書誌種別 |
図書 |
タイトル |
出使日記の時代 |
サブタイトル |
清末の中国と外交 |
タイトルヨミ |
シュッシ ニッキ ノ ジダイ |
サブタイトルヨミ |
シンマツ ノ チュウゴク ト ガイコウ |
人名 |
岡本 隆司/著
箱田 恵子/著
青山 治世/著
|
人名ヨミ |
オカモト タカシ ハコダ ケイコ アオヤマ ハルトシ |
出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
名古屋 |
出版・発行年月 |
2014.8 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,420,84p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7400 |
ISBN |
978-4-8158-0778-8 |
ISBN |
4-8158-0778-8 |
注記 |
出使日記関連史料総目録:p339〜420 文献:巻末p30〜39 |
分類記号 |
319.22
|
件名 |
中国-対外関係-歴史
/
中国-歴史-清時代
|
内容紹介 |
欧米に派遣された常駐公使が、途上や任地での見聞・交渉と変動する本国のはざまで記した「出使日記」を研究。中国外交形成期の在外公館というプリズムを通して、各国の状況や国際関係、中国の政治・社会・思想の姿を映し出す。 |
著者紹介 |
京都府立大学文学部准教授。「属国と自主のあいだ」でサントリー学芸賞受賞。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811820161 |
目次 |
総論 常駐公使と外交の肖像 |
|
はじめに/一 「出使日記」というもの/二 著述と刊行/三 時代の転換/四 「出使日記」と公使館 |
|
第Ⅰ部 使節の旅立ち |
|
第1章 西洋と中国 |
|
はじめに/一 郭嵩燾という人/二 『使西紀程』をめぐって/三 みどころ/むすびにかえて |
|
第2章 華夏と夷狄 |
|
一 劉錫鴻と『英【ヨウ】私記』/二 記述の特徴/三 劉錫鴻の論理/四 渡欧の前後 |
|
補論1 志剛『初使泰西記』 |
|
はじめに/一 『初使泰西記』の刊行とその内容/二 外交使節団の報告書としての側面/おわりに |
|
補論2 陳蘭彬『使美記略』 |
|
はじめに/一 報告用「出使日記」の作り方/二 情報の差別化/三 アメリカと華人/おわりに |
|
第Ⅱ部 出使の転換 |
|
第3章 出使日記の成長 |
|
はじめに/一 『曾侯日記』の出現と「出使日記」の作成過程/二 『曾侯日記』の特徴/おわりに |
|
第4章 駐欧公使曾紀澤とロシア |
|
一 『金【ヨウ】籌筆』の体例/二 背景/三 内容と特徴/四 ロシアのスタンス/五 転換/六 収束/七 まとめと展望 |
|
第Ⅲ部 出使と変法 |
|
第5章 駐米公使張蔭桓と清末の対外関係 |
|
はじめに/一 書誌的なこと/二 記述内容とその特色/三 外交問題/まとめ |
|
第6章 薛福成の外交構想 |
|
はじめに/一 『出使四國日記』の編纂過程とその意図/二 『出使四國日記』編纂の動機/三 『續刻日記』および稿本日記の史料的価値と世界地誌編纂計画/おわりに |
|
補論3 崔国因『出使美日祕崔日記』 |
|
はじめに/一 編集上の特徴と史料的価値/二 意見書としての「出使日記」/おわりに |
|
第Ⅳ部 出使日記の背後で |
|
第7章 日本を記す |
|
はじめに/一 何如璋『使東述略』/二 黄遵憲の日本研究/むすび |
|
第8章 調査から外交へ |
|
はじめに/一 「泰西風土記」/二 在外公館員のガイドブック/三 清仏戦争後の変化/四 外交報告としての「随員日記」/むすび |
|
補論4 ミセラーネ、あるいは出使日記の運命 |
|
はじめに/一 「出使日記」と叢書/二 「出使日記」と文集/むすびにかえて |