 |
目次 |
はじめに |
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序章◆戦争の発端と経過-中国との戦いが拡大、広範囲に兵送る |
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満州支配めぐり孤立/中国支援の米国と関係悪化/開戦半年後に転換点/沖縄戦、原爆投下経て敗戦 |
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無謀な戦争 |
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1章◆飢餓-腹減らし、逃げ回った ガダルカナル…(前田新一郎) |
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ミミズも食べた/ほとんど知識なかった/甘い見通し「すぐ勝てる」/遅れた撤退判断/ぺしゃんこの遺体/「置いていってください」/仲間が次々倒れ/バカな戦争/目の前の光景と落差/よみがえった食の記憶/遠くにも、近くにも/コラム 補給軽視、日本軍の特徴/[一口メモ]太平洋での戦い |
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2章◆白骨街道-死体に慣れ、人の心なくなった インパール…(川村敦) |
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戦争ゲームで知った/反対意見押し切って/異例、幹部三人交代させる/圧倒的な装備の格差/水を飲むしかなかった/食料なく略奪も/折り重なる遺体/遺骨、ヘルメット、軍票…/命の軽さを痛感/コラム 「精神力があれば勝てる」/[一口メモ]インパール作戦 |
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激戦地で |
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3章◆玉砕-覚悟の突撃、死にに行くんだ サイパン島…(宮城良平) |
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祖母が見せた怒り/四倍近い兵力/バンザイ突撃/どうにでもなれ/おっかさん万歳/島全体が墓/三等国民/今も戦場の悪夢/次の世代へ/亡き人忘れず生き抜いた/コラム 美しい言葉で責任隠す/[一口メモ]サイパン島 |
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4章◆海戦-敵機で空が真っ黒に フィリピン・レイテ沖…(草加裕亮) |
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腕に残る破片/作戦そのものが特攻/亡き戦友に「来たよー」/「不沈」なんて、噓/漂流、沈んでいく人も/突然の鳴咽/海に酒を注ぐ/海上の恐怖を想像/「おら行くけど、ごめんね」/戦場の理不尽/コラム 史上最大、全滅覚悟の戦い/[一口メモ]戦艦武蔵と大和 |
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加害を見つめる |
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5章◆ゲリラ討伐-むごい命令、「子どもも殺せ」 フィリピン・ルソン島…(水島彩子) |
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戦争の知識、ほとんどなかった私/巻き込まれた悲しい国/家族にも明かさずにいた経験/血の雨/「問題になるな」/驚いた「許し、忘れましょう」/許されても忘れてはいけない/コラム BC級戦犯、九〇〇人以上死刑に/[一口メモ]フィリピン戦 |
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6章◆爆撃-地上の恐怖、想像もせず 中国・重慶…(松竹維) |
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爆撃シーンに高揚感/質問に重い空気/三年近く、計一二〇日/標的は市街地/無我夢中の初陣/生き地獄を自ら体験/記憶は永遠に/中国でも風化/命重し/「魔術」にかからないために/コラム ブーメランのように日本に/[一口メモ]無差別爆撃の規制 |
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7章◆掃討作戦-人は簡単に鬼に変わる 中国・華北…(上嶋茂太) |
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アジアを旅行中、非難された/妻の祖父が残した写真/農村を攻撃/涙の命ごい/全身が震えた/すさむ心/張り巡らされた地下道/思い出したくない/乱暴された姉は…/ここに来る資格ない/友だちになれる/コラム 自分たちの行為語り継ぐ/[一口メモ]日中戦争と八路軍 |
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8章◆「慰安婦」-人でなく物のように アジア、南太平洋各地…(上嶋茂太) |
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「ねじれ」をとくために/強姦事件防止のために/「包帯巻く仕事」/見下していた/兵士守るための検査/いたたまれない思い/自分を恥じていた/耐えるしかない/心を平和にして死にたい/コラム 強制性めぐり論争/[一口メモ]日本政府の対応 |
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捕らわれて |
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9章◆抑留-死の恐怖、次は自分か シベリア…(藤堂龍太郎) |
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こんなに簡単に人が死んでいくのか/つるはしで掘ってみた/雪原の中の孤独/人間性なくなった/裸の遺体積み上げた/スターリンの極秘指令/頼れるのは気力だけ/帰国後も続いた苦労/「歴史知らないと失礼」/無念さに近づいたか/コラム 日本軍も課した強制労働/[一口メモ]密約持ち掛け説 |
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終章◆戦場体験と現在-「回路」をつなげる努力を…吉田裕一橋大学教授 |
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自分だったら…/加害証言、七〇年代以降に/「侵略」認識にかげりも/回顧は被害が中心/悲惨な状況、十分知られていない/反戦意識を醸成/被害と加害をクロスさせる/戦場への想像力を/継承の意義、さらに増す(インタビュー:福島聡) |
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デスクノート-醜い自画像と、重い問い…(福島聡) |
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おわりに |
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戦争について考えるための、おすすめの文献や映画 |