書誌種別 |
図書 |
タイトル |
哺乳動物の発生工学 |
タイトルヨミ |
ホニュウ ドウブツ ノ ハッセイ コウガク |
人名 |
佐藤 英明/編著
河野 友宏/編著
内藤 邦彦/編著
小倉 淳郎/編著
尾畑 やよい/[ほか]著
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人名ヨミ |
サトウ エイメイ コウノ トモヒロ ナイトウ クニヒコ オグラ アツオ オバタ ヤヨイ |
出版者・発行者 |
朝倉書店
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出版者・発行者等ヨミ |
アサクラ ショテン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
7,200p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-254-45029-3 |
ISBN |
4-254-45029-3 |
分類記号 |
481.2
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件名 |
発生学
/
遺伝子工学
/
哺乳類
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内容紹介 |
農学系学部学生対象の講義科目に対応した、計15回の講義に資するテキスト。研究の第一線で活躍する研究者たちが、哺乳動物の発生工学に関する最新の内容を解説し、発生学や発生工学の近未来を展望する。 |
著者紹介 |
1948年北海道生まれ。家畜改良センター理事長。農学博士。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811777131 |
目次 |
1.発生工学の基礎 |
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1.1 はじめに/1.2 生殖細胞の形成/1.3 受精と発生/1.4 初期胚の発生/1.5 着床/1.6 器官の発生/1.7 発生工学における規制 |
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2.発生学とエピジェネティクス |
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2.1 エピジェネティクスとは/2.2 エピジェネティクスで説明される生命現象/2.3 エピジェネティック修飾 |
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3.卵子のIVGMFC |
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3.1 はじめに/3.2 卵母細胞の発育と卵胞の発達/3.3 IVGの周辺技術(IVM,IVF,IVC)/3.4 卵子のIVGMFC/3.5 今後の展望 |
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4.胚の全胚培養 |
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4.1 はじめに/4.2 全胚培養の歴史/4.3 自動送気型回転式胎仔培養装置による全胚培養/4.4 催奇形性試験,実験発生学,発生工学への応用/4.5 おわりに |
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5.卵子および胚の超低温保存 |
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5.1 はじめに/5.2 生殖関連細胞の超低温保存の意義/5.3 生殖関連細胞の超低温保存の歴史/5.4 卵子および胚の超低温保存法/5.5 卵子および胚の超低温保存後の生存性に影響を及ぼす要因/5.6 超低温保存によって生じる卵子や胚の傷害/5.7 ウシ胚盤胞の凍結保存法/5.8 マウス未受精卵のガラス化保存/5.9 その他の卵子の超低温保存法 |
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6.単為発生 |
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6.1 哺乳類の生殖/6.2 単為発生とは/6.3 哺乳類における単為発生誘導法/6.4 二倍体化処理について/6.5 単為発生胚の発生能/6.6 単為発生胚とゲノムインプリンティング/6.7 卵子ゲノムのみからなる個体発生系/6.8 核移植と単為発生 |
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7.雌雄の産み分け |
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7.1 哺乳動物の雌雄産み分け/7.2 X,Y精子の分離/7.3 胚の性判別/7.4 雌雄産み分け技術の可能性 |
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8.顕微授精 |
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8.1 はじめに/8.2 顕微授精の種類/8.3 各種動物の顕微授精/8.4 顕微授精の応用 |
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9.トランスジェニック動物の作製 |
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9.1 トランスジェニック動物とは/9.2 トランスジェニック動物作出の研究上の目的と意義/9.3 トランスジェニック動物の応用/9.4 トランスジェニック動物の生産技術 |
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10.ES細胞の遺伝子改変 |
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10.1 相同遺伝子組換え/10.2 遺伝子破壊(ノックアウト)/10.3 遺伝子置換(ノックイン)/10.4 ジーントラップ/10.5 遺伝子ノックダウン/10.6 遺伝子改変ES細胞の共同利用 |
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11.遺伝子ノックアウト動物の作製 |
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11.1 KO動物作製法の種類/11.2 相同組換えを利用した遺伝子ターゲティング/11.3 ES細胞を用いたKO動物の作製/11.4 ES細胞以外の培養細胞を用いたKO動物の作製/11.5 人工ヌクレアーゼを用いた遺伝子ターゲティング/11.6 人工ヌクレアーゼを用いたKO動物の作製/11.7 コンディショナルKO動物の作製/11.8 ダブルKO動物,トリプルKO動物の作製 |
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12.ES細胞の樹立 |
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12.1 ES細胞の成り立ち/12.2 ES細胞の樹立・維持に関わる分子機構/12.3 ES細胞株の不均一性/12.4 マウス以外のES細胞/12.5 ES細胞研究の今後の展開 |
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13.iPS細胞の樹立と細胞分化 |
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13.l iPS細胞がつくられた背景/13.2 iPS細胞の樹立方法/13.3 iPS細胞の樹立と維持におけるリプログラミング因子の役割/13.4 マウスとヒト以外の動物種におけるiPS細胞の樹立/13.5 iPS細胞の細胞分化/13.6 iPS細胞の利用と残された課題 |
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14.核移植 |
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14.1 クローン動物の歴史/14.2 クローン動物の異常/14.3 成功率改善の試み/14.4 核移植技術の応用/14.5 クローンES細胞について |
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15.実験動物を用いた発生工学技術開発について |
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15.1 はじめに/15.2 実験動物における発生工学技術開発の現状と課題 |
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16.畜産学・獣医学における発生工学応用の現況 |
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16.1 体外胚生産/16.2 顕微授精/16.3 卵子および初期胚の凍結保存/16.4 核移植/16.5 雌雄の産み分け/16.6 多能性幹細胞/16.7 遺伝子改変動物 |
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17.新しい発生工学への展望 |
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17.1 はじめに/17.2 幹細胞からの生殖細胞生産/17.3 ライブセルイメージング/17.4 分子生物学的情報の網羅的取得/17.5 まとめ |