書誌種別 |
図書 |
タイトル |
台湾エレクトロニクス産業のものづくり |
サブタイトル |
台湾ハイテク産業の組織的特徴から考える日本の針路 |
タイトルヨミ |
タイワン エレクトロニクス サンギョウ ノ モノズクリ |
サブタイトルヨミ |
タイワン ハイテク サンギョウ ノ ソシキテキ トクチョウ カラ カンガエル ニホン ノ シンロ |
人名 |
長内 厚/編著
神吉 直人/編著
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人名ヨミ |
オサナイ アツシ カンキ ナオト |
出版者・発行者 |
白桃書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ハクトウ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
9,284p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-561-26621-1 |
ISBN |
4-561-26621-1 |
注記 |
文献:p253〜268 |
分類記号 |
549.09
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件名 |
電子工業
/
台湾-工業
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内容紹介 |
台湾エレクトロニクス産業は日本とは大幅に異なる経路で発展してきたが、その特徴は日本では十分理解されていない。台湾のものづくりの、今の流れを知る上で必要な歴史的事実や、普遍的な内容について言及する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811789880 |
目次 |
第1章 今,なぜ台湾を議論するのか |
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1.エクストリームな日台関係の相互補完性/2.台湾エレクトロニクス産業の特徴 |
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第2章 台湾エレクトロニクス産業発展の歴史 |
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1.台湾の近現代史/2.台湾型エレクトロニクス産業の形成/3.新竹サイエンス・パークの果たした役割/4.むすび |
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第3章 半導体産業創出とモジュラー型産業構造の形成 |
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1.事業コンセプトと技術統合/2.新竹サイエンス・パークと半導体産業の創出/3.台湾半導体産業の特徴/4.むすび |
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第4章 台湾ODM産業とプラットフォーム・ビジネス |
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1.ODMモデルとは/2.ODMビジネスとプラットフォーム・ビジネスの関係/3.ODMビジネスの本質:アーキテクチャー転換プロセスと学習プロセス/4.アジアに広がる台湾モデル:国家特殊優位と制度設計/5.台湾の産業進化の展望 |
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第5章 台南サイエンス・パークにおける奇美電子の液晶パネル事業 |
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1.台湾液晶産業の特徴/2.奇美グループの液晶パネル事業参入/3.台南サイエンス・パークの概要/4.奇美電子と創業者・許文龍氏の果たした役割/5.むすび |
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第6章 台湾の液晶産業参入と発展 |
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1.TFT液晶産業における日台メーカーの協力関係/2.台湾TFT液晶企業の発展プロセスと技術提携のパターン/3.台湾液晶企業独自の戦略/4.むすび |
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第7章 台湾PDP産業の失敗 |
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1.技術移転の研究/2.フラットパネルディスプレイ産業の概要/3.PDPにおける日台合弁事業の事例分析/4.知識と技術移転のモード/5.むすび |
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第8章 奇美グループの自社ブランド液晶テレビ開発 |
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1.R&Dの統合と将来の不確実性のマネジメント/2.事例研究/3.奇美グループの液晶テレビ開発の特徴/4.むすび |
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第9章 国防役制度とエンジニアの囲い込み |
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1.台湾の徴兵制度における国防役制度/2.民生部門による国防役活用/3.考察/4.むすび |
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第10章 半導体産業における投資優遇税制 |
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1.文献サーベイとリサーチ・フレームワーク/2.事例研究:半導体産業の事例/3.日本・韓国・台湾の投資優遇税制の比較/4.むすび |
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第11章 ECFA体制下の日台ビジネス・アライアンス |
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1.はじめに/2.台湾経済とECFA/3.ECFA後の台湾に対する日本企業の意識/4.日本と台湾の相互補完性と東アジア諸地域の役割分担/5.むすび |
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終章 東アジアエレクトロニクス産業の競争と協調にむけて |
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1.各章の要約/2.日本エレクトロニクス産業への提言/3.1980年代の日米貿易摩擦のデジャヴ/4.鴻海と日本メーカーの互恵関係/5.内向きな日本のエレクトロニクス産業を変える契機/6.「上に逃げる」場所はない |