書誌種別 |
図書 |
タイトル |
農業経済学講義 |
タイトルヨミ |
ノウギョウ ケイザイガク コウギ |
人名 |
山崎 亮一/著
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人名ヨミ |
ヤマザキ リョウイチ |
出版者・発行者 |
日本経済評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ケイザイ ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2016.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,197p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-8188-2415-7 |
ISBN |
4-8188-2415-7 |
分類記号 |
611
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件名 |
農業経済
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内容紹介 |
大学学部生が一般経済学を基礎から理解し、農業経済学への関心を深めてゆくために最適なテキスト。スミスに始まる経済の歴史をひも解きながら、現代の農業問題へと至る全12章で構成。 |
著者紹介 |
1957年北海道生まれ。北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。東京農工大学大学院農学研究院教授。農学博士。著書に「グローバリゼーション下の農業構造動態」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811984254 |
目次 |
第1章 スミスと労働価値説 |
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経済学と農業経済学/重商主義批判としての『国富論』/生産力発展における分業の意義/労働価値説と経済原則/労働価値説の人間観と労働犠牲説/剰余価値と疎外された労働 |
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第2章 リカード差額地代論 |
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農業経済学で地代論は重要/スミスの構成価値論/リカードの分配理論/リカード差額地代論における1つの前提条件/農産物価格の形成/差額地代の形成/差額地代に関する補足/差額地代論のまとめ |
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補論1 資本の流通式と価値増殖 |
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第3章 リカード巨視的動態論 |
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巨視的動態論の3つの命題/耕境の拡大と農産物価格の上昇/最劣等地の移動にともなう社会全体の地代の増加/最劣等地の移動にともなう賃金の上昇と利潤率の低下/巨視的動態論の世界における受益者と投資意欲の低下/巨視的動態論の3つの前提条件 |
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補論2 収穫逓減条件と限界生産性 |
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収穫逓減条件/限界生産性 |
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補論3 価値法則の修正と貿易論 |
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比較生産費論/価値法則の修正 |
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第4章 資本制社会の歴史性 |
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マルクスと『資本論』/資本制社会という言葉について/資本制社会の政府/そもそも社会の歴史性を認識するということと,資本制社会の始まり/労働者と農奴/本源的蓄積あるいは原始的蓄積/商品経済の浸透と競争/分与地と村落共有地/事物の発展過程は同時にその否定要因の形成過程でもある/資本制社会の否定要因/資本制社会の歴史性を認識することが困難な理由 |
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第5章 ポスト・マルクス体系の時代における経済学と農業問題 |
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ここまでの要約とこの章で行うこと/ポスト・マルクス体系の時代における経済学の2つの流れ/資本制農業/農民層分解/資本制農業のビジョンと現実/農業問題と農業経済学の生成 |
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第6章 産業としての農業の特徴 |
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農業問題と社会主義運動/ドイツ修正主義論争とロシア資本主義論争/農業生産の特徴と家族経営/農業生産の工業生産と較べた不利な点/土地所有が農業発展を抑制することについて/家族経営の耐久力 |
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補論4 労働手段,労働対象,生産手段 |
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第7章 シェーレと社会構成体 |
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シェーレ/需給曲線と均衡価格/完全競争市場下での生産量の決定/不完全競争市場下での利潤最大化/独占利潤,独占価格,独占体/シェーレへの対応/20世紀以降の先進国経済の構造と農業市場論/接合(articulation)/従属学派/社会構成体 |
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第8章 資本制社会の基本矛盾と農業 |
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ローザ・ルクセンブルク/生産と消費の矛盾/セーの法則/労働力商品化の矛盾/資本制社会の基本矛盾と非資本制セクター,基本矛盾のルクセンブルク的解決/基本矛盾の展開 |
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第9章 途上国の経済発展と新国際分業論 |
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前章の復習/ここからの問題:南々問題/GDPを指標として用いたサブサハラ・アフリカと東南アジアの比較/世界システム論と新国際分業論/「周辺=辺境」の発展と新しい国際分業/第2次世界大戦後の経済成長と産業予備軍/1970年頃の状況:産業予備軍の枯渇/多国籍企業の展開と途上国の経済発展 |
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第10章 第2次世界大戦後の日本経済と農業 |
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新国際分業論の問題点/「東アジアコンプレックス」と「西ヨーロッパ・アフリカコンプレックス」/1970年以前の日本経済と農村からの都市への労働力移動/「国民所得倍増計画」と「農業基本法」/兼業従事者の増加/在宅通勤兼業者の政策的位置づけ/転換期としての1980年代中頃/転換期後の日本経済と企業/転換期後の日本農業と「食料・農業・農村基本法」/「食料・農業・農村基本計画」 |
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第11章 ベトナムの経済発展と農民層分解 |
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「東アジアコンプレックス」の「中心」と「周辺=辺境」/メコン河デルタの風土/メコン河デルタの開発史/ドイモイ政策期の経済発展/メコン河デルタの農民層分解 |
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第12章 西ヨーロッパ・アフリカコンプレックス |
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第2次世界大戦後のフランス経済と外国人労働力/メイヤスーの学説/サブサハラ・アフリカの農家と共同体/ニジェール河内陸デルタの風土/伝統的土地制度/共同体内での互助/共同体が強く残っている社会では労働者は形成されにくい |