書誌種別 |
図書 |
タイトル |
中国南北朝隋唐陶俑の研究 |
タイトルヨミ |
チュウゴク ナンボクチョウ ズイ トウ トウヨウ ノ ケンキュウ |
人名 |
小林 仁/著
|
人名ヨミ |
コバヤシ ヒトシ |
出版者・発行者 |
思文閣出版
|
出版者・発行者等ヨミ |
シブンカク シュッパン |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2015.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,421p |
大きさ |
27cm |
価格 |
¥13000 |
ISBN |
978-4-7842-1790-8 |
ISBN |
4-7842-1790-8 |
分類記号 |
751.2
|
件名 |
陶磁器-中国
/
遺跡・遺物-中国
|
内容紹介 |
死者とともに墓に埋葬される副葬明器の一種である俑。中国の南北朝から隋唐にかけての俑について、著者の長年の現地調査による成果を踏まえ、地域性と様式変遷の観点から、美術史的、陶磁史的考察を行う。 |
著者紹介 |
1968年東京都生まれ。帝塚山大学人文科学研究科博士(学術)学位取得。大阪市立東洋陶磁美術館主任学芸員。専門は東洋陶磁史、とくに中国陶磁史。第35回小山冨士夫記念賞(奨励賞)受賞。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811884646 |
目次 |
序章 |
|
1 はじめに/2 俑について/3 陶俑研究史序説/4 本書の目的 |
|
第Ⅰ部 南北朝時代の陶俑の様式変遷と地域性 |
|
第1章 洛陽北魏陶俑の成立とその展開 |
|
1 はじめに/2 洛陽遷都以前の北魏陶俑/3 洛陽北魏陶俑に関する先行研究/4 洛陽北魏陶俑の特徴/5 洛陽北魏陶俑に関する諸問題/6 おわりに/表 洛陽遷都後の北魏陶俑一覧/図版 |
|
第2章 北朝鎮墓獣の誕生と展開 |
|
1 はじめに/2 北朝鎮墓獣の草創期/3 北朝鎮墓獣の展開/4 おわりに/図版 |
|
第3章 南北朝時代における南北境界地域の陶俑について |
|
1 はじめに/2 対象墓葬分布と歴史背景/3 各墓葬の概要/4 陶俑に関する考察/5 各墓葬の年代をめぐって/6 おわりに/表 漢水流域南北朝墓葬出土陶俑一覧/図版 |
|
第4章 南朝陶俑の諸相 |
|
1 はじめに/2 襄陽賈家冲南朝画像塼墓出土の陶俑について/3 武漢地区出土の南朝陶俑/4 おわりに/図版 |
|
第5章 北斉時代の俑に見る二大様式の成立とその意義 |
|
1 はじめに/2 北斉俑の出土分布/3 鄴と晋陽の俑の比較/4 北斉俑の制作技法/5 二大様式成立の背景とその意義/6 おわりに/表 北斉陶俑出土墓葬一覧/図版 |
|
第6章 北斉鄴地区の明器生産とその系譜 |
|
1 はじめに/2 北斉鄴地区の陶俑とその系譜/3 北斉鄴地区の低火度鉛釉器とその系譜/4 おわりに/図版 |
|
第Ⅱ部 隋唐時代の陶俑への新たな視座 |
|
第7章 隋俑考 |
|
1 はじめに/2 隋俑に見られる北斉の俑の影響/3 隋俑の新たな展開/4 おわりに/表 隋俑出土墓葬一覧/図版 |
|
第8章 白瓷の誕生 |
|
1 はじめに/2 白瓷誕生に関する諸問題/3 安陽隋張盛墓出土の白瓷俑について/4 おわりに/図版 |
|
第9章 初唐黄釉加彩俑の特質と意義 |
|
1 はじめに/2 黄釉加彩俑の出土例/3 黄釉加彩俑の位置づけ/4 おわりに/図版 |
|
第10章 唐代邢窯における俑の生産とその流通に関する諸問題 |
|
1 はじめに/2 邢窯遺址出土の俑/3 河北唐墓出土の俑/4 邢窯初唐俑の流通/5 おわりに/表 河北地区出土唐俑一覧/図版 |
|
第11章 西安・唐代醴泉坊窯址の発掘成果とその意義 |
|
1 はじめに/2 醴泉坊窯址について/3 出土遺物について/4 出土した俑についての考察/5 俑の年代について/6 俑の制作技法について/7 おわりに/図版 |
|
第12章 唐時代の俑の制作技法について |
|
1 はじめに/2 唐時代の陶俑陶笵の出土/3 陶笵成形実験の概要とその成果/4 おわりに/図版 |
|
結語 |