書誌種別 |
図書 |
タイトル |
ポライトネスの談話分析 |
サブタイトル |
初対面コミュニケーションの姿としくみ |
並列タイトル |
Discourse Analysis on Politeness:How People Interact at First Encounters |
タイトルヨミ |
ポライトネス ノ ダンワ ブンセキ |
サブタイトルヨミ |
ショタイメン コミュニケーション ノ スガタ ト シクミ |
人名 |
三牧 陽子/著
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人名ヨミ |
ミマキ ヨウコ |
出版者・発行者 |
くろしお出版
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出版者・発行者等ヨミ |
クロシオ シュッパン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2013.6 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,314p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-87424-592-7 |
ISBN |
4-87424-592-7 |
注記 |
文献:p297〜308 |
分類記号 |
801.03
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件名 |
言語社会学
/
談話分析
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内容紹介 |
初対面の会話ではどのような配慮が働いているのか。初対面における二者間の対面での会話に焦点を絞り、日本語母語話者ペアの会話データを中心に、その配慮に関してポライトネス理論を用いて多様な観点から実証的に分析する。 |
著者紹介 |
大阪府生まれ。大阪外国語大学大学院外国語学研究科日本語学専攻修士課程修了。大阪大学名誉教授。大阪大学博士(言語文化学)。専門は社会言語学、日本語教育学。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811682878 |
目次 |
第1章 初対面会話研究と本研究 |
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1-1 談話におけるポライトネス/1-2 初対面会話/1-3 初対面会話研究へのアプローチ/1-4 本研究の切り口と論文の構成 |
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第2章 ポライトネス研究の展開と課題 |
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2-1 ポライトネス理論研究の展開/2-2 ポライトネスの実証的研究 |
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第3章 本研究の初対面会話データ |
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3-1 収集データ/3-2 分析方法 |
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第4章 スピーチレベル管理論 |
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4-1 スピーチレベルとスピーチレベル・シフト:概念/4-2 スピーチレベル研究概観/4-3 スピーチレベル管理の経時的変化 |
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第5章 基本的スピーチレベル設定にみるポライトネスの表示 |
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5-1 「社会的規範」と「個人のストラテジー」/5-2 ペアごと各スピーチレベルの分布/5-3 同等の相手との会話にみるポライトネスの両側面/5-4 上下関係のある相手との会話におけるポライトネスの両側面/5-5 異なる相手に対する基本的スピーチレベル設定の使い分け/5-6 まとめ |
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第6章 相手に対するスピーチレベル表示回避形式を利用した接近ポライトネス・ストラテジー |
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6-1 相手に対するスピーチレベル表示回避形式とポライトネス/6-2 中途終了文とポライトネス/6-3 文中の節末に表示される接近ストラテジー/6-4 独話的発話を利用した接近ストラテジー/6-5 過去の発話・心情/思考の直接引用による接近ストラテジー/6-6 発話時の心情の直接表出による接近ストラテジー/6-7 考察 |
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第7章 話題の選択と転換にみるポライトネス |
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7-1 話題管理/7-2 初対面会話における話題選択スキーマ/7-3 話題選択ストラテジー/7-4 話題選択に関するポライトネス/7-5 話題の転換にみるポライトネス |
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第8章 自己開示をめぐるポライトネス |
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8-1 開示情報数の対称・非対称/8-2 自己開示の非対称性と会話の主導権/8-3 自己開示要求-応答の発話連鎖にみるポライトネス |
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第9章 仲間意識の構築過程にみるポジティブポライトネスの諸相 |
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9-1 同意や共感の積み重ねによるポジティブポライトネス/9-2 役割の獲得とパターン化によるポジティブポライトネス/9-3 話題のバランス探求行動とポライトネス |
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第10章 FTAバランス探求行動 |
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10-1 FTAの遂行と軽減行為をマクロに捉える視点/10-2 FTAバランス探求行動:相手からのFTA誘導(1)/10-3 FTAバランス探求行動:相手からのFTA誘導(2)/10-4 FTAバランス探求行動:自らに向けたFTAの遂行/10-5 考察 |
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第11章 総合的考察 |
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11-1 種々のバランス探求行動に関して/11-2 ポライトネス理論に関して/11-3 その他の課題 |