書誌種別 |
図書 |
タイトル |
教職課程のための憲法入門 |
タイトルヨミ |
キョウショク カテイ ノ タメ ノ ケンポウ ニュウモン |
人名 |
西原 博史/編著
斎藤 一久/編著
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人名ヨミ |
ニシハラ ヒロシ サイトウ カズヒサ |
出版者・発行者 |
弘文堂
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出版者・発行者等ヨミ |
コウブンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,264p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2200 |
ISBN |
978-4-335-35652-0 |
ISBN |
4-335-35652-0 |
分類記号 |
374.35
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件名 |
教員
/
憲法-日本
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内容紹介 |
どうして、日本国憲法は教職課程の必修科目なのか? 校則、給食、修学旅行、いじめなど、学校で起こる事例をもとに、教育現場と憲法のつながりを丁寧に説明することで、その疑問に答える。用語集、日本国憲法全文も収録。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程単位取得退学。同大学社会科学総合学術院教授。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811992752 |
目次 |
プロローグ 学校から憲法を考える |
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1 憲法が教職課程で必修になっている二重の意味/2 主権者を育てるということ/3 基本的人権の保障に責任を負うということ/コラム 先生、教師、教員、教育職員、教育公務員 |
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第1章 1人ひとりを最大限尊重するために |
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1 みんなで決めてよいことと、いけないこと/2 個人の尊厳と人権/3 誰に対する人権なのか/4 人権の内容とその根拠は何か/5 人権の制限は許されるのか/6 違憲審査基準をどう使うのか |
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第2章 学校にいる人の権利を考える |
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1 子どもの権利/2 教師の権利・権限/3 私人間適用 |
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第3章 平等を保障するとはどういうことなのか |
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1 何のために平等は保障されるのか/2 憲法が保障する差別の禁止と平等の範囲とは/3 差別類型/4 差別と教育 |
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第4章 心の自由を考える |
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1 思想・良心の自由を考える/2 信教の自由を考える |
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第5章 悪口を言うのも自由なのか |
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1 何のために表現の自由はあるのか/2 表現の自由の限界はどこにあるのか/3 マス・メディアと国民の関係はどのようなものか |
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第6章 学問は生活のためのものなのか |
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1 学問の自由/2 大学の自治/3 教師の教育の自由 |
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第7章 1人ひとりにふさわしい教育を確保するために |
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1 教育を受ける権利は何のためにあるのか/2 義務教育とは誰が何をしなければいけないのか |
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第8章 自由を支える社会権を求めて |
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1 経済的自由権と社会権/2 生存に関する権利/3 労働に関する権利 |
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第9章 もし警察に捕まってしまったら |
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1 手続の重要性/2 憲法が保障する重要な権利/3 裁判と刑の重さ/4 刑務所に入ることになったら/5 未成年だった場合はどうなるのか |
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第10章 政治の主役は誰なのか |
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1 国民主権とは/2 選挙で選ばれる人と選挙の重要な原則/3 参政権とは/4 わたしの1票は、あなたの1票の5分の1の価値なのか/5 不正が生じにくい選挙のやり方とは |
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第11章 「全世界の国民」が平和に生きるために |
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1 なぜ平和主義が憲法の基本原理なのか/2 平和主義の内容/3 平和主義をめぐる裁判/4 自衛隊の海外派遣に向けた動き |
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第12章 教育を枠づける国の統治の仕組み |
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1 教育は法律に基づかなければならないのか/2 内閣と行政/3 教育政策/4 司法権 |
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第13章 地方のこと、国のこと、世界を視野に考えること |
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1 地方自治とは/2 地方公共団体はどのような役割を果たすのか/3 地方分権改革とは/4 主権者教育とは |
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第14章 憲法はどこから来たのか |
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1 憲法とは/2 立憲的意味の憲法の特質/3 日本憲法史と立憲主義 |
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エピローグ 憲法から学校を考える |
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1 試験対策とアクティブ・ラーニング/2 学校という場での憲法/3 出会い/4 多くの人たちの支えを忘れずに |