書誌種別 |
図書 |
タイトル |
家畜感染症の経済分析 |
サブタイトル |
損失軽減のあり方と補償制度 |
タイトルヨミ |
カチク カンセンショウ ノ ケイザイ ブンセキ |
サブタイトルヨミ |
ソンシツ ケイゲン ノ アリカタ ト ホショウ セイド |
人名 |
山口 道利/著
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人名ヨミ |
ヤマグチ ミチトシ |
出版者・発行者 |
昭和堂
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出版者・発行者等ヨミ |
ショウワドウ |
出版地・発行地 |
京都 |
出版・発行年月 |
2015.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,187p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-8122-1433-6 |
ISBN |
4-8122-1433-6 |
注記 |
文献:p175〜183 |
分類記号 |
649.8
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件名 |
家畜衛生
/
家畜伝染病
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内容紹介 |
口蹄疫や鳥インフルエンザなど社会的影響の大きな感染症を対象に、家畜感染症発生時の公的な補償制度と私的な損失軽減メカニズムについて、抽象的な理論モデルを用いて分析する。 |
著者紹介 |
1974年京都府生まれ。京都大学大学院薬学研究科医薬産業政策学講座(日本製薬工業協会寄附講座)特定助教。京都大学博士(農学)。2015年4月より龍谷大学農学部講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811884149 |
目次 |
序章 家畜疾病のコントロール・デザイン-損失を軽減することの意味 |
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1 家畜感染症拡大のメカニズム-経済的要因の重要性/2 疾病発生現場における制度の分析-制度の経済学の援用 |
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第Ⅰ部 家畜疾病コントロールの経済学的側面 |
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第1章 獣医学分野における経済学-獣医経済疫学の展望と課題 |
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1.1 はじめに-家畜疾病コントロールの経済学的側面/1.2 獣医経済疫学の誕生-その背景と歴史/1.3 獣医経済疫学の対象と方法/1.4 獣医経済疫学の現状と課題-効率的な疾病対策のデザインのために |
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第2章 家畜疾病による損失の評価-口蹄疫による経済損失評価の概念フレームワークの検討 |
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2.1 家畜疾病による社会的な経済損失を評価するために/2.2 概念フレームワークとは/2.3 口蹄疫の経済損失評価の目的/2.4 口蹄疫の経済損失評価の範囲と限界/2.5 口蹄疫の経済損失評価が満たすべき質的特徴/2.6 口蹄疫による経済損失の構成要素と認識のあり方/2.7 おわりに-評価の相対化のために |
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第Ⅱ部 事業者の行動誘因を考慮した公的な制度設計 |
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第3章 家畜防疫上の補償制度に関する理論分析 |
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3.1 ワクチンと補償-ワクチン非接種清浄国を目指すタイプの疾病の場合/3.2 補償制度への理論的接近方法/3.3 モデル/3.4 おわりに |
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第4章 畜産農家への被害補償のあり方-口蹄疫を事例に |
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4.1 家畜疾病防疫と補償制度/4.2 なぜ畜産農家への補償が必要なのか/4.3 補償の限界/4.4 実際の補償制度とその課題/4.5 補償制度とその他の防疫対策との関係/4.6 補償制度の位置づけと消費国者への含意 |
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第Ⅲ部 高病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫対応と鶏卵の品質調整メカニズム |
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第5章 高病原性鳥インフルエンザ対策と鶏卵の継続的取引に関するモデル分析 |
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5.1 鶏卵の継続的取引とその脆弱性/5.2 継続的取引とは何か-継続的取引関係の分析枠組み/5.3 分析対象とする流通経路と卸売業者のタイプ/5.4 鶏卵の継続的取引の展開メカニズムのモデル化/5.5 組織化・制度化の事例にみるAI発生時の取引の継続性への影響/5.6 取引の継続性を高めるために/補遺 モデルの数式による表現 |
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第6章 鶏卵セーフティネットの展望と課題-自主的な損失軽減のとりくみの可能性 |
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6.1 現状の鶏卵生産・流通システムの課題/6.2 鶏卵セーフティネットとは何か/6.3 取引される鶏卵の種類と流通経路/6.4 烏インフルエンザ発生時の商権の動き/6.5 鶏卵セーフティネットの事例/6.6 考察-セーフティネットが機能するために/6.7 おわりに-損失軽減のなかでのセーフティネットの位置づけ |
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第Ⅲ部補論 高病原性鳥インフルエンザ発生後のオランダの鶏卵フードシステムの変化 |
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1 AI発生直後の生産・輸出の回復-オランダの経験/2 オランダの鶏卵フードシステムの構造/3 AIの発生と鶏卵フードシステムへの影響/4 オランダ産鶏卵の競争力回復要因/5 おわりに-わが国の鶏卵フードシステムへの含意 |
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終章 公的補償と民間レベルの損失軽減システムとの補完関係 |
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1 本書の結論/2 各章の要約/3 本書の意義と今後の課題-官民の役割分担のあり方とは |