書誌種別 |
図書 |
タイトル |
クリエイティブ産業の経済学 |
サブタイトル |
契約,著作権,税制のインセンティブ設計 |
並列タイトル |
ECONOMICS OF CREATIVE INDUSTRIES:CONTRACT,COPYRIGHT AND TAX INCENTIVES |
タイトルヨミ |
クリエイティブ サンギョウ ノ ケイザイガク |
サブタイトルヨミ |
ケイヤク チョサクケン ゼイセイ ノ インセンティブ セッケイ |
人名 |
後藤 和子/著
|
人名ヨミ |
ゴトウ カズコ |
出版者・発行者 |
有斐閣
|
出版者・発行者等ヨミ |
ユウヒカク |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2013.4 |
ページ数または枚数・巻数 |
18,262p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-641-16409-3 |
ISBN |
4-641-16409-3 |
注記 |
文献:p242〜249 |
分類記号 |
601
|
件名 |
産業政策
/
文化政策
|
内容紹介 |
地域経済の再生や雇用創出、輸出促進の担い手として注目を集めるクリエイティブ産業と、都市空間、著作権、税制との関わりを追究。工芸産業や農村・地方都市における展開にも踏み込んで、幅広い視点からまとめる。 |
著者紹介 |
京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。埼玉大学経済学部・大学院経済科学研究科教授(財政学、文化経済学)。『文化経済学』編集委員。著書に「芸術文化の公共政策」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811673619 |
目次 |
序章 クリエイティブ産業をめぐる課題と理論的展開 |
|
1 クリエイティブ産業の台頭/2 文化と経済をめぐる問題意識の変化/3 クリエイティブ産業の理論的パースペクティブ/4 本書の課題と構成 |
|
第1章 クリエイティブ産業と都市 |
|
1 創造性と空間集積/2 東京都におけるクリエイティブ産業集積の現状/3 日本のコンテンツ産業の空間分業と集積/4 クリエイティブ産業の労働市場/5 東京都のクリエイティブ産業の現状と課題/6 政策へのインプリケーション |
|
第2章 創造性と都市政策 |
|
1 都市・地域の政策課題としての地域活性化/2 クリエイティブ産業の日本的特徴/3 クリエイティブ産業におけるインセンティブの構造/4 クリエイティブ産業/5 クリエイティブ産業と都市政策/6 おわりに |
|
第3章 著作権制度におけるインセンティブと公共基盤 |
|
1 クリエイティブ産業における著作権の位置/2 著作権をめぐる経済学からのアプローチ/3 文化市場の特性とインセンティブの構造/4 産業組織の歴史的変化とインキュベーション機能/5 クリエイティブ産業における契約とインセンティブの構造/6 著作権における私益と公益の調整 |
|
第4章 政策課税としての文化税制 |
|
1 補助金から税制による支援へ/2 海外における文化税制のトレンド/3 日本における文化税制と研究の系譜/4 政策課税として文化税制の理論的根拠/5 おわりに |
|
第5章 創造性とイノベーションを促進する税制 |
|
1 創造性と2000年代オランダの税制改革/2 二元的所得税をめぐる議論/3 ボックス課税導入の背景/4 オランダの個人所得税の歴史と19世紀の二元的所得税/5 ボックス課税の評価/6 2001年税制改革の評価 |
|
第6章 グローバル時代のNPO・寄付税制 |
|
1 クリエイティブ産業と寄付税制/2 日本における外国NPOと国境を越える寄付への税制上の取り扱い/3 EUにおける国境を越える寄付の現状と議論/4 グローバル・タックスと国境を越える寄付/5 国境を越える寄付の租税論上の位置 |
|
第7章 寄付税制の国際比較 |
|
1 人は,なぜ寄付をするのか/2 非営利組織と寄付税制の理論的位置/3 寄付税制の国際比較/4 寄付税制への制度経済学的アプローチ/5 日本の文化政策と寄付税制 |
|
第8章 工芸産業の新たな展開 |
|
1 工芸をめぐる諸研究/2 無形文化財政策と伝統的工芸品産業振興/3 産業組織の視点からの経済史研究の貢献と限界/4 伝統技術と創造・イノベーション/5 工芸産業の新しい形と政策課題 |
|
終章 農村と地方都市におけるクリエイティブ産業発展の可能性 |
|
1 はじめに/2 クリエイティブ産業政策の背景を探る/3 クリエイティブ・シティの批判的再考/4 農村におけるクリエイティブ産業の展開/5 おわりに |