書誌種別 |
図書 |
タイトル |
思春期ニューカマーの学校適応と多文化共生教育 |
サブタイトル |
実用化教育支援モデルの構築に向けて |
タイトルヨミ |
シシュンキ ニューカマー ノ ガッコウ テキオウ ト タブンカ キョウセイ キョウイク |
サブタイトルヨミ |
ジツヨウカ キョウイク シエン モデル ノ コウチク ニ ムケテ |
人名 |
潘 英峰/著
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人名ヨミ |
ハン エイホウ |
出版者・発行者 |
明石書店
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出版者・発行者等ヨミ |
アカシ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2015.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
276p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-7503-4124-8 |
ISBN |
4-7503-4124-8 |
注記 |
文献:p262〜271 |
分類記号 |
371.5
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件名 |
外国人(日本在留)
/
多文化教育
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内容紹介 |
中国系ニューカマー中学生の日本の学校環境への適応過程を、4年間にわたるフィールド調査を通して得たデータをもとに考察。適応に影響を与える要因を教師、日本人生徒、家庭、地域、教育支援対策といった側面から検証する。 |
著者紹介 |
中国内モンゴル自治区生まれ。モンゴル族。中国遼寧省大連外国語学院卒業後2002年渡日。言語文化学博士(大阪大学)。大阪府豊中市教育委員会人権教育室に勤務する傍ら中国語講師も務める。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811870146 |
目次 |
第1章 序論 |
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第1節 日本における外国人の受け入れ状況/第2節 ニューカマー生徒が直面する適応・教育などの問題/第3節 本研究の目的/第4節 本書の構成/第5節 本章のまとめ |
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第2章 先行研究 |
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第1節 異文化適応の定義に関する研究の検討/第2節 異文化適応過程に関する研究の検討/第3節 学校文化に関する研究の検討/第4節 ニューカマー生徒に関する研究の検討/第5節 先行研究の問題点と本研究の主眼/第6節 本章のまとめ |
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第3章 研究方法とデータの構成およびフィールドの概況 |
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第1節 研究方法/第2節 データの構成と研究のスタンス/第3節 フィールドの概況/第4節 本章のまとめ |
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第4章 公立中学校を生きる来日初期の中国系ニューカマー生徒の学校適応 |
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第1節 学習をめぐる方式・空間・内容の選択/第2節 人間関係を円滑にするためのストラテジーの選択/第3節 「自己保護」という戦略の選択/第4節 本章のまとめ |
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第5章 日中学校文化の差異がニューカマー生徒にもたらす学校適応への影響 |
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第1節 「ルールを守る」という教育理念の尊重/第2節 教育内容の相違により生じた葛藤/第3節 課外活動の本格化/第4節 本章のまとめ |
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第6章 家庭状況と教員の役割が学校文化への適応にもたらす影響 |
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第1節 家庭環境によって生じる教育意識の差異/第2節 異文化理解教育に関する調査対象校の取り組み/第3節 教員の努力によるニューカマー生徒の学校適応への影響/第4節 本章のまとめ |
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第7章 国際教室の適応機能 |
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第1節 学習支援の場/第2節 母語と母文化維持の場/第3節 息抜きの場/第4節 異文化理解・交流を深める場/第5節 ニューカマー生徒の進路選択に影響を与える場/第6節 本章のまとめ |
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第8章 多文化共生教育支援の検討と今後の課題 |
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第1節 本研究からみえたこと/第2節 多文化共生教育支援の充実に向けて/第3節 本書のまとめ/第4節 今後の課題 |