書誌種別 |
図書 |
タイトル |
質の経験としてのデューイ芸術的経験論と教育 |
タイトルヨミ |
シツ ノ ケイケン ト シテ ノ デューイ ゲイジュツテキ ケイケンロン ト キョウイク |
人名 |
西園 芳信/著
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人名ヨミ |
ニシゾノ ヨシノブ |
出版者・発行者 |
風間書房
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出版者・発行者等ヨミ |
カザマ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
16,198p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-7599-2060-4 |
ISBN |
4-7599-2060-4 |
分類記号 |
701.1
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件名 |
美学
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件名 |
Dewey John
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件名 |
デューイ ジョン
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内容紹介 |
大学教員として音楽教育学の研究と教育に携わってきた著者が、デューイの芸術論「経験としての芸術」の理論的解明を通して、芸術教育哲学、就中音楽教育の原理を導出する。 |
著者紹介 |
1948年生まれ。武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。博士(学校教育学)。鳴門教育大学理事・副学長。著書に「音楽科カリキュラムの研究」「音楽科の学習指導と評価」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811872762 |
目次 |
序章 本研究の目的と各章の概要 |
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第一章 自然と精神の統一としての芸術的経験 |
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一 研究の目的と方法/二 一次的経験と二次的経験/三 二次的経験としての芸術的経験/四 自我と世界との相互浸透としての芸術的経験/五 結論と考察 |
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第二章 芸術的経験と感情 |
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はじめに/一 感性、感情の発生/二 価値的経験と感情/三 芸術的経験と感情/まとめ |
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第三章 芸術的経験論における表現内容としての「質」(quality) |
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一 研究の目的と方法/二 自然における性質/三 芸術の表現内容としての「質」/四 芸術作品に表現される「質」の事例/五 結論 |
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第四章 芸術的経験論における表現内容としての「感覚的質」(sense quality) |
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一 研究の目的と方法/二 J・デューイの「感覚的質」と茂木健一郎の「質感」の考え方の比較/三 まとめと考察 |
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第五章 芸術的経験論における芸術の形式と実体(内容)の生成 |
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一 研究の目的と方法/二 芸術表現における形式の概念と意味/三 芸術的経験における形式の生成/四 芸術表現における実体(内容)の生成/五 まとめ |
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第六章 芸術的経験論における想像力(imagination)の働き |
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一 研究の目的と方法/二 芸術理論(哲学)に対する批判/三 芸術的経験論における想像力の働き/四 芸術教育における想像力育成の原理/五 結論 |
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第七章 芸術的経験論における「批評」(criticism)の概念 |
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一 研究の目的と方法/二 デューイの「批評」の概念と「批評」に該当しない「批評」/三 批評における規準と批評者の批評の方法及び批評と鑑賞の違い、批評の機能/四 批評の誤謬/五 まとめ |
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第八章 芸術的経験論における芸術の分類の考え方 |
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一 研究の目的と方法/二 従来の芸術の分類(芸術の類型)/三 デューイの芸術分類の考え方と従来の芸術分類への批判/四 デューイの芸術分類/五 まとめ |
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第九章 芸術的経験論における異民族芸術を経験することの意味 |
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一 研究の目的と方法/二 芸術的経験の特質と文明生活における芸術の意味/三 異なる民族の芸術を経験することの意味とその方法/四 異なる民族の芸術をわれわれの経験に連続させる方法/五 まとめ |
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第十章 芸術的経験論における「美」の捉え方の特徴 |
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はじめに/一 経験としての状況と美/二 「一つの経験」と美/三 芸術的経験と美/まとめ |
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終章 デューイ芸術的経験論から導出する芸術教育論 |
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一 デューイ芸術的経験論の要点/二 デューイ芸術的経験論から導出する芸術教育論/三 ポストモダンの現代における芸術教育 |