書誌種別 |
図書 |
タイトル |
徂徠学派における『老子』学の展開 |
タイトルヨミ |
ソライ ガクハ ニ オケル ロウシガク ノ テンカイ |
人名 |
松井 真希子/著
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人名ヨミ |
マツイ マキコ |
出版者・発行者 |
白帝社
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出版者・発行者等ヨミ |
ハクテイシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2013.3 |
ページ数または枚数・巻数 |
13,354p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥6000 |
ISBN |
978-4-86398-133-1 |
ISBN |
4-86398-133-1 |
注記 |
文献:p251〜266 |
分類記号 |
124.22
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件名 |
老子
/
古学派
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件名 |
老子
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件名 |
ロウシ
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内容紹介 |
徂徠学派において、中国の先秦諸子の研究はどのように展開したのか。日本と中国の諸文献を渉猟し、文化交渉学の視点にもとづいて、日本の「老子」学の様相と特色を実証的に論じる。 |
著者紹介 |
1982年生まれ。関西大学大学院文学研究科修了。博士(文化交渉学)。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811665101 |
目次 |
はじめに |
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一 本研究の意義と背景/二 『老子』注釈史/三 本書の構成 |
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第一章 日中における『老子』王弼注の位置づけ-荻生徂徠を中心に |
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はじめに/一 王弼と『老子』王弼注/二 中国における『老子』王弼注/三 日本における『老子』王弼注/四 荻生徂徠による『老子』王弼注/おわりに |
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第二章 太宰春台『老子特解』について |
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はじめに/一 春台の生涯と思想/二 『老子特解』の思想的特徴/三 『老子特解』の書誌的特徴/おわりに |
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第三章 宇佐美【シン】水校訂本『王注老子道徳経』について |
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はじめに/一 『老子』の受容と『老子』王弼注/二 宇佐美【シン】水について/三 『王注老子道徳経』について/四 宇佐美本の引用文献/五 注釈書の引用数と宇佐美本の特徴/おわりに |
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第四章 徂徠、【シン】水、青陵の孔老会見譚理解 |
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はじめに/一 荻生徂徠の『老子』理解/二 宇佐美【シン】水の『老子』理解/三 海保青陵/四 日本における孔老会見譚批判と青陵の位置づけ/おわりに |
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第五章 青陵『老子国字解』における『老子』と『論語』『孟子』の結合 |
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はじめに/一 海保青陵『老子国字解』の特徴/二 青陵の「智」/三 『論語』『孟子』を用いた注釈/四 『老子』の「仁義」批判と儒家思想/五 徂徠学派における『老子国字解』/おわりに |
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第六章 泊園書院における先秦諸子学の位置づけ |
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はじめに/一 徂徠の先秦諸子学観/二 藤澤東垓の先秦諸子学観/三 藤澤南岳の先秦諸子学観/四 学則に見える先秦諸子学/おわりに |
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第七章 藤澤南岳自筆稿本『談老』について-書誌学的観点から |
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はじめに/一 『談老』の書誌情報/二 『談老』の構成/三 『談老』に引用されている注釈書/おわりに |
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第八章 泊園『老子』学の思想的特徴-『談老』と『王注老子道徳経』書入れを通して |
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はじめに/一 南岳の学問/二 『王注老子道徳経』書入れの書誌的特徴/三 書入れに見える思想的特徴/四 『談老』の思想的特徴/五 泊園『老子』学と泊園学/おわりに |