書誌種別 |
図書 |
タイトル |
医療事故と刑法 |
並列タイトル |
Medical Accidents and Criminal Law |
シリーズ名 |
医事刑法研究 |
シリーズ番号 |
第5巻 |
タイトルヨミ |
イリョウ ジコ ト ケイホウ |
シリーズ名ヨミ |
イジ ケイホウ ケンキュウ |
シリーズ番号ヨミ |
5 |
人名 |
甲斐 克則/著
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人名ヨミ |
カイ カツノリ |
出版者・発行者 |
成文堂
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出版者・発行者等ヨミ |
セイブンドウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
16,293p |
大きさ |
22cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7923-1965-6 |
ISBN |
4-7923-1965-6 |
分類記号 |
326.23
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件名 |
刑法
/
医療事故
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内容紹介 |
医療事故と刑法に関する著者のこれまでの研究をまとめた書。「医療事故と刑事法をめぐる現状と課題」「刑事医療過誤と注意義務論」など、雑誌で発表した論文やシンポジウムでの報告等を収録。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811631764 |
目次 |
序章 医療事故の法的処理とリスクマネジメント |
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1 序-「医療事故」と「医療過誤」の意義と区別-/2 医療過誤の法的処理システムの現状/3 医療過誤と注意義務/4 近年の刑事医療過誤判例の動向/5 医療事故の法的処理とリスクマネジメント/6 結語-医事審判制度の確立の提言- |
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第1章 医療過誤刑事判例における注意義務の変遷 |
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1 序/2 医療過誤の類型と医療過誤刑事判例の時期区分/3 第1期-包括的注意義務の展開-/4 第2期-個別事情考慮の傾向-/5 第3期-分業意識の高揚とチーム医療における「信頼の原則」の定着-/6 第4期-注意義務の多様化の時代の幕開けか?-/7 結語 |
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第2章 医療事故と刑事法をめぐる現状と課題 |
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1 序/2 医療専門職者の「過失の競合」論の新たな動向/3 医療専門職者の直近過失の動向/4 結語-医療事故と刑事法の対応の課題- |
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第3章 刑事医療過誤と注意義務論 |
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1 序/2 刑事医療過誤と民事医療過誤の注意義務の理論的比較検討/3 近年の刑事医療過誤判例にみる注意義務論の分析/4 結語-今後の課題- |
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第4章 異型輸血過誤 |
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1 事実の概要/2 判旨/3 解説 |
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第5章 看護職による薬剤の取違えと医療事故 |
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1 序/2 看護職の単純なミスが原因となって患者が死亡したケース-都立広尾病院事件-/3 複雑な因果連鎖を経て看護職による薬剤取違えが原因となって患者が死亡したケース-3%ヌペルカイン事件- |
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第6章 チーム医療と医療事故 |
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1 序/2 チーム医療における事故発生のメカニズム/3 横浜市立大学附属病院「患者取違え」事件判決/4 チーム医療と刑事過失 |
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第7章 医療事故と過失の競合 |
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1 序-問題の所在-/2 横浜市大患者取違え事件最高裁決定の論理とその問題性/3 過失競合論再考/4 結語 |
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第8章 医療と過失責任の限界 |
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1 序-問題の所在-/2 医療事故と医師の逮捕をめぐる問題点/3 大野病院事件判決の分析/4 医療事故と過失の競合-「過失犯からの離脱」理論の提唱-/5 結語-医療と過失責任- |
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第9章 薬害と医師の刑事責任 |
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1 序/2 実行行為者としてのA医師の地位および職務権限と実行行為内容/3 結果回避可能性および結果回避義務と比較衡量論の問題性/4 予見可能性判断の問題性/5 結語 |
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第10章 薬害と製薬会社幹部の刑事責任 |
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1 序/2 薬害エイズ事件ミドリ十字ルートの概要/3 判決の論理とその分析/4 薬害と製薬会社幹部の刑事責任/5 結語 |
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第11章 薬害における公務員の不作為と刑事責任 |
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1 事実の概要/2 決定要旨/3 評釈 |
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第12章 大規模医療事故と過失犯論 |
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1 序/2 薬害と過失犯論/3 医療事故における「過失の競合」と「管理・監督過失」/4 結語 |
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第13章 刑事医療過誤と過失の競合および管理・監督過失 |
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1 序-問題の所在-/2 病院の診療体制に関する管理・監督過失/3 病院の安全保持体制に関する管理・監督過失 |
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第14章 ニュージーランドにおける医療事故と被害者の救済 |
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1 序-問題の所在-/2 ニュージーランドにおける医療事故処理システムの歴史的変遷/3 ニュージーランドにおける医療事故処理システムの現状と意義/4 結語-日本への示唆と医療事故被害者救済の課題- |
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終章 医療事故の届出義務・医事審判制度・被害者補償 |
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1 序/2 日本における死因究明制度概観/3 医療事故と医師法21条の届出義務の関係/4 医療事故の届出義務と医師法21条の改正案の呈示/5 結語-医事審判制度の構築と被害者補償制度の確立へ向けて- |