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書誌情報サマリ

タイトル

ことばの本質に迫る理論言語学

人名 畠山 雄二/編
人名ヨミ ハタケヤマ ユウジ
出版者・発行者 くろしお出版
出版年月 2014.2


書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

書誌種別 図書
タイトル ことばの本質に迫る理論言語学
タイトルヨミ コトバ ノ ホンシツ ニ セマル リロン ゲンゴガク
人名 畠山 雄二/編   岸本 秀樹/[ほか著]
人名ヨミ ハタケヤマ ユウジ キシモト ヒデキ
出版者・発行者 くろしお出版
出版者・発行者等ヨミ クロシオ シュッパン
出版地・発行地 東京
出版・発行年月 2014.2
ページ数または枚数・巻数 10,357p
大きさ 21cm
価格 ¥2800
ISBN 978-4-87424-614-6
ISBN 4-87424-614-6
注記 文献:p345〜352
分類記号 801.5
件名 文法構文論
内容紹介 「ジョッキを飲み干した」とは言えても「ジョッキを飲んだ」と言えないのはなぜか。言語教育現場で不可欠になりつつある「理論言語学」の本質的知識を、日常生活レベルの表現に潜む疑問から簡潔に解説する。
著者紹介 1966年静岡県生まれ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。東京農工大学准教授。専門は理論言語学。著書に「情報科学のための自然言語学入門」など。
言語区分 JPN
タイトルコード 1009811761118
目次 第1章 日本語文法
1.1 「八百屋が2人話している」とも「この町に八百屋が2軒できた」ともいえるのはなぜか? 名詞の多義性/1.2 「黄色い本棚」は本棚が黄色であることを指すが,本棚の本は黄色でなくてもよいのはなぜか? 統語操作の領域/1.3 「白装束」は白くなければならないのに「白タク」は白くなくてもよいのはなぜか? 複合語の意味関係/1.4 「神社に御神輿がある」と「神社で御神輿がある」が異なる意味を表すのはなぜか? モノと出来事の区別/1.5 「彼はとても幸せ者だ」とはいえても「彼はとても若者だ」といえないのはなぜか? 名詞の程度性/1.6 「今日は宿題が多い」とはいえても「今日の多い宿題」といえないのはなぜか? 名詞修飾と叙述/1.7 「服は着る」「ズボンははく」ものなのに「ネクタイやベルトはする」ものなのはなぜか? 着用表現の使い分け/1.8 「恐竜は絶滅した」といえるのに「うちのペットは絶滅した」といえないのはなぜか? 述語の意味タイプ/1.9 「私はたくさんのパンを買った」と「私はパンをたくさん買った」で意味が同じなのはなぜか? 非対格性の由来/1.10 「泥棒が警官に捕まった」が「泥棒が警官に捕まえられた」と似た意味を表すのはなぜか? 自動詞の多面性/1.11 「子供に服を買ってあげた」と「子供に服を買ってもらった」が逆転した関係を表すのはなぜか? 授受表現の謎/1.12 「彼は赤ちゃんに泣かれた」とはいえても「赤ちゃんが彼を泣いた」といえないのはなぜか? 受け身の用法/1.13 「彼は1回もこなかった」がいえて「彼は1回もきた」といえないのはなぜか? 否定極性表現の由来/1.14 「お酒しか飲めなかった」とはいえても「お酒しか飲み損ねた」といえないのはなぜか? 否定呼応表現の謎/1.15 「ジョッキを飲み干した」とはいえても「ジョッキを飲んだ」といえないのはなぜか? 場所格交替の意味/1.16 「男の子が好きな女の子」に異なる2つの解釈があるのはなぜか? 2つの項をとる状態述語/1.17 「山田さんが奥さんが怖い」に異なる2通りの意味があるのはなぜか? 状態述語の文法関係/1.18 「この拳銃が彼の体を撃ち抜いた」とはいえても「この拳銃が彼の体を撃った」といえないのはなぜか? 道具主語をとる動詞/1.19 「部屋を掃除する」とはいえても「部屋の掃除する」といえないのはなぜか? 動詞的名詞の用法/1.20 「キリンの首は長いだけだ」が「キリンの首だけが長い」という意味をもちうるのはなぜか? 取り立て助詞の機能
第2章 認知文法
2.1 The door openedとはいえてもThe door hitといえないのはなぜか? 認知文法/2.2 The glass was broken by JohnとはいえてもThe glass broke by Johnといえないのはなぜか? 認知文法での受け身/2.3 Mary was rushed to by JohnとはいえてもThe countryside was rushed to by Johnといえないのはなぜか? 参与者とセッティング(1)/2.4 John loaded the truck with hayとはいえてもJohn poured the glass with waterといえないのはなぜか? 参与者とセッティング(2)/2.5 This book sells wellとはいえてもThis book buys wellといえないのはなぜか? 認知文法と構文研究(1)/2.6 He gave me a headacheとはいえてもHe gave a headache to meといえないのはなぜか? 認知文法と構文研究(2)/2.7 I expected it to rainとはいえてもI persuaded it to rainといえないのはなぜか? 認知文法と構文研究(3)/2.8 They sang their baby asleepとはいえてもThey sang their babyといえないのはなぜか? 構文文法(1)/2.9 He cleared me a space to sleep on the floorとはいえてもHe cleared me the floorといえないのはなぜか? 構文文法(2)/2.10 The path runs along the riverとはいえてもThe path walks along the riverといえないのはなぜか? 構文と主観性/2.11 「太郎はチーターだ」は理解できても「太郎はタスマニアンデビルだ」は理解できないのはなぜか? 認知意味論とメタファー/2.12 「村上春樹を読む」とはいえても「海辺のカフカのサインをもらう」といえないのはなぜか? 認知意味論とメトニミー/2.13 「親の顔が見てみたい」といわれて親の写真をみせてはいけないのはなぜか? メタファーとメトニミーの相互作用/2.14 「やわらかい声」とはいえても「静かな手ざわり」といえないのはなぜか? 共感覚とメタファー/2.15 The hottest day in twenty yearsとはいえてもThe hottest day on twenty yearsといえないのはなぜか? 前置詞の多義性とイメージ・スキーマ/2.16 He came out of the carとはいえてもIt came out of the car that he was killed in an accidentといえないのはなぜか? 句動詞の意味とイメージ・スキーマ/2.17 Two weeks ahead of usとはいえてもTwo weeks following usといえないのはなぜか? 概念メタファー/2.18 It's going to rainとはいえてもIt's coming to rainといえないのはなぜか? 文法化とメタファー/2.19 The milk went badとはいえてもThe milk came badといえないのはなぜか? 空間化メタファー/2.20 怒りは爆発しても悲しみは爆発しないのはなぜか? 感情とメタファー
第3章 機能文法
3.1 「きみ,最近太ったね」とはいえても「きみ,最近太った」といえないのはなぜか? 情報のなわ張り理論(1)/3.2 「きみは気分が悪いようだね」とはいえても「ぼくは気分が悪いようだね」といえないのはなぜか? 情報のなわ張り理論(2)/3.3 作曲家が自分でつくった曲を他人に「この曲,いい曲だね」といえないのはなぜか? 情報のなわ張り理論(3)/3.4 夫の帰宅時間を尋ねられた妻が「わかりません」ではなく「知りませんと」と答えると冷淡に聞こえるのはなぜか? 「わからない」と「知らない」/3.5 「優麻に会ったよ」といわれ,「それ,誰?」と聞き返すことはできるが,「彼女,誰?」と聞き返せないのはなぜか? 代名詞/3.6 日本語には指示詞がコ・ソ・アの3種類あるのに英語ではthisとthatの2種類だけなのはなぜか? 指示詞/3.7 「宝くじに当たったよ」に対してThat's amazing!とはいえてもIt's amazing!といえないのはなぜか? ItとThat/3.8 知り得たばかりの情報を英語では直接形で他人に伝えられるのに,日本語では間接形でしか伝えられないのはなぜか? 新規獲得情報/3.9 「水戸は昔から多くの観光客に訪れられている」とはいえても「水戸は3人の客に訪れられている」といえないのはなぜか? 受け身文/3.10 「川の土手で遊んでいる」とはいえても「川の土手に遊んでいる」といえないのはなぜか? 「に」と「で」/3.11 A man came yesterday with blond hairはいいがA man came by taxi with blond hairはダメなのはなぜか? 外置/3.12「足を滑らせた」には使役の意味がないが「鏡を光らせた」には使役の意味があるのはなぜか? 使役と経験/3.13 He smiled a silly grinとはいえないがHe smiled a sunny grinといえるのはなぜか? 同族目的語構文/3.14 the student of physics with long hairはいいがthe student with long hair of physicsはダメなのはなぜか? 項と付加詞/3.15 This bed is comfortable to sleep underはダメだがThis ladder is dangerous to walk underはいいのはなぜか? tough構文/3.16 He was crawled on by a bugはダメだがHe was stepped on by an elephantはいいのはなぜか? 疑似受け身文/3.17 There is the leftover apple pie from last nightでは定名詞句がthere構文の後置主語になれるのはなぜか? 定性効果/3.18 There ruled a king with an iron handはダメだがThere once ruled a king who had no earsはいいのはなぜか? there構文/3.19 「揺れている」には1つの意味しかないのに「動いている」には2つの意味があるのはなぜか? 「ている」の解釈/3.20 「太郎が弟にお金をやった」はいいが「太郎が弟にお金をくれた」はダメなのはなぜか? 視点
第4章 生成文法
4.1 生成文法が生物学の一分野であるとされるのはなぜか? 生物言語学の企て/4.2 シンタクスが自律的であるとされるのはなぜか? 言語能力のモジュール性/4.3 生成文法が普遍文法の最小化を目指すのはなぜか? ミニマリスト・プログラムの思考法/4.4 統語操作が併合のみに統合されたのはなぜか? 回帰的併合と最小句構造理論/4.5 統語構造の関係として構成素統御が重要なのはなぜか? 派生が生み出す構造情報とその解釈的機能/4.6 This student of physics is taller than that one of mathといえないのはなぜか? 併合による句構造理論の記述的卓越性/4.7 John gave Mary a car againが多義的なのはなぜか? 多層vP構造と使役事象解釈/4.8 否定文はYou are not lazyなのに否定命令文はDon't be lazyになるのはなぜか? 命令と否定/4.9 He never drank wineでdo助動詞が使われないのはなぜか? 動詞屈折と副詞/4.10 With no job would Mary be happyとWith no job,Mary would be happyが異なる意味をもつのはなぜか? 否定と倒置/4.11 Why don't you think John came?が多義的でないのはなぜか? 否定の作用域と移動/4.12 John thinks Mary saw himselfといえないのはなぜか? 照応形束縛の構造条件/4.13 Which pictures of himself does John think Bill likes?でhimselfの先行詞がJohnでもBillでもよいのはなぜか? 移動がもたらす可変的解釈/4.14 How many stories about Diana is she likely to invent?でDianaとsheが同一指示的に解釈できないのはなぜか? 前提の有無と同一指示解釈の可否/4.15 John is wanted to be a good studentといえないのはなぜか? 不定詞補文の構造的相違/4.16 John is said to be a geniusとはいえてもThey say John to be a geniusといえないのはなぜか? 例外的格付与と主語解釈/4.17 There seems someone to be hereといえないのはなぜか? seemの不定詞補文の主語と虚辞/4.18 Only John thinks he is a geniusが多義的なのはなぜか? 束縛変項として機能する代名詞/4.19 John persuaded Mary to singとJohn promised Mary to singでは歌う人物が異なるのはなぜか? コントロール構文の分析/4.20 生成文法が言語進化の問題に取り組むようになったのはなぜか? 進化的妥当性の探求



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