書誌種別 |
図書 |
タイトル |
「非母語話者の日本語」は、どのように評価されているか |
サブタイトル |
評価プロセスの多様性をとらえることの意義 |
シリーズ名 |
日本語教育学の新潮流 |
シリーズ番号 |
7 |
タイトルヨミ |
ヒボゴ ワシャ ノ ニホンゴ ワ ドノヨウニ ヒョウカ サレテ イルカ |
サブタイトルヨミ |
ヒョウカ プロセス ノ タヨウセイ オ トラエル コト ノ イギ |
シリーズ名ヨミ |
ニホンゴ キョウイクガク ノ シンチョウリュウ |
シリーズ番号ヨミ |
7 |
人名 |
宇佐美 洋/著
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人名ヨミ |
ウサミ ヨウ |
出版者・発行者 |
ココ出版
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出版者・発行者等ヨミ |
ココ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
378p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-904595-41-1 |
ISBN |
4-904595-41-1 |
注記 |
文献:p365〜374 |
分類記号 |
810.7
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件名 |
日本語教育(対外国人)
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内容紹介 |
「日本語学習者が書いた「謝罪文」を、母語話者が評価する」という状況設定を取り上げ、そこに見られる評価ビリーフ、評価観点、評価プロセスの多様性をとらえたうえで、その多様性を理論的に解説する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811769659 |
目次 |
第1章 序論 |
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1 はじめに/2 測定と評価/3 信頼性と妥当性/4 責任を伴う評価、伴わない評価/5 エキスパートによる評価・非エキスパートによる評価/6 「日本人評価」について論じる際の問題点/7 特性論的評価論からタイプ論的評価論へ/8 本書が目指すもの/9 本書の対象/10 研究の具体的な手法・手順/11 本書の構成 |
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第2章 先行研究 |
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1 error gravityに関する研究/2 「評価における基本方針」を問う研究/3 日本人評価研究の、教育への貢献/4 日本人評価研究/5 「母語話者からの歩み寄り」を促すための評価研究/6 評価の個人差に焦点を当てた研究/7 「社会文化的アプローチ」/8 まとめ:先行研究の流れの中での本書の意義 |
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第3章 作文データ収集と、予備調査としての質的調査 |
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1 評価対象とする作文の収集/2 評価研究の基本的手法/3 予備的質的調査/4 質問項目の確定/5 予備的調査の分析から分かる個人間の評価ビリーフのばらつき/6 まとめ |
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第4章 評価観点を探る量的調査と、評価者グルーピング |
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1 質問紙による量的調査/2 グルーピングの手順/3 考察 |
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第5章 質的調査概要 |
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1 質的調査対象者選定/2 質的調査手順 |
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第6章 評価プロセスのプロトコル分析(コード設定) |
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1 プロトコルデータの分析方針/2 定性的コーディングに基づく分析/3 プロトコルデータに対するコードシステムの構築 |
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第7章 評価プロセスのプロトコル分析(コード集計) |
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1 コード集計表/2 コレスポンデンス分析/3 考察/4 まとめ |
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第8章 PAC分析による、個人の評価プロセスの掘り下げ |
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1 PAC分析実施の目的/2 PAC分析手順/3 PAC分析結果/4 まとめ |
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第9章 評価プロセスモデル論 |
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1 本章の目指すもの/2 「評価プロセスモデル」とは?/3 評価プロセスモデル詳説/4 「評価時着目点の射程」に関するモデル図/5 モデルに基づく、個人の評価プロセスの表現/6 まとめ |
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第10章 総括と今後の課題 |
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1 本書で行ったこと/2 なお残る問題/3 コミュニケーション教育への応用 |