書誌種別 |
図書 |
タイトル |
国際通貨・金融危機と発展途上国 |
並列タイトル |
International money,Financial crisis & Developing countries |
タイトルヨミ |
コクサイ ツウカ キンユウ キキ ト ハッテン トジョウコク |
人名 |
吉川 久治/著
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人名ヨミ |
ヨシカワ キュウジ |
出版者・発行者 |
新日本出版社
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出版者・発行者等ヨミ |
シンニホン シュッパンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.5 |
ページ数または枚数・巻数 |
316p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-406-05790-5 |
ISBN |
4-406-05790-5 |
注記 |
汚れあり(小口)、書き込みあり(P308~P309) |
注記 |
並列タイトル(誤植):International money,Financial crisis & Diveloping countries |
分類記号 |
338.97
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件名 |
国際通貨
/
国際金融
/
対外債権・債務
/
発展途上国
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内容紹介 |
発展途上国からみた、あるべき国際通貨制度とは。国際通貨基金(IMF)体制の崩壊と発展途上国の債務問題や、東アジア通貨・金融危機について論考する。発展途上国の経済自立化と貧困撲滅を目指した著者の研究の集大成。 |
著者紹介 |
1933〜2014年。新潟県生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程満期退学。NPO法人アジア・アフリカ研究所理事。アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会常任理事。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009811788027 |
目次 |
序章 本書の課題と構成 |
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第1編 国際通貨基金(IMF)体制の崩壊と発展途上国の債務問題 |
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第1章 IMF体制の崩壊と発展途上国 |
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第1節 1970年代におけるIMF体制の崩壊と発展途上国/第2節 C-20による国際通貨制度改革案の提示/第3節 IMF協定第2次改正とその問題点/第4節 発展途上国からみた国際通貨危機 |
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第2章 「失われた10年」と国際金融危機 |
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第1節 1980年代における世界経済情勢と発展途上国/第2節 発展途上国の対外債務累積の構図/第3節 発展途上国の対外債務救済の実態とその問題点/小括 |
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第3章 国際通貨基金の融資政策 |
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第1節 コンデショナリティの確立過程/第2節 第2次協定改正とスタンド・バイ取極めと国際収支支援特別政策/第3節 コンデショナリティのガイドラインの確立/第4節 IMFの融資政策をめぐる南北間の対立 |
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第4章 メキシコ通貨危機と新自由主義 |
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第1節 メキシコ・ペソ危機の背景/第2節 ペソ危機への対応策/第3節 新自由主義政策の破綻とその課題/小括 |
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第5章 「ワシントン・コンセンサス」の破綻と中南米における地域金融 |
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第1節 中南米における新自由主義構造改革の進展とその問題点/第2節 「失われた10年」後の中南米諸国における経済成長/第3節 中南米諸国の経済成長とこれら諸国が抱える諸問題/第4節 新たな形での地域金融協力関係の成立 |
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第2編 国際通貨危機の深化と東アジア通貨危機 |
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第6章 東アジア通貨・金融危機と金融・資本の自由化 |
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第1節 東アジア通貨・金融危機の主要原因/第2節 1990年代における新興市場諸国への資本移動/第3節 東アジア通貨危機3国における金融・資本取引の自由化/小括 |
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第7章 東アジア通貨・金融危機と資本勘定の自由化 |
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第1節 IMFによる危機3国に対する救済と処方箋/第2節 資本勘定自由化と東アジア通貨・金融危機/小括 |
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第8章 東アジア通貨・金融危機と東アジア金融協力 |
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第1節 東アジア通貨・金融危機と宮沢構想/第2節 チェンマイ・イニシアティブと東アジア諸国間通貨・金融協力/第3節 東アジア通貨・金融協力を促した諸要因/第4節 東アジア地域統合の変遷とその意義 |
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第9章 東アジア通貨・金融危機後の国際金融アーキテクチャー改革 |
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第1節 IMFを中心とする国際通貨制度改革に関する合意点/第2節 国際通貨制度改革合意事項における若干の問題点/第3節 国連「新国際金融アーキテクチャーに向けて」/第4節 国際通貨制度改革の進展と問題点 |
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終章 国際通貨期度改革 |