書誌種別 |
図書 |
タイトル |
病いの共同体 |
サブタイトル |
ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容 |
タイトルヨミ |
ヤマイ ノ キョウドウタイ |
サブタイトルヨミ |
ハンセンビョウ リョウヨウジョ ニ オケル カンジャ ブンカ ノ セイセイ ト ヘンヨウ |
人名 |
青山 陽子/著
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人名ヨミ |
アオヤマ ヨウコ |
出版者・発行者 |
新曜社
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出版者・発行者等ヨミ |
シンヨウシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,297,12p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-7885-1412-6 |
ISBN |
4-7885-1412-6 |
注記 |
文献:巻末p5〜12 |
分類記号 |
498.6
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件名 |
ハンセン病療養所
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内容紹介 |
ハンセン病療養所という場で紡がれた、「誇りに満ちた生」の記憶。患者たちが集団としての連帯を生み出し、独自の文化を形成していったプロセスを社会学の視点から描く。 |
著者紹介 |
東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)早稲田大学。成蹊大学他非常勤講師。主要研究分野はスティグマの社会学、質的調査。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811847738 |
目次 |
序章 記憶と語りから捉える患者文化 |
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第1章 療養所という場の位置づけ |
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第1節 療養所の社会的背景/第2節 療養所内の「生活組織」の概要とその変遷 |
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第一部 生活の語りからみる患者文化の諸相 |
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第2章 相互扶助と統治 |
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第1節 はじめに/第2節 管理運営組織の文化コードに対する個人の適応/第3節 患者組織の文化コードに対する個人の適応/第4節 療養所における二つの文化コードと個人の適応 |
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第3章 中間集団としての患者自治会 |
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第1節 はじめに/第2節 患者自治会の背景/第3節 生活を支える患者自治会の様々な包括的機能/第4節 施設の補助機能からはみ出ていく患者自治会 |
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第4章 生活を支え合う労働 |
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第1節 はじめに/第2節 生産、分配、共有をめぐる諸相/第3節 患者の共同性と統治との関係 |
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第5章 看取りからみる多層的なネットワーク |
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第1節 はじめに/第2節 公的な看取りのなかにおける相互扶助-付添という患者作業/第3節 しきたりとしての看取り-インフォーマルな組織と社会関係/第4節 しきたりとしての看取りの制度化-施設サービスの充実と患者組織の変容/第5節 おわりに |
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第二部 患者集団の記憶の枠に寄り添い、離れつつ語る自己 |
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第6章 療養所で子供をもつことの意味 |
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第1節 はじめに/第2節 療養所で子供をもった女性のライフストーリー/第3節 子供をめぐるローカルな意味体系と個人の語り |
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第7章 療養所のなかの夫婦のかたち |
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第1節 はじめに-インタビューアーの立場の違い/第2節 ハンセン病を聞き取る1-ハンセン病問題の視点から/第3節 ハンセン病を聞き取る2-患者社会の視点から |
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第8章 ハンセン病を生きる |
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第1節 はじめに/第2節 Oさんのライフストーリー |
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第9章 在日朝鮮・韓国人とハンセン病患者の間で |
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第1節 はじめに-在日朝鮮・韓国人入所者との出会い/第2節 戦前におけるライフストーリー/第3節 戦後におけるライフストーリー/第4節 おわりに |
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第三部 消えゆく患者集団の記憶の果てに |
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第10章 ハンセン病問題を捉える運動の語り |
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第1節 はじめに/第2節 背景-ハンセン病訴訟の概要/第3節 訴訟運動における枠の生成/第4節 新しい語りの発展と患者たちの解釈活動 |
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第11章 ハンセン病資料館における記憶と歴史 |
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第1節 はじめに/第2節 旧資料館の成り立ち/第3節 旧資料館における展示手法/第4節 国立ハンセン病資料館の設立/第5節 新資料館における展示手法/第6節 生きられた記憶から国家の歴史へ |
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終章 下位集団における文化の創造性 |
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第1節 マイノリティ集団を捉える視点/第2節 下位集団がもたらす文化のダイナミズム |