書誌種別 |
図書 |
タイトル |
教育現場のケアと支援 |
サブタイトル |
場の力を活かした学校臨床 |
タイトルヨミ |
キョウイク ゲンバ ノ ケア ト シエン |
サブタイトルヨミ |
バ ノ チカラ オ イカシタ ガッコウ リンショウ |
人名 |
丸山 広人/著
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人名ヨミ |
マルヤマ ヒロト |
出版者・発行者 |
大月書店
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出版者・発行者等ヨミ |
オオツキ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
316,8p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-272-41227-3 |
ISBN |
4-272-41227-3 |
注記 |
文献:p293〜309 |
分類記号 |
371.43
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件名 |
スクールカウンセリング
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内容紹介 |
場の力こそが心理的援助の鍵-。発達障害などが理由で学校にうまく適応できない子どもたち。フィールドワークと事例研究によって教育現場で生起する彼らへの治療的な関わりを見いだし、新しいコンサルテーションの方向を示す。 |
著者紹介 |
1972年石川県生まれ。茨城大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。専門は学校臨床心理学。共著に「「子どものことがよくわからない」と悩む先生へのアドバイス」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812027011 |
目次 |
序章 学校で作用している心理臨床の知 |
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1 教育実践と心理臨床/2 「キミ、親友いる?」/3 「先輩恐怖症」を治した学級担任/4 担任のおこなった対応の治療的意味/5 各章の目的と方法 |
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Ⅰ 学校臨床における課題と本書の方法 |
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第1章 学校での心理的援助の展開と課題 |
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1 学校での心理臨床/2 臨床心理学的知の導入過程/3 学校教育相談の変遷/4 援助プログラムの導入/5 協働スタイルの模索 |
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第2章 学校での支援における三つのアプローチ |
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1 文化適合的な支援の模索/2 相互作用を重視する意義/3 学校臨床における三つのアプローチ/4 環境の変化と学校臨床 |
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第3章 学校への生態学的アプローチ |
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1 行動場面から捉える学校環境/2 行動場面を包括するシステムとその連結/3 変化するシステムの中の行動場面/4 生態学的アプローチの有効性 |
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第4章 学校不適応的児童・生徒への接近方法 |
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1 マイクロ・エスノグラフィという方法/2 フィールドでの立場と役割/3 参与観察と関与的観察の区別/4 関与的観察の事例 |
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Ⅱ 小学校における学校不適応的児童の学校生活とその支援 |
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第5章 教室の多動児に対する生態学的視座からの理解 |
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1 日常場面における援助への注目/2 フィールドワークの実践方法/3 受け入れ組織づくりの展開/4 多次元的介入による支援的なコミュニティづくり |
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第6章 子どもの経験世界に即した支援 |
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1 子どもに即した支援/2 感性的印象の世界から視線触発へ/3 間身体性の世界へ/4 パースペクティブの可動性/5 子どもに即した支援の意義/6 即興的な支援でなされていること |
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第7章 多様なシステムにかかわる巡回相談 |
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1 巡回相談としてのスクールカウンセリング/2 事例1-盗みを主訴とする男児/3 事例2-発達障害を疑われた女児/4 巡回相談の効果を高める多次元への介入 |
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Ⅲ 中学校における学校不適応的生徒の学校生活とその支援 |
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第8章 学校におけるエンパワーメントとディスエンパワーメント |
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1 学校におけるエンパワーメント/2 ナラティブの観察/3 学校環境の生み出す文脈と文脈適合行動/4 G中に埋め込まれた支配力について/5 顧みられないストーリー/6 ストーリーを更新できるようにするための支援 |
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第9章 チーム援助に影響する場の力と対応枠組みが崩壊する意味 |
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1 チーム援助と場の力/2 暴力により翻弄される学校/3 ネットワークの形成/4 枠の亀裂と学校の動き/5 枠づくりの失敗の意義/6 場の変化に応じたチームの捉えなおし |
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第10章 異空間的な居場所としての相談室 |
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1 学校における相談室の性質/2 学校生活における不適応的生徒/3 新しい関係性をつくりだした生徒の事例/4 ディスエンパワーに対抗する生徒たち/5 新しい交流を育てるケアの空間 |
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終章 学校臨床における生態学的アプローチ |
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1 場の力と個人的な居場所/2 学校システムとコラボレーション/3 手持ちのやり方を最大限に活かすこと/4 今後の展望 |