書誌種別 |
図書 |
タイトル |
世界の金融危機とバブルの分析 |
サブタイトル |
発生のしくみと政策の検証 |
タイトルヨミ |
セカイ ノ キンユウ キキ ト バブル ノ ブンセキ |
サブタイトルヨミ |
ハッセイ ノ シクミ ト セイサク ノ ケンショウ |
人名 |
宮川 重義/著
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人名ヨミ |
ミヤガワ シゲヨシ |
出版者・発行者 |
中央経済社
/
中央経済グループパブリッシング(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
チュウオウ ケイザイシャ/チュウオウ ケイザイ グループ パブリッシング |
出版地・発行地 |
[東京]/東京 |
出版・発行年月 |
2016.7 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,5,318p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-502-19491-7 |
ISBN |
4-502-19491-7 |
注記 |
文献:p295〜312 |
分類記号 |
338.19
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件名 |
金融恐慌
/
金融政策
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内容紹介 |
金融危機はなぜ繰り返されるのか? 大恐慌をはじめとする世界の金融危機の発生のしくみを明らかにするとともに、バブル期の日本銀行の対応や量的金融緩和政策等の金融政策の効果について検証する。 |
著者紹介 |
1947年生まれ。同志社大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都学園大学特別教授。著書に「現代マクロ経済の分析」など。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009812031163 |
目次 |
第1章 大恐慌とその原因 |
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第1節 大恐慌以前のアメリカの状況/第2節 なぜ,1920年代後半にアメリカで株価高騰が生じたか/第3節 なぜ,株価下落から大恐慌にまで展開したのか/第4節 むすび |
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第2章 M.フリードマンの大恐慌論 |
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第1節 フリードマンの方法論と分析手法/第2節 『アメリカ合衆国の貨幣史』が明らかにしたこと/第3節 同書が残した2つの問題点/第4節 むすび |
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第3章 北欧の金融危機 |
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第1節 金融危機の経過/第2節 金融危機の処理/第3節 金融危機の特徴/第4節 金融危機後の回復/第5節 統計的検証/第6節 むすび |
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第4章 サブプライム金融危機 |
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第1節 金融緩和-住宅バブルの萌芽/第2節 サブプライムローンのトリック/第3節 住宅価格の下落/第4節 危機の発端としての「影の銀行」/第5節 ファイアセールと金融危機/第6節 金融規制の在り方/第7節 連邦準備の政策対応の評価/第8節 むすび/<資料>関連年表 |
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第5章 アジア金融危機 |
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第1節 タイ経済危機の経過/第2節 ヘッジファンドとタイバーツ投機/第3節 ヘッジファンド攻撃の前兆/第4節 なぜ,タイがヘッジファンドに狙われたか/第5節 キャピタル・フローの問題/第6節 金融システムの問題/第7節 財政・金融政策と資本流入/第8節 金融システムと監督・規制の問題点/第9節 IMFプログラム/第10節 アジアファンドの構想/第11節 むすび |
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第6章 日本のバブルとバスト |
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第1節 バブルへの道/第2節 バブル崩壊/第3節 長期デフレ |
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第7章 バブルと国際政治 |
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第1節 1980年代初めのアメリカ経済/第2節 1984年レーガン政権の人事/第3節 プラザ合意への準備/第4節 プラザ合意/第5節 日銀の反発/第6節 宮廷の反乱(ベーカーのボルカー追放劇)/第7節 円高不況/第8節 ルーブル合意/第9節 ブラックマンデー/第10節 なぜ,金融引締めは遅れたか/第11節 むすび/<資料>関連年表 |
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第8章 金融危機と貨幣需要 |
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第1節 マネーサプライの位置付け/第2節 先行研究/第3節 通常の誤差修正モデル/第4節 金融不安変数の定量化/第5節 金融不安を考慮した誤差修正モデル/第6節 フィンランドの場合/第7節 むすび/補論1 推定の手順/補論2 マネタリベースを用いた場合 |
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第9章 ゼロ金利制約下での金融政策 |
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第1節 金融政策の推移/第2節 量的緩和政策と短期金融市場/第3節 量的金融緩和政策と先行研究/第4節 わが国についての統計的検証/第5節 むすび |
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第10章 フィッシャー効果について |
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第1節 先行研究/第2節 データの検討/第3節 モデル/第4節 フィッシャー効果についての証拠/第5節 むすび |