書誌種別 |
図書 |
タイトル |
中世日本の宗教テクスト体系 |
タイトルヨミ |
チュウセイ ニホン ノ シュウキョウ テクスト タイケイ |
人名 |
阿部 泰郎/著
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人名ヨミ |
アベ ヤスロウ |
出版者・発行者 |
名古屋大学出版会
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出版者・発行者等ヨミ |
ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
名古屋 |
出版・発行年月 |
2013.2 |
ページ数または枚数・巻数 |
10,598,29p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥7400 |
ISBN |
978-4-8158-0723-8 |
ISBN |
4-8158-0723-8 |
分類記号 |
162.1
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件名 |
宗教-日本
/
経典
/
仏教-仏会・仏事
/
神祇
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件名 |
聖徳太子
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件名 |
ショウトク タイシ
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内容紹介 |
聖徳太子伝から仏教儀礼、経蔵、聖教、神祇までを含む広大な領野を「宗教テクスト」の視座から展望し、中世世界の深層に潜む豊穣なる知の体系を解き明かす。 |
著者紹介 |
1953年横浜生まれ。大谷大学大学院文学研究科博士課程満期退学。名古屋大学大学院文学研究科教授。著書に「湯屋の皇后」「聖者の推参」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811650124 |
目次 |
序章 宗教テクスト学試論 |
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一 宗教というテクスト宇宙/二 宗教テクストの探究/三 中世宗教テクストの世界像/四 中世宗教テクストの場へ |
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第Ⅰ部 聖徳太子宗教テクストの世界 |
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第一章 聖徳太子の世界像 |
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一 聖徳太子をめぐる宗教テクストの場/二 古代における聖徳太子伝と絵伝/三 中世聖徳太子尊像図像の生成/四 中世太子宗教テクスト形成の主体/五 太子宗教テクストの生成展開をうながすもの/六 中世太子宗教テクストの座標と布置 |
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第二章 複合宗教テクストとしての聖徳太子伝と絵伝 |
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一 古代における太子像と太子伝の成立/二 平安期における太子伝の生成と『三宝絵』/三 『聖徳太子伝暦』における正典の確立/四 平安期における聖徳太子絵伝/五 法隆寺障子絵伝における世界像/六 法隆寺上宮王院の宝物/七 文芸テクストに表象された太子の霊地 |
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第三章 霊地における太子像 |
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一 院政期太子像の宗教構想/二 慈円における太子像の構想/三 四天王寺の創建伝承と縁起説/四 『御手印縁起』の成立と展開/五 中世太子絵伝における四天王寺図像の世界/六 廟崛太子/七 顕真における太子廟御記文伝承の文脈/八 太子廟の礼拝空間における尊像と絵伝 |
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第四章 中世聖徳太子絵伝におけるテクスト複合 |
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一 中世太子絵伝の宗教図像テクスト複合/二 中世太子絵伝と太子伝によるテクスト複合の様相/三 中世掛幅太子絵伝の類型と展開/四 中世太子絵伝の<外部>と<内部>の複合/五 聖徳太子絵伝テクスト複合の統辞法 |
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第Ⅱ部 寺院経蔵宗教テクストの世界 |
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第五章 寺院における宗教テクストの諸位相 |
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一 日本における仏法のテクスト/二 一切経と聖教の場としての経蔵/三 中世宗教テクストの縮図としての唱導/四 宗教テクストの主体としての慈円 |
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第六章 宗教テクストによる国土の<経蔵>化 |
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一 一切経という宗教テクスト/二 宗教テクストの位相からみる一切経造立の意義/三 埋経儀礼と一切経造立の接点/四 院王権による一切経造立と勧進聖による埋経運動/五 鳥羽院の末代上人一切経勧進結縁と富土山埋経 |
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第七章 宗教テクストとしての経蔵と目録 |
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一 「聖教目録」という座標/二 円珍と寺門派における中世宗教テクストの形成/三 東寺における空海請来・御筆宗教テクストの布置と展開/四 醍醐寺三宝院における宗教テクスト体系の形成 |
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第八章 灌頂儀礼と宗教テクスト |
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一 宗教テクストの場としての灌頂/二 守覚法親王の宗教テクストにおける灌頂儀礼/三 即位灌頂という儀礼テクスト/四 密教儀礼テクストの諸位相と口決 |
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第九章 中世密教聖教の極北 |
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一 「文観」像と文観研究/二 文観の三尊合行法テクスト/三 三尊合行法テクストと文観著作/四 『瑜伽瑜祇秘肝鈔』と後醍醐天皇御影 |
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第Ⅲ部 儀礼空間宗教テクストの世界 |
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第十章 仏教儀礼における宗教テクストの諸位相 |
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一 儀礼空間のテクスト/二 二月堂修二会の儀礼テクスト空間/三 唱導の儀礼テクスト/四 常行堂の法儀と堂僧の念仏/五 講式を読む |
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第十一章 宗教テクストの核としての願文 |
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一 願文という宗教テクスト/二 古代仏教における願文の諸位相/三 御堂関白の作善と願文/四 院政期の次第法則における願文の位置/五 東大寺大仏をめぐる願文の諸相 |
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第十二章 修正会・修二会と儀礼テクスト |
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一 二月堂修二会の儀礼空間と音声/二 修二会の行法と所作の構造/三 朱唐櫃/四 “読む”テクスト/五 二月堂の神話テクストと神名帳・過去帳/六 常行堂修正会と大念仏の儀礼テクスト/七 僧賀聖人の伝承とそのテクスト |
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第十三章 儀礼の声 |
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一 悔過の声/二 講式の声/三 高声と一声/四 一味同心の声 |
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第十四章 真宗寺院の宗教空間と儀礼テクスト |
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一 城端別院虫干法会の儀礼空間/二 虫干法会における宗教テクストの諸位相と機能/三 伝承される宗教テクストの再創造 |
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第Ⅳ部 神祇祭祀宗教テクストの世界 |
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第十五章 中世熱田宮の宗教テクスト空間 |
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一 神祇をめぐるテクストの諸位相/二 熱田宮の神典と経典/三 熱田宮における中世縁起の形成と展開/四 熱田宮炎上をめぐる託宣記と女房日記/五 密教聖教テクストの象る熱田宮/六 「宝釼」をめぐるテクスト |
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第十六章 真福寺神祇書のテクスト体系 |
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一 宗教テクストとしての神祇書/二 真福寺聖教における神祇書の位置/三 真福寺本神祇書の書誌分類/四 中世神道の展開と真福寺本神祇書/五 東大寺東南院からの神祇書の伝来 |
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第十七章 書かれたものとしての神道 |
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一 テクストとしての中世神道/二 真福寺聖教の中の神道テクスト/三 「三宝院御流」聖教の中の神道テクスト/四 『野決』具書神道テクストの概要と思想/五 守覚法親王の宗教テクストと神祇 |
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第十八章 修験道における宗教テクスト空間 |
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一 宗教テクストとしての修験道/二 御正躰としての蔵王権現像と埋納聖典の位相/三 修験縁起説と役行者伝の位相/四 霊地を象る宗教テクスト複合 |
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終章 中世宗教テクストのゆくえ |
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一 宗教テクストにおける中世/二 中世宗教テクストの普遍性/三 中世宗教テクストの達成としての文字本尊/四 神祇における中世宗教テクストの到達点 |