書誌種別 |
図書 |
タイトル |
現代人のための統合科学 |
サブタイトル |
ビッグバンから生物多様性まで |
タイトルヨミ |
ゲンダイジン ノ タメ ノ トウゴウ カガク |
サブタイトルヨミ |
ビッグ バン カラ セイブツ タヨウセイ マデ |
人名 |
小笠原 正明/編著
新井 一郎/編著
澤村 京一/編著
杉田 倫明/編著
守橋 健二/編著
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人名ヨミ |
オガサワラ マサアキ アライ イチロウ サワムラ キョウイチ スギタ ミチアキ モリハシ ケンジ |
出版者・発行者 |
筑波大学出版会
/
丸善出版(発売)
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出版者・発行者等ヨミ |
ツクバ ダイガク シュッパンカイ/マルゼン シュッパン |
出版地・発行地 |
つくば/東京 |
出版・発行年月 |
2012.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
12,384p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-904074-22-0 |
ISBN |
4-904074-22-0 |
注記 |
水ぬれシミ・ヨレあり |
注記 |
文献:p333〜339 科学における発明・発見の歴史:p366〜373 |
分類記号 |
400
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件名 |
科学
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内容紹介 |
「地球環境」をキーワードにした現代人のための科学のハンドブック。エネルギー、ビッグバン、太陽系と惑星、地球温暖化、水循環、生命など、現代科学の成果を俯瞰する。練習問題や基本的な用語の解説も収録。 |
著者紹介 |
1943年生まれ。筑波大学客員教授。北海道大学名誉教授。博士(工学)。 |
言語区分 |
zzz |
タイトルコード |
1009811612576 |
目次 |
はじめに-現代人にとって必須の科学的素養とは何か?- |
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第1章 科学とは何か? |
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1.1 科学とは何か?-その現代的理解にむけて/1.2 科学とは何か?-その歴史的理解に向けて |
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第2章 エネルギーは宇宙を巡る |
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2.1 エネルギーとは/2.2 宇宙の構成/2.3 エネルギーの循環 |
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第3章 形を変えるエネルギー |
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3.1 エネルギーと仕事/3.2 いろいろなエネルギー/3.3 エネルギーの変換 |
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第4章 使えるエネルギーと使えないエネルギー |
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4.1 エントロピーとは/4.2 エントロピーの増大則/4.3 エネルギーの利用とエントロピー/4.4 生命とエントロピー |
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第5章 量子と光エネルギー-発光ダイオードはなぜ省エネルギー効果が高いのか- |
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5.1 光ダイオードと原子/5.2 原子から分子・固体へ/5.3 発光ダイオードのしくみ:n型とp型をくっつける |
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第6章 ビッグバン宇宙 |
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6.1 アインシュタイン革命-相対論的宇宙論の誕生-/6.2 ハッブル革命-宇宙膨張の発見-/6.3 インフレーション宇宙モデル |
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第7章 太陽系と惑星の運命 |
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7.1 星とガス/7.2 星と惑星の誕生/7.3 惑星の動きと万有引力の法則/7.4 太陽系と惑星の運命/7.5 太陽系外の惑星 |
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第8章 銀河と暗黒物質 |
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8.1 銀河/8.2 ブラックホールの原理と種類/8.3 巨大質量ブラックホールを探す |
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第9章 固体地球の物質循環とプレートテクトニクス |
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9.1 プレートテクトニクス誕生までの過程/9.2 火山島の配列と移動/9.3 プレートテクトニクスで説明できる現象 |
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第10章 地層と古生物-生物の大量絶滅- |
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10.1 生命の誕生とその進化/10.2 生物の大量絶滅 |
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第11章 気候変動と地球温暖化問題 |
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11.1 地球大気の大循環/11.2 地球環境問題/11.3 オゾンホールの問題/11.4 モントリオール議定書/11.5 地球温暖化問題/11.6 京都議定書/11.7 21世紀の地球環境問題 |
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第12章 オゾンの化学とオゾンホール |
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12.1 酸素の同素体-オゾン/12.2 生物を紫外線から守るオゾン層/12.3 オゾン生成と消滅のチャップマン・サイクル |
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第13章 大気の化学と地球温暖化 |
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13.1 空気の組成と不純物/13.2 空気を汚染する化学反応/13.3 大気と温度/13.4 地球温暖化に影響を与える分子構造/13.5 分子の振動と温室効果/13.6 地球環境とカーボンサイクル |
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第14章 水の惑星「地球」の水循環と水収支 |
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14.1 水循環/14.2 水収支/14.3 水収支と水循環をどのように明らかにするのか/14.4 水循環と地球システム |
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第15章 水の分子論 |
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15.1 水の構造と極性/15.2 分子極性と液体の沸点/15.3 氷の構造 |
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第16章 化学エネルギーと持続可能な社会 |
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16.1 反応熱と結合エネルギー/16.2 エネルギー源としての石油/16.3 水素燃料電池/16.4 反応のエントロピーと自由エネルギー/16.5 それでも宇宙のエントロピーは増大する |
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第17章 生物の基本単位-細胞のつくりとはたらき- |
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17.1 生命とはなんだろう?/17.2 いのちをつなぐ装置「細胞」/17.3 3種類の細胞/17.4 地球史と細胞の進化/17.5 宇宙人は存在するか?/17.6 細胞小器官(オルガネラ)/17.7 注目をあつめている細胞科学 |
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第18章 生命活動とエネルギー |
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18.1 物質代謝とエネルギー代謝/18.2 光合成/18.3 化学エネルギーを利用して有機物を生産する |
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第19章 生物におけるつくりとはたらきの維持 |
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19.1 さまざまな器官系/19.2 内部環境の恒常性(ホメオスタシス)/19.3 器官系の進化と体制 |
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第20章 細胞・個体・集団のレベルで見た生物の遺伝 |
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20.1 血液型とは?/20.2 血液型の遺伝/20.3 遺伝子の解明/20.4 個体の遺伝と集団の遺伝 |
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第21章 遺伝を担う分子 |
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21.1 遺伝の主役DNAとはどんな物質か/21.2 DNAがコピーをつくる仕組み/21.3 遺伝子が個体の性質を決める仕組み/21.4 遺伝子からゲノムへ/21.5 ゲノムを知る/21.6 ゲノム解析と社会 |
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第22章 進化とは?-そのいくつかの側面- |
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22.1 「できること」と「できないこと」:血筋の制約のなかで/22.2 「進化途上」での条件/22.3 人類は「万物の霊長」か?/22.4 「生物の多様性を生み出す原理」:「進化」とは |
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第23章 生物と地球環境の変化 |
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23.1 大気の二酸化炭素濃度と生物活動/23.2 海洋の生物と物質循環/23.3 海洋における有機物の鉛直的輸送と炭素の隔離/23.4 もう一つの二酸化炭素問題-海洋酸性化 |
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あとがき-大学のカリキュラムに統合科学を- |