書誌種別 |
図書 |
タイトル |
刑事実体法演習 |
サブタイトル |
理論と実務の架橋のための15講 |
タイトルヨミ |
ケイジ ジッタイホウ エンシュウ |
サブタイトルヨミ |
リロン ト ジツム ノ カキョウ ノ タメ ノ ジュウゴコウ |
人名 |
田中 康郎/監修
江見 健一/編集代表
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人名ヨミ |
タナカ ヤスロウ エミ ケンイチ |
出版者・発行者 |
立花書房
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出版者・発行者等ヨミ |
タチバナ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
20,538p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3300 |
ISBN |
978-4-8037-4339-5 |
ISBN |
4-8037-4339-5 |
分類記号 |
326
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件名 |
刑法
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内容紹介 |
刑法(総論・各論)に関する主要なテーマについて、現役の刑事裁判官が、学説と判例の接点を分かりやすく解説した演習書。「事案を見抜く力」「構成要件該当事実を認定・評価する力」「事案を適切に解決する力」が養える。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811961155 |
目次 |
序説 刑法の修学 |
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1 はじめに/2 刑法の修学の課題と読者への期待/3 刑法の修学/4 刑法の修学再考/5 おわりに |
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第1講 不真正不作為犯,不作為犯と共犯 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Aの罪責/3 Bの罪責/4 結論/5 犯罪事実記載例 |
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第2講 早すぎた結果の発生 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 情報に対する刑法的保護/3 殺人罪の成否(早すぎた結果の発生)/4 監禁罪等の成否/5 死者の占有/6 建造物等以外放火罪の成否/7 罪数/8 犯罪事実記載例 |
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第3講 抽象的事実の錯誤,共謀共同正犯 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Bの罪責/3 A及びCの罪責(設例4の拳銃発射関係)/4 A及びCの罪責(設例6の拳銃発射関係)/5 D及びBの罪責(設例7関係)/6 まとめ(罪数に関する検討を含む)/7 犯罪事実記載例 |
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第4講 具体的事実の錯誤,共犯の錯誤 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 B及びCの罪責/3 Aの罪責/4 まとめ/5 犯罪事実記載例 |
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第5講 過失犯,因果関係 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Bの行為について犯罪の成否が問題となる点/3 過失運転致死傷罪/4 Aの行為について犯罪の成否が問題となり得る点/5 未成年者誘拐罪(刑法224条)/6 逮捕監禁致死罪(刑法221条)/7 Aの罪数/8 犯罪事実記載例 |
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第6講 正当防衛,過剰防衛 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Aの罪責/3 Bの罪責/4 犯罪事実記載例 |
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第7講 不法領得の意思,親族相盗例,盗品等に関する罪 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 クレジットカードの不正使用/3 住居侵入罪/4 窃盗罪をめぐる問題/5 盗品等に関する罪をめぐる問題/6 まとめ/7 犯罪事実記載例 |
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第8講 強盗罪,共犯の因果性 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Aの罪責/3 Bの罪責/4 Cの罪責/5 犯罪事実記載例 |
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第9講 キャッシュカード,クレジットカードの不正使用,横領 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Vのキャッシュカードを取得するなどした上,これを利用してATMから現金を引き出すなどした行為の罪責/3 Vのクレジットカードを取得し,これを利用して購入名下に商品を得た行為の罪責/4 結論/5 犯罪事実記載例 |
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第10講 オレオレ詐欺,共同正犯と幇助 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 A及びBの罪責/3 Cの罪責/4 まとめ/5 犯罪事実記載例 |
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第11講 横領,背任 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 第1事件/3 第2事件におけるAの罪責/4 罪数/5 犯罪事実記載例 |
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第12講 放火罪,殺人の故意(殺意) |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 建物や物が燃えた点/3 V及びWが焼死した点/4 延焼罪と重過失致死罪の罪数関係/5 Aが精神安定剤を服用し,ウィスキーを飲んでいた点/6 犯罪事実記載例 |
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第13講 治療行為と傷害罪,文書偽造罪と名義人の承諾 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Aの罪責/3 Bの罪責/4 Cの罪責/5 犯罪事実記載例 |
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第14講 権利行使と恐喝,収賄と公務員の職務権限 |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 Aの罪責/3 Cの罪責/4 Bの罪責/5 犯罪事実記載例 |
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第15講 罪数(包括一罪,牽連犯,かすがい現象) |
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設例/解説/1 設例へのアプローチ/2 通貨偽造罪の成立とその罪数/3 偽造通貨行使罪と詐欺罪/4 通貨偽造罪と複数の偽造通貨行使罪の罪数/5 文書偽造罪/6 ミッドナイト印刷社に対する「捜索差押え」の実施/7 ホーン社に対する「捜索差押え」の実施/8 Bの行為の罪数(かすがい現象)/9 犯罪事実記載例 |