書誌種別 |
図書 |
タイトル |
トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論 |
タイトルヨミ |
トマス アクィナス ニ オケル ペルソナ ノ ソンザイロン |
人名 |
山本 芳久/著
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人名ヨミ |
ヤマモト ヨシヒサ |
出版者・発行者 |
知泉書館
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出版者・発行者等ヨミ |
チセン ショカン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2013.1 |
ページ数または枚数・巻数 |
8,359p |
大きさ |
23cm |
価格 |
¥5700 |
ISBN |
978-4-86285-145-1 |
ISBN |
4-86285-145-1 |
注記 |
汚れあり(小口、天、地) |
注記 |
文献:p279〜313 |
分類記号 |
132.2
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件名 |
Thomas Aquinas
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件名 |
トマス・アクイナス
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内容紹介 |
ペルソナ・人格の存在論的構造を徹底的に分析。トマス・アクィナスの存在論的な人間論の構造を、「存在の充実」という観点から認識論と存在論の統一的視点で解明し、「人格の存在論」を構築する。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009811632573 |
目次 |
序論 |
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第Ⅰ部 理性的実体としての人格の基本的構造 |
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第一章 人間論的概念としてのペルソナの輪郭 |
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序/第1節 ペルソナと理性:ペルソナの自己支配/第2節 はたらきの基体としてのペルソナ/第3節 所与としての完全性と課題としての完全性/第4節 神のペルソナと人間のペルソナ:「知性」と「理性」/結論 |
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第二章 人格の自己根源性:被造物としての人間の自立性 |
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序/第1節 『神学大全』における人間論の位置づけ/第2節 「原因性」を付与するより高次の「原因性」としての「創造」/第3節 第一作用者と第二次作用者との関係の分析/第4節 「原因性」と自己根源性の相違/結論 意志的能力の二重構造の示唆している人間の関係的な自立性 |
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第Ⅱ部 存在充足としての認識活動 |
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第三章 知性認識における人格の自立性と関係性 |
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序/第1節 魂の本質(essentia)と諸能力(potentiae)との区別/第2節 ペルソナにおける存在とはたらき/第3節 知性認識における自立性と関係性/結論 |
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第四章 神認識における人格の自立性と関係性:神の把握不可能性の含意するもの |
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序/第1節 カール・ラーナーの解釈への批判/第2節 自然的理性による神認識の限界/第3節 神の把握可能性と把握不可能性/第4節 至福者の認識様態/第5節 神の把握不可能性の含意するもの/結論 「把握」の場合分けの持っている意味 |
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第五章 トマスの沈黙:存在充実の徴としての沈黙 |
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序/第1節 人間理性の自己超越的構造/第2節 沈黙の次元への開き/結論 |
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第Ⅲ部 存在充足の運動としての愛 |
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第六章 根源的な受動性としての愛:人格の全体性における情念の意味 |
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序/第1節 情念と倫理的な善悪/第2節 passioの意味の三区分/第3節 情念としての愛の特質/第4節 三種類の「一致」とその相互関係/結論 受動的な情念から能動的・意志的な活動への転換 |
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第七章 人格の相互関係:友愛における一性の存在論 |
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序/第1節 アリストテレス友愛論への依存と相違/第2節 自己愛と他者愛:一性の存在論による基礎づけ/第3節 自己性と他者性の相関関係/第4節 存在することとはたらきを為すこと:「善の自己拡散性」という観点から/結論 愛における自己還帰性と自己伝達性 |
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第八章 徳(virtus)としての愛(caritas):愛における人間の自立性と関係性 |
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序/第1節 ニーグレンのアガペー理解/第2節 「カリタス的総合」と「幸福論的な問い」/第3節 トマスのカリタス理解:「徳」としての「愛」 |
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第Ⅳ部 存在充足の原理としての自然法 |
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第九章 トマス自然法論の基本構造:自然法の第一原理 |
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序/第1節 トマス自然法論の基本構造/第2節 基本善の曖昧性の積極的意味:善き生の大まかな輪郭の描出/第3節 自然法と実定法の二元論の克服/第4節 人間理性の規範的性格/結論 |
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第十章 自然法と万民法:トマスからスアレスへ |
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序/第1節 ローマ法における「万民法」概念の位置づけ/第2節 スアレスの万民法概念:「諸民族のあいだの法」と「諸民族の内部の法」/第3節 スアレスの自然法概念 |
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結語 |