| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
20世紀イギリスの都市労働者と生活 |
| サブタイトル |
ロウントリーの貧困研究と調査の軌跡 |
| シリーズ名 |
MINERVA社会学叢書 |
| シリーズ番号 |
44 |
| タイトルヨミ |
ニジッセイキ イギリス ノ トシ ロウドウシャ ト セイカツ |
| サブタイトルヨミ |
ロウントリー ノ ヒンコン ケンキュウ ト チョウサ ノ キセキ |
| シリーズ名ヨミ |
ミネルヴァ シャカイガク ソウショ |
| シリーズ番号ヨミ |
44 |
| 人名 |
武田 尚子／著
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| 人名ヨミ |
タケダ ナオコ |
| 出版者・発行者 |
ミネルヴァ書房
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| 出版者・発行者等ヨミ |
ミネルヴァ ショボウ |
| 出版地・発行地 |
京都 |
| 出版・発行年月 |
2014.4 |
| ページ数または枚数・巻数 |
13,556p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥８５００ |
| ISBN |
978-4-623-07003-9 |
| ISBN |
4-623-07003-9 |
| 注記 |
文献:p529〜540 年表:p541〜547 |
| 分類記号 |
368.2
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| 件名 |
貧困-歴史
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| 件名 |
Rowntree Benjamin Seebohm
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| 件名 |
ラウントリー ベンジャミン・シーボーム
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| 内容紹介 |
彼は自分が生きた時代の課題、つまり「貧困」と「失業」にどのように向き合おうとしたのか。貧困研究で有名なイギリスのB.S.ロウントリーが20世紀前半に携わった一連の社会調査の全体像を明らかにする。 |
| 著者紹介 |
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(社会学)。早稲田大学人間科学学術院教授。著書に「マニラへ渡った瀬戸内漁民」「もんじゃの社会史」など。 |
| 言語区分 |
JPN |
| タイトルコード |
1009811779681 |
| 目次 |
序章 調査と時代と人 |
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第Ⅰ部 ロウントリー家:産業資本家への成長 |
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第1章 自治都市ヨークとクエーカー:16〜19世紀前半 |
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1 中世の自治都市ヨーク／2 クエーカーと中世自治都市の変容／3 クエーカーと自由貿易体制 |
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第2章 産業資本の成長:19世紀後半 |
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1 ヨークの都市自営業主／2 クエーカーとココア・ビジネス／3 ココア製造マニュファクチュアの拡大 |
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第3章 調査の原点:1890年代 |
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1 「調べる人」の誕生／2 「技術」の扉／3 製造技術・知識の蓄積 |
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第4章 郊外の新工場:1900年代 |
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1 新工場の始動／2 成長の原動力／3 大規模化する工場と労働者／4 ソーシャル・ワーク室と女性労働者／5 労働者へのまなざし |
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第5章 第一次ヨーク貧困調査と独創性:1899〜1901年 |
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1 貧困調査の着想／2 第一次ヨーク貧困調査／3 貧困の実態分析／4 調査の独創性／5 貧困調査への反響 |
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第6章 父と息子の二人三脚:1900年代 |
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1 理想のワーキング・クラス育成／2 田園ビレッジの建設／3 ワーキング・クラスへの教育プログラム |
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第Ⅱ部 貧困研究から土地制度研究への展開 |
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第7章 新自由主義と貧困問題:1900〜1910年代 |
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1 自由党と変革のきざし／2 自由党とリベラル・リフォーム／3 新自由主義派とホブソン／4 「効率」と「ナショナル・ミニマム」 |
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第8章 都市の貧困と農村の貧困:1910年代 |
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1 都市の貧困から農村の貧困へ／2 産業不安から土地問題調査へ／3 土地問題への情熱 |
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第9章 第一次大戦期の工場と福祉:1914〜1918年 |
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1 軍需省福祉部の開設／2 工場における福祉／3 再建委員会と住宅問題／4 工場運営と労働者 |
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第Ⅲ部 戦間期における社会調査の展開 |
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第10章 産業不安と労働者:1919〜1920年代前半 |
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1 戦間期の政治と経済／2 戦時から平時への移行／3 1919年全国鉄道ストライキ／4 住宅対策／5 失業者の増大と失業保険 |
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第11章 工場の再編成:1919〜1920年代前半 |
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1 リスペクタブルな労働者／2 大規模工場と効率性／3 産業心理学の導入／4 人間的要因と賃金制度／5 利潤分配制の導入 |
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第12章 不況の嵐:1920年代前半 |
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1 菓子製造業の戦後体制／2 労働力の再編成／3 工場管理の改革／4 ヨークの若年労働市場／5 出来高給の改善 |
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第13章 社会改革と経済的基盤 |
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1 ロウントリー・サークルと新聞事業／2 新自由主義と定期刊行紙／3 新『ネーション』とケインズ／4 地方日刊紙の支援／5 社会調査の資金源 |
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第14章 ゼネラル・ストライキと失業対策:1926年 |
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1 産業国有化をめぐる攻防／2 1926年ゼネラル・ストライキ／3 ロウントリー社とゼネラル・ストライキ／4 イギリス社会の再編 |
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第15章 失業対策の政策的展開:1920年代後半 |
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1 自由党と失業問題／2 自由党と政策立案／3 失業を克服することができる:1929年／4 失業にどのように取り組むか:1930年／5 大転換の30年代 |
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第16章 産業効率の探求:1920年代後半 |
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1 経営マネージメントのネットワーク／2 経営管理方法の探求／3 経営管理研究グループの叢生 |
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第17章 ロウントリー社の「科学的管理」 |
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1 生産管理と労務管理の分掌／2 チョコレート製造と生産管理／3 機械をめぐる生産管理と労務管理／4 産業心理学と労務管理／5 広告戦略の展開／6 加工菓子の開発 |
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第18章 農業・農村調査の展開:1930年代前半 |
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1 農業問題の課題／2 調査団の組織化／3 イギリスの農業の可能性 |
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第Ⅳ部 貧困研究の新次元 |
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第19章 第二次ヨーク貧困調査:1930年代後半 |
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1 新しい調査方法／2 貧困の要因／3 貧困対策／4 住居問題／5 40年間の変化 |
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第20章 「ベヴァリッジ報告」への貢献:1940年代後半 |
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1 ベヴァリッジと失業問題／2 「ベヴァリッジ報告」作成プロセス／3 「ベヴァリッジ報告」の発表 |
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第21章 第三次ヨーク貧困調査:1940年代末〜1950年代 |
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1 「家族手当」法制化への世論形成／2 高齢者をめぐる複合的新領域／3 高齢者の居住環境／4 ヨークの高齢者調査／5 第三次ヨーク貧困調査／6 社会問題の追究 |
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終章 貧困研究の射程と調査体制 |
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1 貧困研究の射程／2 調査体制の組織化 |
