書誌種別 |
図書 |
タイトル |
戦時下の帝国大学における研究体制の形成過程 |
サブタイトル |
科学技術動員と大学院特別研究生制度 東北帝国大学を事例として |
タイトルヨミ |
センジカ ノ テイコク ダイガク ニ オケル ケンキュウ タイセイ ノ ケイセイ カテイ |
サブタイトルヨミ |
カガク ギジュツ ドウイン ト ダイガクイン トクベツ ケンキュウセイ セイド トウホク テイコク ダイガク オ ジレイ ト シテ |
人名 |
吉葉 恭行/著
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人名ヨミ |
ヨシバ ヤスユキ |
出版者・発行者 |
東北大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
トウホク ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
仙台 |
出版・発行年月 |
2015.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,359p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-86163-251-8 |
ISBN |
4-86163-251-8 |
分類記号 |
409.1
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件名 |
科学技術政策-歴史
/
技術開発-歴史
/
大学院-歴史
/
太平洋戦争(1941〜1945)
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内容紹介 |
太平洋戦争下の日本において、大学院学生はどう位置づけられ、何のために研究をしたのか? 行政文書・個人文書の解読、聞き取り調査の成果をもとに、戦時下の大学院制度を大学史・科学史・科学技術政策史の視点から捉える。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811881274 |
目次 |
序章 |
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1 研究史上の課題/2 方法と対象/3 本書の構成 |
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第1章 科学技術動員と学術研究体制強化の相克 |
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1 はじめに/2 科学技術動員と理工系拡充/3 科学技術動員と大学の修業年限短縮/4 修業年限短縮の進展と「大学院強化案」の浮上/5 おわりに |
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第2章 大学院特別研究生制度の成立 |
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1 はじめに/2 「新大学院制度」の閣議決定と早稲田大学・慶應義塾大学の運動/3 帝国大学総長会議における「新大学院制度」に関する協議/4 「大学院制度ニ関スル協議会」におげる具体案の検討/5 大学院特別研究生銓衡資料/6 「大学院又ハ研究科ノ特別研究生ニ関スル件」の公布・施行/7 おわりに |
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第3章 科学技術動員の展開と大学院特別研究生制度の変容 |
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1 はじめに/2 東北帝国大学大学院特別研究生の概観/3 昭和18年度の銓衡経緯と大学院特別研究生の諸相/4 昭和19年度の銓衡経緯と大学院特別研究生の諸相/5 昭和20年度の銓衡経緯と大学院特別研究生の諸相/6 おわりに |
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第4章 科学技術動員の展開と東北帝国大学 |
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1 はじめに/2 軍による科学技術動員/3 技術院による科学技術動員/4 文部省による科学技術動員/5 おわりに |
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第5章 学術研究会議研究班の設置と東北帝国大学の研究体制 |
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1 はじめに/2 学術研究会議研究班の設置と東北帝国大学の対応/3 昭和19年度学術研究会議研究班編成と科学研究費の要求/4 おわりに |
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第6章 学術研究会議研究班の拡充と東北帝国大学の研究体制 |
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1 はじめに/2 昭和19年度学術研究会議研究班の概観/3 昭和19年度学術研究会議研究班における東北帝国大学の特徴/4 おわりに |
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第7章 戦争末期の学術研究会議研究班と東北帝国大学の研究体制 |
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1 はじめに/2 昭和20年度学術研究会議研究班の概観/3 昭和20年度学術研究会議研究班における東北帝国大学の特徴/4 おわりに |
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第8章 科学技術動員下の東北帝国大学の研究・教育の諸相 |
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1 はじめに/2 聞き取り調査対象と方法/3 理工系学生の勤労動員/4 大学院特別研究生候補者の学内銓衡経緯/5 大学院特別研究生の研究所配置/6 終戦と特別研究生の研究事項の転換/7 おわりに |
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終章 |
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1 総括/2 課題と今後の展望 |
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資料編 |
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東北帝国大学大学院特別研究生候補者の研究事項解説書-昭和18年度〜昭和20年度- |