書誌種別 |
図書 |
タイトル |
労働の経済地理学 |
シリーズ名 |
明治大学人文科学研究所叢書 |
タイトルヨミ |
ロウドウ ノ ケイザイ チリガク |
シリーズ名ヨミ |
メイジ ダイガク ジンブン カガク ケンキュウジョ ソウショ |
人名 |
中澤 高志/著
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人名ヨミ |
ナカザワ タカシ |
出版者・発行者 |
日本経済評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
ニホン ケイザイ ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,317p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥5600 |
ISBN |
978-4-8188-2316-7 |
ISBN |
4-8188-2316-7 |
注記 |
文献:p289〜310 |
分類記号 |
366.2
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件名 |
労働市場
/
経済地理
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内容紹介 |
労働は、いまや経済地理学の重要なカテゴリーである。「労働市場の媒介項」を鍵概念に、日本の労働市場の特徴を労働者の視座から描き出す、理論に裏打ちされた実証研究の書。 |
著者紹介 |
1975年生まれ。横浜市出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。明治大学経営学部教授。専門は経済地理学、都市地理学。「職業キャリアの空間的軌跡」で第4回経済地理学会賞受賞。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811763337 |
目次 |
第1章 「労働の地理学」と労働市場の媒介項 |
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1 「労働の地理学」とは何か/2 「労働力の地理」から「労働の地理学」へ/3 労働市場の社会的調整/4 労働市場の媒介項/5 本書の目的と分析視角 |
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第2章 現代の労働市場をめぐる諸概念と「労働の地理学」 |
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1 本書における本章の位置づけ/2 フレキシビリティ概念とそれに対する批判/3 ワークフェアの席巻/4 エンプロイアビリティ概念の再検討 |
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第3章 地域労働市場における高卒者の職業経験と専門高校の役割 |
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1 新規学卒労働市場における専門高校卒業者/2 対象者と対象地域/3 専門高校への進学と就職/4 専門高校における教育と職業経験/5 おわりに |
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第4章 ジョブカフェによる若年不安定就労者支援の限界 |
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1 若年不安定就労者の焦点化/2 労働市場政策としてのジョブカフェ事業の特徴/3 大分県の労働市場における若年不安定就業者/4 若年不安定就労者としてのジョブカフェおおいた利用者/5 サプライ・サイドの労働市場政策の限界 |
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第5章 子育て期の女性に対するNPO法人による在宅就業の推進 |
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1 ワーク・ライフ・バランス実現策としての在宅就業推進/2 「労働の地理学」と女性労働・在宅就業/3 大分県の「在宅就業支援モデル事業」策定と「地域の実情」/4 NPO法人による在宅就業支援事業/5 アンケート調査に見る在宅就業の実情/6 おわりに |
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第6章 間接雇用の展開と金融危機に伴う雇用調整の顚末 |
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1 金融危機の勃発と雇用調整/2 間接雇用への分析視角/3 間接雇用労働力の増加とその地域的影響/4 間接雇用労働力の増加による国東市・杵築市の変容/5 雇用削減に対する自治体の対応とそれへの労働者の反応/6 雇用不安とその顚末をめぐる空間スケールの重層性 |
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第7章 自治体の緊急相談窓口利用者にみる間接雇用労働者の不安定性 |
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1 問題の所在/2 対象地域と資料について/3 相談者の属性と派遣・請負労働力の移動空間/4 相談者の直面した困難とその背景要因/5 間接雇用と労働者の主体性/6 間接雇用労働市場に引き寄せられる労働者 |
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第8章 日本人女性の現地採用労働市場の拡大とその背景 |
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1 「労働の地理学」と女性の国際移動の研究との接点/2 海外在留邦人の動向とシンガポールの日本人女性/3 現地採用日本人女性増加の背景/4 労働者の視座からの知見の捉えなおし |
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第9章 スキル・エコシステムの概念とキャリア開発 |
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1 本書の知見に基づく課題抽出/2 スキル・エコシステム概念の起源/3 スキル・エコシステム概念の拡張/4 プロジェクトとしてのスキル・エコシステム/5 キャリア・ラダーとその隘路/6 経済地理学者のなしうる貢献 |