書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近世の公家社会と京都 |
サブタイトル |
集住のかたちと都市社会 |
タイトルヨミ |
キンセイ ノ クゲ シャカイ ト キョウト |
サブタイトルヨミ |
シュウジュウ ノ カタチ ト トシ シャカイ |
人名 |
登谷 伸宏/著
|
人名ヨミ |
トヤ ノブヒロ |
出版者・発行者 |
思文閣出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
シブンカク シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2015.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,376,8p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7842-1795-3 |
ISBN |
4-7842-1795-3 |
分類記号 |
361.78
|
件名 |
京都市-歴史
/
日本-歴史-近世
/
公家
|
内容紹介 |
近世都市京都の大きな特徴は、朝廷・公家社会の存在にある。公家町の形成・変容過程の解明を通じて、京都の都市空間の特質を明らかにするとともに、都市における公家の集住・居住形態、および町方社会との関係を検討する。 |
著者紹介 |
1974年京都市生まれ。京都大学大学院工学研究科生活空間学専攻博士後期課程修了。京都大学博士(工学)。京都橘大学文学部歴史遺産学科助教。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811895207 |
目次 |
序章 近世都市京都研究における公家社会の位置 |
|
一 本書の目的/二 先行研究の到達点と課題/三 本書の構成 |
|
第一部 公家町の形成と変容 |
|
第一章 近世における公家町の形成について |
|
はじめに/一 「中むかし公家町之絵図」について/二 織田信長による公家の集住地区建設計画について/三 豊臣政権による公家町の形成/四 江戸幕府による公家町の拡大/五 近世統一政権による公家町の形成とその特質 |
|
第二章 陣中から惣門之内へ |
|
はじめに/一 中近世移行期における陣中・陣口の変容/二 豊臣政権期における公家町の空間構造/三 惣門之内の成立/おわりに |
|
第三章 十七世紀後半における公家の集住形態について |
|
はじめに/一 寛文十一年の火災と公家屋敷地をめぐる朝幕間の交渉/二 寛文期における公家の集住形態/三 公家の集住形態に関する朝廷・幕府の認識/四 十七世紀後半における公家の集住形態とその特質/おわりに |
|
第四章 元禄・宝永期における公家の集住形態と幕府の対応について |
|
はじめに/一 元禄・宝永期の公家町と公家の集住形態/二 公家の町人地居住に対する幕府の対応/おわりに |
|
第五章 宝永の大火と公家町の再編 |
|
はじめに/一 宝永の大火と公家町/二 公家町再編計画について/三 道路の拡幅・整備過程/四 公家屋敷地の移転と明地の設置/おわりに |
|
第六章 宝永の大火と公家の集住形態の変容について |
|
はじめに/一 公家町再編と公家屋敷地の増加/二 大規模な屋敷地給付の目的と背景/三 公家の集住・居住形態の変容と幕府の対応/おわりに |
|
第二部 公家と町 |
|
第一章 堂上公家の町人地における屋敷地集積過程について |
|
はじめに/一 町人地における屋敷地買得までの経緯/二 屋敷地集積の過程/三 屋敷地集積の特質/おわりに |
|
補論 町人地における公家の屋敷地買得について |
|
一 十八世紀中頃の公家町/二 屋敷地譲渡の経緯/三 町側の対応 |
|
第二章 町人地における久世家の居住形態について |
|
はじめに/一 町における久世家の居住形態/二 久世家と諸社会集団/三 久世家と洛中洛外の寺社との関係/おわりに |
|
第三章 幕末期における地下官人真継家の居住形態について |
|
はじめに/一 真継家について/二 真継家の屋敷について/三 町人地居住の特質/おわりに |
|
第四章 御産所と都市社会 |
|
はじめに/一 近世天皇家の後宮と出産儀礼/二 御産所設置における天皇家の論理/三 御産所と都市社会/おわりに |
|
結章 近世都市京都と公家社会 |
|
一 複合都市京都の形成/二 公家町を中心とする都市空間の形成/三 都市における公家社会の居住形態について |