書誌種別 |
図書 |
タイトル |
フェアトレードの人類学 |
サブタイトル |
ラオス南部ボーラヴェーン高原におけるコーヒー栽培農村の生活と協同組合 |
タイトルヨミ |
フェア トレード ノ ジンルイガク |
サブタイトルヨミ |
ラオス ナンブ ボーラヴェーン コウゲン ニ オケル コーヒー サイバイ ノウソン ノ セイカツ ト キョウドウ クミアイ |
人名 |
箕曲 在弘/著
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人名ヨミ |
ミノオ アリヒロ |
出版者・発行者 |
めこん
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出版者・発行者等ヨミ |
メコン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
475p 図版8枚 |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-8396-0285-7 |
ISBN |
4-8396-0285-7 |
注記 |
文献:p463〜468 |
分類記号 |
617.3
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件名 |
コーヒー
/
ラオス-農業
/
フェアトレード
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内容紹介 |
フェアトレードの生産者への影響に関する諸研究を概観したうえで、ラオス南部ボーラヴェーン高原におけるコーヒー生産者を対象に、フェアトレードの直接的影響と間接的影響を考察する。 |
著者紹介 |
1977年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。東洋大学社会学部助教。専攻は文化人類学、開発人類学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811863590 |
目次 |
序章 フェアトレード影響研究と本書の目的 |
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はじめに/第1節 フェアトレードの生産者への影響研究/第2節 影響研究の難しさ/第3節 議論の方向性と対象/第4節 本書の視座と構成/第5節 調査の方法/おわりに |
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第1部 議論の背景 |
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第1章 フェアトレード運動とは何か |
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はじめに/第1節 フェアトレード運動小史/第2節 FLO認証制度/第3節 コーヒーとフェアトレード/第4節 フェアトレード運動の現在/おわりに |
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第2章 焼畑からコーヒーへ |
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はじめに/第1節 ボーラヴェーン高原地域の概要/第2節 焼畑の衰退/第3節 焼畑からコーヒーへの転換に伴う土地利用の変化/第4節 ラオスにおけるコーヒー栽培の普及過程/第5節 複合的生業構造の変容と持続/おわりに |
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第3章 3つの生産協同組合 |
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はじめに/第1節 Oxfam生産協同組合/第2節 Jhai Cafe農民協同組合(JCFC)/第3節 コーヒー生産者集団協会(AGPC)/おわりに |
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第2部 フェアトレードの直接的影響 |
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第4章 マークテーン村のフェアトレード生産者の家計への影響 |
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はじめに/第1節 買取価格の変遷と収入項目の比較/第2節 支出項目の比較/第3節 4つの世帯のプロフィール/おわりに |
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第5章 マークモー村のフェアトレード生産者の家計への影響 |
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はじめに/第1節 買取価格の変遷と収入項目の比較/第2節 支出項目の比較/第3節 4つの世帯のプロフィール/おわりに |
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第6章 家計戦略から見るフェアトレードの直接的影響の考察 |
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はじめに/第1節 収入と支出への影響/第2節 なぜ協同組合に豆を売却しないのか/第3節 チェリーで売る農民/第4節 組合員にとってのフェアトレードの意義/おわりに |
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第3部 フェアトレードの間接的影響 |
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第7章 村落と生産協同組合 |
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はじめに/第1節 村落内の血縁関係の諸相/第2節 社会集団としての「家」と威信/第3節 公的な組織としての村落/第4節 第1長老と組合長の経済的地位の上昇と威信/第5節 第1長老と組合長の関係性/第6節 考察/おわりに |
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第8章 仲買人と生産協同組合 |
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はじめに/第1節 仲買人の一般的な特徴/第2節 仲買人の諸相と農民との関係/第3節 仲買人と組合長の属性/第4節 仲買人と協同組合の関係-JCFC設立時から2008/09年まで/第5節 仲買人と協同組合の関係-2009/10年の参与観察の事例から/第6節 考察/おわりに |
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第9章 JCFCの解体へ |
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はじめに/第1節 事例の経過/第2節 事例のまとめと考察/第3節 フェアトレード認証制度の限界/おわりに |
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結論 |
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終章 結論と総括 |
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はじめに/第1節 各章のまとめ/第2節 フェアトレードの生産者への影響 |
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補論 調査方法とデータの妥当性について |