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書誌情報サマリ

タイトル

尾崎翠の詩と病理

人名 石原 深予/著
人名ヨミ イシハラ ミヨ
出版者・発行者 ビイング・ネット・プレス
出版年月 2015.3


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル 尾崎翠の詩と病理
タイトルヨミ オザキ ミドリ ノ シ ト ビョウリ
人名 石原 深予/著
人名ヨミ イシハラ ミヨ
出版者・発行者 ビイング・ネット・プレス
出版者・発行者等ヨミ ビイング ネット プレス
出版地・発行地 相模原
出版・発行年月 2015.3
ページ数または枚数・巻数 374p
大きさ 20cm
価格 ¥3500
ISBN 978-4-908055-08-9
ISBN 4-908055-08-9
注記 文献:p294〜295
分類記号 910.268
件名 尾崎 翠
件名 オザキ ミドリ
内容紹介 尾崎翠の代表作「第七官界彷徨」、そして「歩行」「こほろぎ嬢」「地下室アントンの一夜」の4作品を論じることを通して、尾崎翠作品における「詩と病理」について考察する。新発見の作品・書簡、同時代評も収録。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009811886233
目次 論文編
序章
一 研究の背景と目的/注/二 研究方法/三 論文の構成
第一章 「第七官」をめぐって
はじめに/一 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」1-井上円了/二 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」2-綱島梁川・内村鑑三/三 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」3-骨相学関係/四 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」4-大正期の仏教関係/五 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」5-薄田泣菫・与謝野晶子/六 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」6-オリバー・ロッジ『死後の生存』/七 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」7-橋本五作『岡田式静坐の力』/八 大正末期から昭和初期の芸術の新潮流における「第七官(感)」/九 大正末期から昭和初期の散文における「第七官(感)」/一〇 「第六官(感)」の変遷/一一 「第七官(感)」の変遷/一二 尾崎翠が接したと考えられる「第七官(感)」の用例/おわりに/注
第二章 「第七官界彷徨」論
はじめに/一 物語内での「第七官」と、「喪失感」と「かなしみ」/二 「こころこまやかなやりとり」と別離/三 「よほど遠い過去のこと」という語りの意味/おわりに 「第七官界彷徨」における回想のありかた/注
第三章 「歩行」論
はじめに/一 冒頭と末尾に配されている詩と、回想する「私」/二 「私」の歩行と「おもかげを忘れる」こと/三 「私」の淋しさと「芭蕉の幹が風に揺れる音」/四 「私」が九作から教えられた詩/おわりに/注
第四章 「こほろぎ嬢」論
はじめに/一 こほろぎ嬢についての曖昧な情報と否定的な見解/二 「桐の花」と「こほろぎ」/三 「古風なものがたり」と「どつぺるげんげる」/四 「こほろぎ嬢」における神経病者たち/五 頭を打たれる感覚、こほろぎ嬢の孤独/おわりに/注
第五章 「地下室アントンの一夜」論
はじめに/一 尾崎翠のロシア文学への関心とチェーホフ受容/二 チェーホフ「決闘」とエヴレイノフ「心の劇場」からの「地下室アントンの一夜」への影響/三 「地下室アントンの一夜」における詩人の危機の回避/四 (地下室にて)における回復の様相/おわりに/注
終章
一 研究成果(論文編)の要約/二 「もくれん」に見る聴覚と女性像の回復/三 今後の課題
資料編
一 新たに確認できた尾崎翠自身による書簡・作品/二 新たに確認できた同時代評および同時代人との関係を示す資料



目次


内容細目

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