書誌種別 |
図書 |
タイトル |
生物学の基礎 |
サブタイトル |
生き物の不思議を探る |
タイトルヨミ |
セイブツガク ノ キソ |
サブタイトルヨミ |
イキモノ ノ フシギ オ サグル |
人名 |
和田 勝/著
|
人名ヨミ |
ワダ マサル |
出版者・発行者 |
東京化学同人
|
出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ カガク ドウジン |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.12 |
ページ数または枚数・巻数 |
5,218p |
大きさ |
26cm |
価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-8079-0785-4 |
ISBN |
4-8079-0785-4 |
注記 |
文献:p209〜211 |
分類記号 |
460
|
件名 |
生物学
|
内容紹介 |
進化と遺伝からタンパク質、エネルギー、突然変異、生命にかかわる最新の技術まで、自分の体におこっていることや、身近な題材を取りあげながら、生物学の基本的かつ重要な事項を解説する。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811623798 |
目次 |
0章 生物学への短い序章 |
|
0・1 センス・オブ・ワンダー/0・2 生き物に対する関心から/0・3 生物学の方法論(科学の方法論)/0・4 科学的な方法の例/0・5 科学の本質を理解して,生物学の世界へ |
|
1章 水と生命の惑星・地球 |
|
1・1 地球は青かった/1・2 水の特徴/1・3 海には緑の陸地が浮かぶ/1・4 生物がつくりあげた惑星/1・5 地球上には多様な生物がいる/1・6 地球上の生物はみんな親戚?/1・7 ウリのつるにはナスビはならぬ(子は親に似る)-遺伝の概説/1・8 さあ,生物の世界へ |
|
2章 生物は細胞から,そして分子からなる |
|
2・1 生物を拡大してみれば/2・2 細胞を構成する生体高分子/2・3 細胞という基本単位の集合/2・4 細胞内の構造/2・5 細胞小器官を包む膜/2・6 単なる集合ではない階層性/2・7 細胞の違いによる生物の分け方/2・8 生物ははたらく(活動する)(動く)(生きる) |
|
3章 タンパク質が生命現象の鍵となる |
|
3・1 生物の「かたち」をつくり,「はたらき」を担うタンパク質/3・2 タンパク質はアミノ酸からなる/3・3 20種のアミノ酸の違いについて/3・4 タンパク質が特定の「はたらき」をするのは立体構造のおかげ/3・5 アミノ酸の並び方でタンパク質の「かたち」と性質が決まる/3・6 酵素タンパク質が基質にはたらきかける/3・7 酵素がタンパク質以外の材料をつくる |
|
4章 遺伝子がアミノ酸の並び方を決める |
|
4・1 アミノ酸の配列は何が決めているの?/4・2 メンデルの実験と予言のその後/4・3 遺伝子は染色体上に/4・4 染色体における遺伝子の並び方/4・5 遺伝子はタンパク質をコードしている/4・6 細胞には図書館(核)があり,本(染色体)が収められている/4・7 遺伝子の本体を求めて |
|
5章 DNAは生命の設計図 |
|
5・1 遺伝子DNAの構造解明へ/5・2 DNAの立体構造と染色体の関係/5・3 4種類の文字(塩基という単位)が20種類のアミノ酸を決めている/5・4 設計図はmRNAにコピー(転写)されて,図書館から現場へ送られる/5・5 リボソームはDNAの塩基語をアミノ酸語へ翻訳する機械/5・6 リボソームで設計図をもとにアミノ酸をつないでいく/5・7 消化酵素やホルモンのように分泌されるタンパク質の場合は/5・8 スプライシングと翻訳後修飾 |
|
6章 生きるにはエネルギーが必要 |
|
6・1 地球上のすべての生物は太陽の恵みを受ける/6・2 なぜ,エネルギーは必要なの?/6・3 ATPを産生する/6・4 解糖系/6・5 ミトコンドリアでのエネルギー産生/6・6 植物の光合成/6・7 最後の短いまとめ |
|
7章 細胞は増え,個体が生まれる |
|
7・1 細胞は分裂して増える/7・2 体細胞分裂の過程/7・3 細胞周期/7・4 細胞分裂をするための準備,DNAの複製/7・5 生物は細胞の単なる集まりではない/7・6 細胞の「かたち」と「はたらき」を決めるもの/7・7 生物は子孫を残す/7・8 減数分裂の過程/7・9 遺伝子の組合わせを多様にする/7・10 発生の過程 |
|
8章 突然変異は必ずおこる |
|
8・1 白い雉,白い亀,白い蛇/8・2 突然変異とは/8・3 突然変異は修復される/8・4 体細胞系列と生殖細胞系列/8・5 突然変異を探る-ヒトの場合/8・6 突然変異が進化を推し進める |
|
9章 環境への適応と生物の多様性 |
|
9・1 進化とは/9・2 個体群中に変異が生じるのは/9・3 環境に適応するということ/9・4 地理的隔離,生殖隔離/9・5 再び突然変異について/9・6 共進化と共生/9・7 不思議の国の家つくり(この章のまとめとして) |
|
10章 環境の中で生きるための戦略 |
|
10・1 病気にならずに健やかに生きること/10・2 免疫-からだを守るシステム/10・3 捕食されずに餌をとる/10・4 子孫を残すために/10・5 植物の動かないという生き方 |
|
11章 宇宙船地球号で共に生きる |
|
11・1 宇宙船地球号のすがた/11・2 宇宙船地球号の中ではすべてが循環している/11・3 食う食われるの関係(食物網)/11・4 生物多様性/11・5 ヒト-宇宙船地球号の乗組員/11・6 生物多様性が地球を育み,多様性の喪失は文明を崩壊させる |
|
12章 生命にかかわる科学・技術 |
|
12・1 タンパク質のアミノ酸配列を決める/12・2 DNAの塩基配列を決める/12・3 DNAを爆発的に増やす(PCR法)/12・4 ヒトゲノムの解析/12・5 遺伝子を操作する/12・6 タンパク質の立体構造を明らかにする/12・7 科学とは?技術とは? |