| 書誌種別 |
図書 |
| タイトル |
中東国際関係史研究 |
| サブタイトル |
トルコ革命とソビエト・ロシア1918-1923 |
| タイトルヨミ |
チュウトウ コクサイ カンケイシ ケンキュウ |
| サブタイトルヨミ |
トルコ カクメイ ト ソビエト ロシア センキュウヒャクジュウハチ センキュウヒャクニジュウサン |
| 人名 |
山内 昌之／著
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| 人名ヨミ |
ヤマウチ マサユキ |
| 刷 |
3刷 |
| 出版者・発行者 |
岩波書店
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| 出版者・発行者等ヨミ |
イワナミ ショテン |
| 出版地・発行地 |
東京 |
| 出版・発行年月 |
2013.11 |
| ページ数または枚数・巻数 |
17,809,47p |
| 大きさ |
22cm |
| 価格 |
￥１６８００ |
| ISBN |
978-4-00-023880-9 |
| ISBN |
4-00-023880-9 |
| 注記 |
汚れあり（小口、天、地） |
| 注記 |
文献:p773〜800 |
| 分類記号 |
319.274038
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| 件名 |
トルコ-対外関係-ロシア-歴史
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| 内容紹介 |
オスマン帝国の解体とトルコ共和国の形成は、現代中東の成立と変容の基礎となった。トルコとソビエト・ロシアの新国家形成を描きながら、世界史の中で中東の戦争と平和の問題を問い直す。著者の40年間の研究の集大成。 |
| 著者紹介 |
1947年生まれ。明治大学研究・知財戦略機構(国際総合研究所)特任教授。東京大学名誉教授。国際関係史とイスラーム地域研究を専攻。著書に「スルタンガリエフの夢」など。 |
| 言語区分 |
zzz |
| タイトルコード |
1009811737279 |
| 目次 |
序章 帝国から共和国へ |
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東方問題とグレートゲームの再燃-地政学の枠組み／ボリシェヴィキとケマリストと大英帝国／帝国の憂鬱-アルメニア問題の背景／統計戦争とは何か／敵の敵は味方 |
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第一部 中東とカフカースの間 |
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第一章 トルコの敗戦とカラベキル |
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ムドロス休戦協定／カラベキルのイスタンブル帰還／ケマルとの会話／カラベキルとは何者か／第一次世界大戦とカラベキル／将軍による情操教育と職業訓練 |
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第二章 三県問題と南西カフカース政府 |
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トルコをめぐる連合国の対立／アメリカの委任統治問題／カラベキルと連合国休戦監視委員会／赤軍と白軍の情報／三県と東部国境の変遷／三県のシューラあるいはソビエト／南西カフカース臨時国民政府 |
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第三章 トルコ民族運動と難民問題 |
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ポントス問題とチェテ／東部諸州国民権利擁護団／エルズルム大会からスィヴァス大会へ／第九軍監察総監ムスタファ・ケマル・パシャ／難民問題と民族問題／アルメニア人難民の帰還／カラベキルの愛国心と休戦協定違反／「エスニック・クレンジング」の応酬／カラベキルの住民交換構想 |
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第四章 トルコのソビエト幻想 |
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トルコの楯、東部アナトリアの自然景観／第二のマケドニア問題／エンヴェル、カフカースに出現す?／インドから黒海に至るボリシェヴィキ戦線／クリミアの「東方問題局」と二人のトルコ人博士／赤軍はどこにいるのか／「アラビアのロレンス」の見たカラベキルとエンヴェル一族／ハーボード将軍とカラベキル／ナフチヴァン回廊とデニーキン |
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第二部 トルコの東方関係 |
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第五章 新しい東方問題 |
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三つの戦線と「カフカースの壁」／白軍敗北・赤軍接近・緑軍伝説／三つの選択ソビエトか、協商側か、中立か／ケマルの東方戦略概念と外交哲学／ドイツ・ロシア・トルコ同盟とカラベキルの慎重論 |
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第六章 将軍たちとボリシェヴィキ |
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大戦中のサルカムシュ作戦とカフカースの赤軍／カフカースとイランの連邦／ボリシェヴィキの有用性と危険性／将軍たちの対ソ認識(1)／将軍たちの対ソ認識(2)／カラベキルとローリンソンの対話／赤軍と緑軍の北カフカース接近と緑軍の拡大／イラン革命／アゼルバイジャンの政党と対トルコ認識 |
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第七章 身のほど知らずの組織 |
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警衛団と謎の攻守同盟条約／誰も知らないウシャク国民大会／条約を結んだボリシェヴィキは誰か／トルコ臨時革命政府は誰を代表するのか／「救世主」、武装せざるナポレオン |
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第八章 イスタンブルの占領 |
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首都占領とボリシェヴィズム宣言／スルタン=カリフ制とボリシェヴィキ革命／エルズルム秘密無線局、コールサインE.B.K.／「ボリシェヴィズムの衣裳」に隠れた作戦 |
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第九章 アゼルバイジャン革命 |
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カラベキルの情報センス／行動委員会「トルコ共産党」／トルコとソビエトによる対アルメニア共同作戦／平和革命か暴力革命か／ボリシェヴィズムとイスラームの共通性／アゼルバイジャンは「窓から落ちていくのが見えていない」／ロシア共産党カフカース局／赤軍のバクー占領／バクー革命と青年トルコ革命の類似 |
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第三部 アンカラ政府と第一次モスクワ交渉 |
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第一〇章 大国民議会とアンカラ政府の成立 |
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ソビエトとの関係樹立の条件、訓令案をめぐって／フェトヴァと緑軍伝説／一九二〇年四月の作戦計画と国会開設／「対等者中の第一人者」から独裁者へ、カラベキルとケマルとの確執の表面化／エンヴェルとケマルの秘密接触、カラベキルの猜疑心／「新たなアルメニア人虐殺」への危惧／「諸君らはあまりにも遅すぎた」／兵士の脱走、クルド問題、イラク問題／アルメニア政治の独裁化、トルコの「戦略的国境」の確保／トラブゾン占領の危険か、戦略的国境の確保か／東部戦線から西部戦線への移動は可能か |
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第一一章 アルメニア・カード |
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アルメニア軍によるゼンギバサルとペネクの占領／カラベキルによるアルメニア軍の実力評価／大アルメニア構想への反発／東部はトルコの礎、三県は東部の盾／神聖同盟に向けた訓令／対ソ交渉全権にカラベキルを／赤軍のポーランド戦争とカフカース作戦／アルメニア・カードとソアンル限定作戦の提起／アルメニア作戦と燃料調達／「一分ノ遅レモ許サレズ」／カラベキルの前線司令部設営 |
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第一二章 ソビエト政府の回答と東部作戦 |
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ソビエト外務人民委員部の第一回覚書／ラーズ人とは何者か／アルメニア問題の混合調査委員会／民族運動と社会革命、トルコとソビエトの見方／トルコ軍とアルメニア軍の衝突の始まり／トルコ軍とアルメニア軍の兵力と配置状況／難治の地トラブゾンと州長官の陰謀／作戦中止をめぐる指導者間の齟齬 |
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第一三章 カフカースとトルコ民族運動 |
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東部軍の西部移動は「犯罪」か／暴風雨と司令部の移転／イギリスのバトゥーム撤退／トルコ革命東部戦線赤色分遣隊、「二つの神の軍隊」の合体／北カフカースから来た男たち／北カフカースとソビエトとトルコ |
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第一四章 バクー東方諸民族大会断片 |
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県知事から転向した共産主義者／軍の士気とエルズルムの人民政府構想／ハリル・パシャの電話 東方関係と国際情勢の認識／ハリルの観察したソビエトと西欧／赤軍政治委員オルジョニキッゼ／赤軍参謀本部情報／バクー東方諸民族大会断片／「イラン革命最高司令官」と赤軍司令官と政治委員／グルジアとアルメニアの協同作戦の危険／セーヴル条約、ケマルとカラベキルの対立と「迷路」／トルコ軍と赤軍の階級章／インターナショナルと金貨 |
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第一五章 第一次モスクワ交渉 |
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トルコ=ソビエト外交交渉の正式開始／住民交換の「精溜原則」による「人種学的国境」／まぼろしの条約／ソビエトによるトルコ領土の割譲要求／スィヴァスへの首都移転構想と参謀総長の決断／「超至急、寸秒ヲ争フ」／エルズルムの人民政府と東部諸州総督職／兵士の本音と願望 |
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第四部 トルコ=アルメニア戦争とギュムリュ条約 |
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第一六章 トルコ=アルメニア戦争の勃発 |
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トルコ=アルメニア戦争の勃発／カラベキルの作戦計画と戦争開始／エルズルムの「反逆」／カラベキルの慰撫工作／「三県の占領を続けるのが最良の答えとなろう」／カルス包囲作戦／アルメニア軍の軍紀紊乱と士気喪失／カルス占領とアルメニア軍の潰走／条約の批准拒否から新条約の締結へ |
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第一七章 トルコとアルメニアの講和交渉 |
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ギュムリュの占領／トルコの休戦条件／「アルメニアを政治的かつ物理的に切除することが不可欠である…」／講和交渉の開始／アルメニアのセーヴル条約廃棄宣言／カラベキルはソビエトの友か敵か／アルメニア使節団の国境案と「城下の盟」／講和交渉におけるアルメニア人難民問題／トルコの講和条約案／カラベキルのアルメニア観と歴史文明論 |
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第一八章 ギュムリュ条約 |
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トルコと国家安全保障の論理／ギュムリュ柔約の調印／トルコの「保護国」アルメニア／ギュムリュ条約の効果と衝撃 |
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第五部 モスクワ条約とバトゥーム危機 |
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第一九章 トルコ=ソビエト関係、戦争と外交 |
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トルコの二元外交／ソビエト・ロシアの憂慮／第二次モスクワ交渉への助走／ケマリストとボリシェヴィキの共同謀議か／ソビエトの和平調停工作の挫折／冷たい関係から特別の関係へ／ギュムリュ講和をめぐるソビエトの内部対立 |
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第二〇章 静かな幕間 |
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イタリアの放棄主義外交／フランスとカフカース連邦講想／イギリスの対トルコ政策の動揺／「敵の敵は友である」／モロカン教徒とは何者か／トルコとソビエト・アルメニアとの対立／ソビエトはなぜトルコとの同盟を求めるのか／「武装防衛の盾」とは |
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第二一章 トルコの対グルジア政策 |
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アンカラ政府とイスタンブル政府／バトゥーム問題をめぐるアンカラ政府の対グルジア関係／「ジョルジア」ハ過激派ノ南下ヲ監視スル為メ英軍ノ永ク駐屯セシ地ナリ／赤軍のグルジア侵攻計画／ソビエト・アルメニアの倒壊／グルジアとソビエト赤軍の衝突から戦争へ／カフカース連邦とは何か／オセット人外相ベキル・サミ／トルコ軍のアルダハン占領／ティフリス陥落 |
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第二二章 第二次モスクワ交渉とロンドン会議 |
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ロンドン会議とトルコの分岐点／トルコとポーランドとルーマニアの反ソ同盟案／政治軍事同盟条約か、友好政治条約か／モスクワ会議の調停者スターリン／モスクワ条約締結 |
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第二三章 バトゥーム危機 |
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前線の渦と政治の波／一八二九年国境以前の領土回復?／カフカース連邦の白日夢／バトゥーム占領へ／トルコ軍のバトゥーム要塞占領と市街地進出／トルコ軍と赤軍の軍事衝突第一局面／トルコ軍と赤軍の軍事衝突第二局面／「バクーもバトゥームなしには存在しえない」／誰がバトゥーム危機をつくったのか |
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第六部 新しい東方関係とカルス条約 |
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第二四章 パシャとコミサール、カラベキルと赤軍 |
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モスクワ条約批准と東部の民政確立／東部兵力の西部移動／カラベキルと赤軍司令官との会談／東部諸州監察総監職とモロカン問題／エンヴェル・パシャの策動と援助物資の横流し／クルド問題とムスリム難民の帰還／トルコ人はロシア革命をどう見たか／ロシア国内のトルコ系民族／ロシアと中東諸国との関係／アニ遺跡の破壊とバトゥームの自治／カラベキルのイラン革命認識 |
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第二五章 新しい東方情勢とサカリヤの会戦 |
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英露関係とトルコの東方政策／ロンドン会議以後のヨーロッパ外交／ソビエト・カフカースか、古いロシアか／カラベキルのボリシェヴィキ転向?／サカリヤ会戦前後のカラベキルとケマル／「決定的勝利に少し欠ければ敗北」「圧倒的敗北に少し欠ければ勝利」 |
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第二六章 カルス会議 |
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大国民議会政府全権使節団長カラベキル／ユスフ・ケマル外相の訓令と対アゼルバイジャン条約／グルジアとアルメニアとの条約に関する訓令／カルス会議時点のアルメニアとグルジアの住民人口／カルス会議の開幕／交渉の混乱と議事日程の整理／バクーの石油とバトゥームの港湾／クルプ塩田とアニ遺跡の帰属問題／「洗練ニハ洗練ヲ、拳ニハ拳ヲ」 |
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第二七章 カルス条約と機密情報漏洩事件 |
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一括調印か、個別調印か／カラベキルとアルメニア人捕虜／カラベキルの民政と参謀演習旅行／情報部長と軍機漏洩事件／グルジア人女スパイの罠／情報参謀のカラベキル誣告とソビエト亡命 |
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第七部 ローザンヌへの道 |
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第二八章 カラベキルのいない対ソ関係 |
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ウクライナ共和国フルンゼ使節団／土仏協定とアンカラの権力闘争／フルンゼの会ったケマル、会わなかったカラベキル／メタクサスの予見／ジェノア会議とトルコ／アラロフ同志とムジェン大佐／両雄倶には立たず／スルタン=カリフ制とカラベキル／ケマルの総司令官辞任とトルコ=ギリシア戦争の勝利 |
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第二九章 ローザンヌ講和条約 |
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チャナッカレ危機／アンカラとモスクワの隙間風／ローザンヌ会議、講和と海峡問題／未解決の問題、モースル |
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終章 トルコとソビエトの「政略結婚」 |
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東方問題の最終局面／「トルコ」の軍隊によるアナトリアの平和／カフカースの栅と壁／バトゥーム危機の真相／カフカース連邦の「白日夢」／歴史の行為者から観察者へ／「政略結婚」の果て／思想と目的の不一致／トルコの旧外交と新外交／アルメニアの不運／カラベキルとリーダーシップ／敵国敗れて謀臣滅ぶ |
