| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
ナイル世界のヘレニズム |
| サブタイトル |
エジプトとギリシアの遭遇 |
| タイトルヨミ |
ナイル セカイ ノ ヘレニズム |
| サブタイトルヨミ |
エジプト ト ギリシア ノ ソウグウ |
| 人名 |
周藤 芳幸／著
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| 人名ヨミ |
ストウ ヨシユキ |
| 出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
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| 出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
| 出版地・発行地 |
名古屋 |
| 出版・発行年月 |
2014.11 |
| ページ数または枚数・巻数 |
12,367,56p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥６８００ |
| ISBN |
978-4-8158-0785-6 |
| ISBN |
4-8158-0785-6 |
| 注記 |
文献:巻末p13〜28 |
| 分類記号 |
242.03
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| 件名 |
エジプト(古代)
／
遺跡・遺物-エジプト
／
ヘレニズム
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| 内容紹介 |
西洋最古のグローバル化の時代であったヘレニズム期、エジプトとギリシアという2つの高文化の交錯は何をもたらしたのか。エジプトでの長期発掘調査をもとに、新たな地中海世界像を提示する。 |
| 著者紹介 |
1962年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。名古屋大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。著書に「ギリシアの考古学」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009811844753 |
| 目次 |
序章 |
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第Ⅰ部 ヘレニズム史の再構築に向けて |
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第1章 プトレマイオス朝エジプト史研究の新展開 |
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はじめに／1 グローバル化の時代としてのヘレニズム時代／2 歴史の中のプトレマイオス朝／3 プトレマイオス朝エジプト像の変遷／おわりに |
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第2章 アコリス遺跡の考古学 |
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はじめに／1 アコリス遺跡の調査前史／2 都市域北端部の発掘調査(一九九七〜二〇〇一年)／3 アコリス及びその周辺の碑文の調査(二〇〇二〜二〇〇四年)／4 採石場のグラフィティ調査(二〇〇五〜二〇一二年)／おわりに |
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第3章 ヘレニズムへの道 |
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はじめに／1 エジプトとクレタ島のミノア文明／2 エジプトとエーゲ海のミケーネ文明／3 前一千年紀におけるギリシア人のエジプトへの定住／4 交易拠点ナウクラティスとサイス朝の繁栄／おわりに |
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第Ⅱ部 ナイルのほとりのヘレニズム王国 |
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第4章 都市アレクサンドリアの成立 |
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はじめに／1 アレクサンドロス大王と都市アレクサンドリアの建設／2 アレクサンドリアの都市景観／3 ストラボンの見たアレクサンドリア／おわりに |
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第5章 セーマ・大灯台・図書館 |
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はじめに／1 セーマ／2 大灯台／3 図書館／おわりに |
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第6章 初期プトレマイオス朝の宗教政策 |
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はじめに／1 支配者崇拝／2 サラピス神信仰の確立／3 プトレマイオス朝の王朝祭祀／おわりに |
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第Ⅲ部 領域部の文化変容 |
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第7章 プトレマイオス朝とエジプト領域部の開発 |
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はじめに／1 領域部の景観／2 領域部の集落組織／3 領域部の開発／4 栽培作物の変化／5 領域部におけるギリシア人の活動／おわりに |
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第8章 採石場のヘレニズム |
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はじめに／1 ニュー・メニア古代採石場とその調査／2 グラフィティの基本構造／3 グラフィティの年代／4 時系列上の変化／おわりに |
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補論 ローマ帝政期の軍団と採石場 |
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第9章 ケファラスの子ディオニュシオスとその世界 |
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はじめに／1 史料の概要／2 ケファラスの子ディオニュシオスの家族構成と生活空間／3 史料解釈の方法論／4 ケファロスによるワインの購入／5 ディオニュシオスによる小麦の貸借／6 ディオニュシオスの二つの顔／おわりに |
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第Ⅳ部 在地エリートの対応 |
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第10章 トゥナ・エル・ジェベルの「ペトシリスの墓」 |
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はじめに／1 「ペトシリスの墓」とそのレリーフ彫刻／2 プロナオスのワイン生産レリーフ／3 「ペトシリスの墓」の二系統のアンフォラ／4 領域部におけるギリシア系物質文化の浸透／おわりに |
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第11章 ヘルモポリスのアーキトレイヴ碑文 |
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はじめに／1 古代ギリシアの碑文文化／2 ヘルモポリスのアーキトレイヴ碑文／3 碑文と建築プログラム／4 碑文成立の歴史的背景／おわりに |
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第12章 ヘルゲウスの子ハコリスの磨崖碑文 |
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はじめに／1 モニュメンタルな碑文の誕生／2 アコリス磨崖碑文とそのテクスト／3 ヘルゲウスの子ハコリスのプロソポグラフィ／4 ハコリスとプトレマイオス朝／おわりに |
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第13章 ロゼッタ・ストーン再考 |
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はじめに／1 プトレマイオス朝と神官団決議／2 アレクサンドリア決議／3 カノーポス決議／4 ラフィア決議／5 メンフィス決議／6 フィラエ第二決議／おわりに |
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第Ⅴ部 東地中海とナイル世界 |
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第14章 初期プトレマイオス朝とエーゲ海世界 |
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はじめに／1 「海上帝国」としてのプトレマイオス朝／2 アテネのカリアス／3 クニドスのソストラトス／4 サモスのカリクラテス／5 マケドニアのパトロクロス／おわりに |
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第15章 地中海の構造変動とナイル世界 |
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はじめに／1 南部大反乱への歴史的な評価／2 南部大反乱時代の地中海世界／3 南部大反乱の経緯／4 南部大反乱とプトレマイオス朝の対外政策／5 南部大反乱の展開と地中海世界の動向／おわりに |
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第16章 地中海の海上交易とナイル世界 |
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はじめに／1 ロドス産アンフォラの特徴／2 ロドス産アンフォラの編年をめぐる問題／3 アコリス出土のロドス産アンフォラ／4 前二世紀のエジプトと東地中海世界／おわりに |
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第17章 東地中海コイネー文化の成立 |
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はじめに／1 アコリス遺跡出土の飲食用土器／2 ナイル世界の他遺跡の状況／3 東地中海世界における生活文化の画一化／4 東地中海コイネー文化の普及とそのメカニズム／おわりに |
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終章 |
