書誌種別 |
図書 |
タイトル |
英国の国営医療改革 |
サブタイトル |
ブレア=ブラウン政権の福祉国家再編政策 |
タイトルヨミ |
エイコク ノ コクエイ イリョウ カイカク |
サブタイトルヨミ |
ブレア ブラウン セイケン ノ フクシ コッカ サイヘン セイサク |
人名 |
柏木 恵/著
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人名ヨミ |
カシワギ メグミ |
出版者・発行者 |
日本評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,234p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-535-55800-7 |
ISBN |
4-535-55800-7 |
注記 |
文献:p213〜230 |
分類記号 |
498.13
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件名 |
医療制度
/
医療-イギリス
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内容紹介 |
英国の国営医療改革に焦点をあて、官民パートナーシップを軸とした医療提供体制の実施実態と、その医療財政への影響および改革の成果と限界を、医療の公平性・生産性を中心に明らかにする。 |
著者紹介 |
一般財団法人キヤノングローバル戦略研究所主任研究員。税理士。経済学博士(中央大学)。日本財政学会員、日本地方財政学会員、国際公共経済学会員。著書に「自治体のクレジット収納」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811861803 |
目次 |
序章 本書の目的と問題意識 |
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1 本書の目的と問題意識及び先行研究/2 国際比較からみた英国の社会保障と医療/3 本書の構成と研究方法 |
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第1章 ブレア=ブラウン労働党政権のNHS財政及び医療制度の改革 |
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1 英国医療の概要/2 NHS設立以前の英国医療/3 NHS設立からサッチャー政権まで/4 サッチャー=メージャー保守党政権の医療改革/5 ブレア=ブラウン労働党政権の医療改革/6 民営化・地方分権化と官民パートナーシップの展開/7 連立政権の医療改革/8 ブレア=ブラウン政権の医療政策のまとめ-前労働党政権との比較- |
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第2章 ブレア=ブラウン政権の医療改革による医療PFIの現状と課題 |
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1 はじめに/2 英国PFIの変遷/3 英国医療PFIの類型とブレア=ブラウン政権の公約達成状況/4 英国医療PFIの直面した課題/5 LIFTの概要/6 LIFT会社の財務分析及び患者満足度分析/7 おわりに |
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第3章 ブレア=ブラウン労働党政権におけるNHSの民間医療の利用拡大の取り組み |
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1 はじめに/2 NHSと民間医療の関係/3 民間経営治療センターの概要/4 民間経営治療センターの検証/5 このプロジェクトが英国民間医療部門に与えた影響/6 4つの導入目的は達成されたのか/7 おわりに |
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第4章 NHSの社会的企業化 |
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1 はじめに/2 ブレア=ブラウン政権と連立政権の方針と医療政策/3 ブレア政権時における社会的企業の法人格整備/4 労働党政権下の中央政府におけるボランタリー部門政策/5 保健省の社会的企業に対する促進支援とNHSの社会的企業化/6 NHSの社会的企業化の成果とは/7 おわりに |
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第5章 高齢者福祉における提供体制の変化と国と自治体の連携 |
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1 はじめに/2 高齢者福祉財政の概要/3 ブレア=ブラウン政権の取り組み/4 高齢者福祉の提供体制の変化/5 社会的入院の減少に対する取り組み/6 POPPの取り組み/7 高齢者の満足度/8 おわりに |
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第6章 ブレア=ブラウン政権の医療改革によるNHS財政の変化 |
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1 はじめに/2 ブレア=ブラウン政権の医療財政改革/3 健全性の観点:NHS財政の変化と財政赤字/4 ブレア=ブラウン政権の成果/5 なぜ赤字が起きたのか:NHSと下院医療委員会の見解と教訓・提案/6 公平性の観点:医療アクセスの地域格差は存在するのか/7 生産性の観点:NHSの生産性は上がったのか/8 NHSに対する満足度評価/9 おわりに |
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終章 本書の分析結果と残された課題 |
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1 本書の分析結果/2 新たに加えたと考えられる知見/3 日本への示唆/4 残された課題 |