書誌種別 |
図書 |
タイトル |
近代日本の<絵解きの空間> |
サブタイトル |
幼年用メディアを介した子どもと母親の国民化 |
タイトルヨミ |
キンダイ ニホン ノ エトキ ノ クウカン |
サブタイトルヨミ |
ヨウネンヨウ メディア オ カイシタ コドモ ト ハハオヤ ノ コクミンカ |
人名 |
大橋 眞由美/著
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人名ヨミ |
オオハシ マユミ |
出版者・発行者 |
風間書房
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出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,371p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7599-2069-7 |
ISBN |
4-7599-2069-7 |
注記 |
文献:p347〜365 |
分類記号 |
367.61
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件名 |
児童-歴史
/
児童図書-歴史
/
幼児教育-日本
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内容紹介 |
19世紀末から20世紀中頃までの約50年間に刊行された、幼年の子どもを読者対象とした絵本・絵雑誌の表象、および関連文書の言説を分析することを通して、近代日本に於ける母子一体の国民化の過程を検証する。 |
著者紹介 |
1950年和歌山県生まれ。大阪府立大学大学院人間社会学研究科人間科学専攻博士後期課程修了。博士(人間科学)取得。大阪府立大学客員研究員、和歌山信愛女子短期大学非常勤講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811874540 |
目次 |
序章 幼年用メディアを介した子どもと母親の国民化を研究することの意義 |
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はじめに/1 本書の仮説と方法/2 本書の意義と構成/3 一冊の絵本/おわりに |
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1章 <赤本>と呼ばれた絵本の成立、そして排除から包摂へ |
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はじめに/1 前近代を継承した<絵解きの空間>/2 20世紀初頭の絵本/3 排除される<赤本>/4 近代家族と<絵解きの空間>/5 公教育としての家庭教育/6 包摂される<赤本>/おわりに |
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2章 絵雑誌の出現と子どもの国民化 |
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はじめに/1 子ども雑誌の出現と普及/2 『お伽絵解こども』について/3 『お伽絵解こども』を絵解きする/4 期待された主体性/おわりに |
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3章 家庭教育メディアとしての絵本 |
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はじめに/1 金井信生堂創業期絵本の概要/2 <暮らしのイメージ>を絵解きする/3 ニュース、モデル、そして夢/4 家庭教育メディアとしての絵本/おわりに |
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4章 エージェントとしての<お母様方>の成立 |
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はじめに/1 倉橋惣三の政治性/2 家庭教育論者としての倉橋惣三/3 『日本幼年』とその創刊広告/4 <お母様方>への呼びかけ/おわりに |
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5章 『子供之友』17〜25巻(1930-38)のメディア・イベント |
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はじめに/1 『子供之友』(1914-43)と《甲子上太郎》について/2 「甲子上太郎会」の目的/3 「甲子さん上太郎さんたち」と名づけられた参加者/4 国民化への道筋/おわりに |
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6章 《講談社の絵本》(1936-44)に見る総力戦の道筋 |
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はじめに/1 野間清治と講談社/2 《講談社の絵本》の概要/3 『講談社の絵本』の付記/4 『コドモヱバナシ』の付記/5 総力戦の道筋/おわりに |
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7章 戦時統制期(1938-45)に於ける生産者の主体性 |
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はじめに/1 生産者の動向/2 戦時統制期絵本の生産者/3 金井信生堂の場合/4 岡本ノート・創立事務所の場合/5 生産者の主体性/おわりに |
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終章 近代日本の<絵解きの空間>に於ける子どもと母親の国民化 |
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はじめに/1 子どもと母親の国民化の過程/2 結論-臣民としての主体性の構築/3 補遺-子どもの受容/おわりに |