書誌種別 |
図書 |
タイトル |
「存在の問い」の行方 |
サブタイトル |
『存在と時間』は、なぜ挫折せざるをえなかったのか |
シリーズ名 |
立正大学大学院文学研究科研究叢書 |
タイトルヨミ |
ソンザイ ノ トイ ノ ユクエ |
サブタイトルヨミ |
ソンザイ ト ジカン ワ ナゼ ザセツ セザル オ エナカッタ ノカ |
シリーズ名ヨミ |
リッショウ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ ケンキュウ ソウショ |
人名 |
木村 史人/著
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人名ヨミ |
キムラ フミト |
出版者・発行者 |
北樹出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ホクジュ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
382,16p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-7793-0444-6 |
ISBN |
4-7793-0444-6 |
注記 |
文献:巻末p1〜16 |
分類記号 |
134.96
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件名 |
存在と時間
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件名 |
Heidegger Martin
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件名 |
ハイデッガー マルティン
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内容紹介 |
存在とは何であろうか。存在の了解とはどのようになされているのだろうか。ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーの著作「存在と時間」における「存在の問い」を問い直すとともに、「存在と時間」の挫折の理由を明らかにする。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811880520 |
目次 |
序論 |
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1 本書の目的と進め方/2 ハイデガーの思想の時期区分について/3 第一部「『存在と時間』期におけるハイデガーの思想の変貌」について/4 第二部「『存在と時間』という葛藤」について/5 第三部「存在の問いの行方」について |
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第一部 『存在と時間』期におけるハイデガーの思想の変貌 |
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第一章 現存在の拡張的捉え直しの図示 |
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1 現在化と準現在化の関係(図A)/2 存在への視向(図B) |
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第二章 『存在と時間』以前の現存在の構造 |
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1 現存在の二つの方向性気遣いの構造/2 『論理学』における時間性の分析/3 『論理学』における現存在の時間性の図示 |
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第三章 『現象学の根本諸問題』における現存在の分析 |
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1 超越としての世界内存在/2 脱自的-地平的統一における時間性/3 『現象学の根本諸問題』における多様な企投/4 現存在の拡張的捉え直し |
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第四章 現存在の拡張的捉え直しと、存在と存在者との区別および基礎存在論 |
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1 存在者からその意味として区別された存在としての世界/2 メタ存在論への準備としての基礎存在論/3 拡張された現存在と、存在と存在者との区別、基礎存在論の三位一体性 |
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第二部 『存在と時間』という葛藤 |
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第五章 『存在と時間』の現存在分析における逡巡と葛藤 |
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1 『存在と時間』の成立事情/2 『存在と時間』における現存在の存在としての気遣い/3 『存在と時間』第一部第二篇の位置づけ/4 『存在と時間』における超越概念 |
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第六章 「非本来性から本来性へ」という枠組み |
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1 本来性と非本来性/2 不安の捉え直し/3 最も固有で極端な可能性としての死の分析/4 『存在と時間』期における思索の深まりの「なぜ」と「いかに」 |
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第七章 『存在と時間』期の思索の深まりにおける『存在と時間』 |
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1 『存在と時間』の整合性と書き直しの可能性/2 脱自態とテンポラリテートとの齟齬/3 存在と存在者の区別という洞察は、「存在の問い」にとって適切だったのか |
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第三部 『哲学の寄与』期における「存在の問い」 |
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第八章 『哲学への寄与』期への思想の変遷の必然性 |
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1 存在と存在者との区別において、存在を問うことの困難さ/2 『哲学への寄与』における性起(Ereignis)としての原存在への問い/3 第一の元初から別の元初への跳躍/4 循環から転回への必然性 |
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第九章 『哲学への寄与』期の必然性 |
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1 『哲学への寄与』期の思想の成立時期/2 「存在の歴史」の「なぜ」と「いかに」 |
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第十章 「存在の問い」の困難さの高まり |
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1 『哲学への寄与』期の思索は秘教的、預言者的であるのか否か/2 「存在の問い」の困難さと、詩作と思索の関係/3 「危険の中の危険」としての言葉/4 世界と物との「区-別」 |
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終章 転回的かつ循環的な現存在 |
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1 関わりの二重性/2 転回的かつ循環的な現存在理解 |
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結論 ハイデガーの「存在の問い」 |