書誌種別 |
図書 |
タイトル |
清朝前期のチベット仏教政策 |
サブタイトル |
扎薩克喇嘛制度の成立と展開 |
シリーズ名 |
汲古叢書 |
シリーズ番号 |
105 |
タイトルヨミ |
シンチョウ ゼンキ ノ チベット ブッキョウ セイサク |
サブタイトルヨミ |
ジャサク ラマ セイド ノ セイリツ ト テンカイ |
シリーズ名ヨミ |
キュウコ ソウショ |
シリーズ番号ヨミ |
105 |
人名 |
池尻 陽子/著
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人名ヨミ |
イケジリ ヨウコ |
出版者・発行者 |
汲古書院
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出版者・発行者等ヨミ |
キュウコ ショイン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2013.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
4,293p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-7629-6004-8 |
ISBN |
4-7629-6004-8 |
注記 |
文献:p271〜284 |
分類記号 |
180.9
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件名 |
チベット仏教-歴史
/
中国-歴史-清時代
/
宗教政策-歴史
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内容紹介 |
清朝前期における「扎薩克喇嘛制度」の成立・展開の様相を分析することによって、清朝がいかにしてチベット仏教的世界観を共有する諸勢力と対峙していったのか、その具体的な手段と達成の度合いを提示する。 |
著者紹介 |
1981年福岡県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD(東洋文庫)。筑波大学非常勤講師。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811639253 |
目次 |
序論 |
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Ⅰ 本書の視座及び問題の所在/Ⅱ 扎薩克喇嘛制度の概要/Ⅲ 先行研究/Ⅳ 史料/Ⅴ 本研究の構成/地図 |
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第一章 入関前〜順治朝の清朝とチベット仏教僧 |
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はじめに/第一節 太宗ホンタイジ時代のチベット仏教政策/第二節 アシャン=マンジュシュリとシレトゥ=フレーの成立/第三節 パンディタ=ノモンハンの事績/第四節 扎薩克喇嘛制度の成立/小結/参考資料 |
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第二章 康煕朝の対青海・チベット政策と扎薩克喇嘛制度 |
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はじめに/第一節 康煕朝前半期の清・モンゴル・チベット関係と扎薩克喇嘛制度/第二節 康煕30年代の扎薩克喇嘛制度の危機とイラグクサン=ホトクトの処刑/第三節 チャンキャ二世ガワン=ロサン=チューデンの登場/第四節 康煕朝の扎薩克喇嘛制度における大国師/小結 |
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第三章 康煕朝末〜雍正朝におけるチャンキャ体制の確立 |
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はじめに/第一節 チャンキャの転生者認定までの経緯/第二節 清朝による青海平定とチャンキャ三世招請/第三節 京師での処遇と大国師号の継承/小結 |
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第四章 乾隆朝のチベット仏教政策と扎薩克喇嘛制度の整備 |
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はじめに/第一節 雍和宮(ガンデン=チンチャクリン)の開基/第二節 京師・熱河の勅建寺とパンチェンラマ三世の来訪/第三節 乾隆帝のチベット仏教政策と扎薩克喇嘛制度/小結 |
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第五章 清朝の藩部統治政策における扎薩克喇嘛制度の役割 |
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はじめに/第一節 各地の扎薩克喇嘛制度の特徴/第二節 扎薩克喇嘛制度における「喇嘛旗」について/第三節 対チベット政策と扎薩克喇嘛制度/小結 |
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結論 |