書誌種別 |
図書 |
タイトル |
発展途上国の通貨統合 |
タイトルヨミ |
ハッテン トジョウコク ノ ツウカ トウゴウ |
人名 |
木村 秀史/著
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人名ヨミ |
キムラ シュウシ |
出版者・発行者 |
蒼天社出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ソウテンシャ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,227p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-901916-48-6 |
ISBN |
4-901916-48-6 |
注記 |
文献:p205〜221 |
分類記号 |
338.97
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件名 |
国際通貨
/
発展途上国
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内容紹介 |
途上国通貨統合の理論を構築し、中東の湾岸産油国で構成される湾岸協力会議の通貨統合の性格や特徴を解明。その他の地域で議論される通貨統合も取り上げ、ユーロとは異なる途上国通貨統合の特徴を浮き彫りにする。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009812013903 |
目次 |
第1章 リージョナリゼーションの中の通貨統合 |
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第1節 経済のリージョナリゼーションの歩み/第2節 今日のリージョナリゼーションの広がりとその特徴/第3節 グローバリゼーションとリージョナリゼーションの関係/第4節 リージョナリゼーションと発展途上国の通貨統合 |
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第2章 最適通貨圏の理論の基本的な考え方 |
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第1節 伝統的最適通貨圏の理論1-マンデル/第2節 伝統的最適通貨圏の理論2-マッキノンとケネン/第3節 内生的最適通貨圏の理論1-貿易拡大効果/第4節 内生的最適通貨圏の理論2-景気の同調性と特化問題/第5節 最適通貨圏の理論と金融統合-金融のリスクシェアリング/第6節 OCA論の限界と問題点 |
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第3章 途上国の通貨統合における為替政策と金融政策の放棄のコスト |
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第1節 途上国での為替政策の放棄のコスト/第2節 途上国での金融政策の放棄のコスト/第3節 途上国の通貨統合における景気の同調性 |
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第4章 欧州債務危機・ユーロ危機の教訓 |
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第1節 欧州債務危機の背景/第2節 リージョナルインバランスと対外債務危機/第3節 リージョナルインバランスはどのように調整されるべきか |
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第5章 最適通貨圏の理論の限界とリージョナルインバランス |
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第1節 通貨統合下の対外債務問題/第2節 リージョナルインバランスのパターンと調整対象/第3節 通貨統合の下でのリージョナルインバランスの調整プロセス |
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第6章 途上国の通貨統合におけるベネフィット |
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第1節 域内貿易と直接投資の拡大/第2節 インフレ率の安定と名目金利の低下/第3節 金融統合と金融市場の発展/第4節 途上国の通貨統合は経済成長をもたらすのか |
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第7章 地域統合プロセス全体からみた通貨統合 |
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第1節 通貨統合の三段階論/第2節 地域統合のプロセスと通貨統合 |
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第8章 GCC通貨統合の概要とそのねらい |
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第1節 湾岸諸国の経済構造/第2節 GCC通貨統合の概要/第3節 GCC通貨統合のねらいとは何か |
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第9章 GCC通貨統合の構造と理論 |
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第1節 GCC通貨統合の域内経済に対するベネフィット/第2節 GCC通貨統合の為替政策と金融政策の放棄のコスト/第3節 GCC通貨統合における景気の同調性/第4節 GCC通貨統合におけるリージョナルインバランス |
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第10章 GCC通貨統合の制度設計上の課題 |
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第1節 GCC通貨統合にとっての収斂基準の意義/第2節 域内為替レートメカニズムと通貨交換/第3節 GCC共通通貨の為替相場制度 |
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第11章 湾岸諸国の金融市場と金融統合の現状 |
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第1節 湾岸諸国の金融市場の構造と特徴/第2節 湾岸諸国の金融統合の現状/第3節 湾岸諸国における金融統合の課題と展望 |
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第12章 途上国通貨統合の比較と分類 |
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第1節 メルコスール/第2節 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)/第3節 東アジア(ASEAN+3)/第4節 結論-発展途上国の通貨統合の比較と分類 |