書誌種別 |
図書 |
タイトル |
大正新教育と<読むこと>の指導 |
サブタイトル |
奥野庄太郎の国語科教育 |
タイトルヨミ |
タイショウ シンキョウイク ト ヨム コト ノ シドウ |
サブタイトルヨミ |
オクノ ショウタロウ ノ コクゴカ キョウイク |
人名 |
秋保 惠子/著
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人名ヨミ |
アキホ ケイコ |
出版者・発行者 |
溪水社
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出版者・発行者等ヨミ |
ケイスイシャ |
出版地・発行地 |
広島 |
出版・発行年月 |
2015.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,456p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-86327-282-8 |
ISBN |
4-86327-282-8 |
注記 |
文献:p407〜439 |
分類記号 |
375.852
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件名 |
国語科
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件名 |
奥野 庄太郎
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件名 |
オクノ ショウタロウ
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内容紹介 |
小学校教員として国語科教育に情熱を傾け、「聴方教育」を提唱した奥野庄太郎。大正新教育期という時代の影響を受けた奥野の思考の軌跡を辿りつつ、現代の小学校国語科とりわけ読むことに関する教育について考える。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811872719 |
目次 |
序論 奥野庄太郎の<読むこと>の教育を問う意味 |
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はじめに/1.一訓導、奥野庄太郎/2.奥野庄太郎の言語観・言語教育観の今日的課題 |
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序章 奥野庄太郎の<読むこと>の教育をめぐる課題と先行研究 |
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第1節 研究の目的と方法/第2節 先行研究/第3節 本書の構成 |
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第1章 大正新教育と成城小学校 |
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第1節 開校当初の成城小学校における新教育/第2節 成城小学校の国語科教育の取り組み/第3節 成城小学校の研究体制 |
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第2章 奥野庄太郎の人物像 |
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第1節 奥野庄太郎像の輪郭/第2節 英米視察の意義/第3節 奥野庄太郎の児童観と低学年教育/第4節 本章のまとめ |
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第3章 奥野庄太郎の聴方教育と言語観 |
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第1節 本章の目的と先行研究/第2節 聴方教育誕生の背景/第3節 聴方教育の理論の誕生/第4節 「大きな意味の言語」とは何か/第5節 聴方教育の授業の実際/第6節 聴方教育と話方教育/第7節 本章のまとめ |
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第4章 奥野庄太郎における読方教育論の形成過程と「ライフメソツド/生活的読方」 |
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第1節 本章の目的と先行研究/第2節 垣内松三著『国語の力』の概要/第3節 奥野庄太郎による垣内松三への「批評」の展開/第4節 垣内松三への賛意と異論/第5節 「批評」から見える奥野庄太郎の読方教育/第6節 「読方」の実際と「ライフメソツド/生活的読方」/第7節 本章のまとめ |
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第5章 奥野庄太郎の「心理的読方」 |
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第1節 本章の目的と先行研究/第2節 「心理的読方」提唱の背景/第3節 「心理的読方」の理論/第4節 「モノサシ」の指導に見る奥野庄太郎の「読方」指導観/第5節 「心理的読方」の指導の実際/第6節 本章のまとめ |
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第6章 奥野庄太郎の教材観 |
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第1節 本章の目的と先行研究/第2節 『尋常小学国語読本』と補充教材/第3節 補充教材に見る奥野庄太郎の教材観/第4節 聴方教育の教材としての「お噺」/第5節 奥野庄太郎の児童読物/第6節 本章のまとめ |
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終章 奥野庄太郎の<読むこと>の教育からの問題提起 |
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1.語彙教育と国語科教育の問題/2.多様な「読み」の必要性の問題/3.教師の「理論」と「方法」の問題/4.「奥野庄太郎の<読むこと>の教育」が投げかけた、「<読むこと>の教育の本質」という問題 |