書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ブラウン有機化学 上 |
タイトルヨミ |
ブラウン ユウキ カガク |
人名 |
BROWN/ほか著
村上 正浩/監訳
井上 将行/[ほか]訳
|
人名ヨミ |
BROWN ムラカミ マサヒロ イノウエ マサユキ |
出版者・発行者 |
東京化学同人
|
出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ カガク ドウジン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2014.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
20,528,10p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-8079-0779-3 |
ISBN |
4-8079-0779-3 |
注記 |
原タイトル:Organic chemistry 原著第6版の翻訳 |
分類記号 |
437
|
件名 |
有機化学
|
内容紹介 |
有機化学における分子や反応の基礎を解説した上で、関連する科学を学ぶ際に役立つ概念に重点をおいて説明する。上は、酸と塩基、アルケン、赤外分光法などを収録。反応機構も丁寧に記述する。見返しに元素の周期表あり。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811752818 |
目次 |
1 共有結合と分子の形 |
|
1・1 原子の電子構造/1・2 結合のルイスモデル/1・3 官能基/1・4 結合角と分子の形/1・5 極性分子と非極性分子/1・6 量子力学(波動力学)/1・7 分子軌道法と原子価結合法の統合/1・8 共鳴/1・9 共役系の分子軌道/1・10 アルカン,アルケン,アルキンの結合長と結合の強さ/How to簡略化した構造式からのルイス構造式の書き方/How to共鳴構造式を書く:巻矢印と電子の押込み |
|
2 アルカンとシクロアルカン |
|
2・1 アルカンの構造/2・2 アルカンの構造異性/2・3 アルカンの命名とIUPAC命名法/2・4 シクロアルカン/2・5 アルカンとシクロアルカンの立体配座/2・6 シクロアルカンとビシクロアルカンのシス-トランス異性/2・7 アルカンとシクロアルカンの物理的性質/2・8 アルカンの反応/2・9 アルカンの供給源と重要性/How toシクロヘキサンの二つのいす形配座を書く/How to平面状のシクロヘキサン環をいす形に置き換える |
|
3 立体異性とキラリティー |
|
3・1 キラリティー:分子の掌性/3・2 立体異性/3・3 キラル中心の表記:R/S表示法/3・4 キラル中心を二つ以上もつ鎖状分子/3・5 キラル中心を二つ以上もつ環状分子/3・6 立体化学に関する用語のまとめ/3・7 光学活性:キラリティーを実験室でどのように観測するか/3・8 生物におけるキラリティーの重要性/3・9 エナンチオマーの分離:分割/How toキラルな分子を表記する/How toキラル中心のR/S配座を決める |
|
4 酸と塩基 |
|
4・1 アレニウスの酸と塩基/4・2 ブレンステッド-ローリーの酸と塩基/4・3 酸解離定数およびpKaと酸・塩基の相対的な強さ/4・4 酸-塩基反応の平衡の偏り/4・5 酸-塩基反応の熱化学と機構/4・6 分子構造と酸性/4・7 ルイスの酸と塩基/How to酸-塩基反応の平衡定数の算出法 |
|
5 アルケン:結合,命名法.そして性質 |
|
5・1 アルケンの構造/5・2 アルケンの命名法/5・3 アルケンの物理的性質/5・4 天然のアルケン:テルペン系炭化水素/How to水素不足指数の計算法 |
|
基礎知識Ⅰ 反応機構 |
|
6 アルケンの反応 |
|
6・1 アルケンの反応:概観/6・2 反応中間体を経る有機反応/6・3 求電子付加反応/6・4 ヒドロホウ素化-酸化/6・5 酸化/6・6 還元/6・7 キラル中心を含む出発物と生成物/How to正しい半反応の書き方 |
|
7 アルキン |
|
7・1 アルキンの構造/7・2 アルキンの命名法/7・3 アルキンの物理的性質/7・4 1-アルキンの酸性度/7・5 アルキンの合成/7・6 アルキンへの求電子付加反応/7・7 アルキンの水和によるアルデヒド,ケトンの合成/7・8 アルキンの還元/7・9 有機合成 |
|
8 ハロアルカン,ハロゲン化,ラジカル反応 |
|
8・1 構造/8・2 命名法/8・3 ハロアルカンの物理的性質/8・4 アルカンのハロゲン化によるハロアルカンの合成/8・5 アルカンのハロゲン化の反応機構/8・6 アリル位のハロゲン化/8・7 ラジカルによる自動酸化/8・8 HBrのアルケンへのラジカル付加 |
|
9 求核置換反応とβ脱離反応 |
|
9・1 ハロアルカンの求核置換反応/9・2 脂肪族求核置換の反応機構/9・3 SN1機構とSN2機構に関する実験的な証拠/9・4 求核置換反応の解析/9・5 β脱離/9・6 β脱離の反応機構/9・7 E1機構とE2機構に関する実験的な証拠/9・8 置換反応と脱離反応の競争/9・9 置換反応と脱離反応との競争の解析/9・10 隣接基関与 |
|
10 アルコール |
|
10・1 アルコールの構造と命名法/10・2 アルコールの物理的性質/10・3 アルコールの酸性度と塩基性度/10・4 アルコールと活性な金属との反応/10・5 アルコールのハロアルカンやスルホン酸エステルへの変換/10・6 酸触媒によるアルコールの脱水/10・7 ピナコール転位反応/10・8 アルコールの酸化/10・9 チオール |
|
11 エーテル,オキシラン,スルフィド |
|
11・1 エーテルの構造/11・2 エーテルの命名法/11・3 エーテルの物理的性質/11・4 エーテルの合成/11・5 エーテルの反応/11・6 保護基としてのシリルエーテル/11・7 オキシラン:構造と命名法/11・8 オキシランの合成/11・9 オキシランの反応/11・10 エチレンオキシドとエピクロロヒドリン:有機合成における合成素子/11・11 クラウンエーテル/11・12 スルフィド |
|
12 赤外分光法 |
|
12・1 電磁波/12・2 分子分光法/12・3 赤外分光法/12・4 赤外スペクトルの解釈/12・5 赤外スペクトル解析法 |
|
13 核磁気共鳴分光法 |
|
13・1 核スピン状態/13・2 磁場中での核スピンの方向/13・3 核磁気共鳴/13・4 NMR分光計/13・5 等価な水素/13・6 シグナルの積分面積/13・7 化学シフト/13・8 シグナル分裂と(n+1)則/13・9 シグナル分裂の原因/13・10 立体化学とトピシティー/13・11 [13]CNMR/13・12 NMRスペクトルの解釈/How to NMRのスペクトル問題の解き方 |
|
14 質量分析法 |
|
14・1 質量分析計/14・2 質量スペクトルの特徴/14・3 質量スペクトルの解釈/14・4 有機合成の研究での質量分析法の活用とその他の応用 |
|
15 有機金属化学の基礎 |
|
15・1 有機マグネシウム化合物と有機リチウム化合物/15・2 ギルマン反応剤(ジアルキル銅リチウム)/15・3 カルベンとカルベノイド |
|
16 アルデヒドとケトン |
|
16・1 構造と結合/16・2 命名法/16・3 物理的性質/16・4 反応/16・5 炭素求核剤の付加/16・6 ウィッティッヒ反応/16・7 酸素求核剤の付加/16・8 窒素求核剤の付加/16・9 ケト-エノール互変異性/16・10 酸化/16・11 還元/16・12 α炭素上での反応 |