書誌種別 |
図書 |
タイトル |
北東アジア中世考古学の研究 |
サブタイトル |
靺鞨・渤海・女真 |
タイトルヨミ |
ホクトウ アジア チュウセイ コウコガク ノ ケンキュウ |
サブタイトルヨミ |
マッカツ ボッカイ ジョシン |
人名 |
中澤 寛将/著
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人名ヨミ |
ナカサワ ヒロマサ |
出版者・発行者 |
六一書房
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出版者・発行者等ヨミ |
ロクイチ ショボウ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.11 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,306p |
大きさ |
27cm |
価格 |
¥10600 |
ISBN |
978-4-86445-021-8 |
ISBN |
4-86445-021-8 |
注記 |
文献:p252〜287 |
分類記号 |
229.2
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件名 |
遺跡・遺物-極東地方
/
遺跡・遺物-中国(東北部)
/
渤海
/
女真
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内容紹介 |
7世紀末に北東アジアに出現した多種族国家である渤海、その後に女真によって建国された金・東夏の人・モノ・情報の時間的・空間的動態を明らかにし、7〜13世紀の北東アジアの地域社会の特質を論じる。 |
著者紹介 |
1981年青森県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。青森県教育庁文化財保護課勤務。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811611442 |
目次 |
序章 本書の目的と視角 |
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はじめに/第1節 北東アジア中世考古掌研究の現状/第2節 北東アジア中世考古学研究の課題/第3節 本書の構成/小括 |
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第1章 北東アジアにおける陶質土器生産・流通構造の変遷 |
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はじめに/第1節 渤海から金・東夏代の土器生産・流通史研究と問題点/第2節 土器生産関連遺跡の分布・立地とその概要/第3節 土器窯の構造と変遷・系統関係/第4節 消費地遺跡における陶質土器の様相/第5節 北東アジアにおける土器生産・流通構造の特質/小括 |
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第2章 北東アジアにおける金属製煮炊具の生産・流通・消費 |
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はじめに/第1節 渤海から金・東夏代の金属製煮炊具に関する研究動向/第2節 金属製煮炊具の分類/第3節 遼・金代の金属製煮炊具の消費・使用状況/第4節 金属製煮炊具の生産・流通・消費構造とその意義/小括 |
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第3章 渤海の食器様式の変遷と地域性 |
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はじめに/第1節 渤海土器・陶瓷器研究の現状と課題/第2節 渤海代の食器の種類とその変遷/第3節 都城・地方城郭・集落の食器様式と地域性/第4節 渤海の食器様式の諸段階とその意義/小括 |
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第4章 金・東夏代女真の食器様式と地域性 |
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はじめに/第1節 研究略史と問題の所在/第2節 金・東夏代遺跡出土食器の概要/第3節 金・東夏代の食器をめぐる諸問題/第4節 金・東夏代の食器様式の地域性とその意義/小括 |
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第5章 渤海の地方城郭の形成と展開 |
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はじめに/第1節 渤海の地方城郭遺跡の調査・研究の現状と課題/第2節 渤海の地方城郭の分布・立地・規模/第3節 クラスキノ城祉の空間利用と存続年代/第4節 ロシア沿海地方の平地城・山城の空間利用と存続年代/第5節 渤海の地方城郭の形成と展開/小括 |
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第6章 金・東夏代の地方城郭の出現と展開 |
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はじめに/第1節 金・東夏代の地方城郭の調査・研究略史と問題点/第2節 金・東夏代の地方城郭の分布・立地と規模/第3節 金・東夏代の地方城郭の空間利用/第4節 金・東夏代の地方城郭の出現・展開の諸段階/小括 |
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第7章 墓葬からみた渤海の地域社会 |
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はじめに/第1節 渤海墓の調査・研究の現状と問題点/第2節 墓地遺跡の分布・立地/第3節 墓葬構造の分類・変遷/第4節 副葬品・装身具の構成・出土状況/第5節 墓地・墓域の形成過程と空間利用/第6節 渤海墓葬の階層性と地域差/小括 |
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第8章 金代墓の分布・立地・構造と地域性 |
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はじめに/第1節 金代墓の研究略史と分析視角/第2節 金代墓の分布と立地/第3節 墓葬構造の分類/第4節 金代墓の地域様相/第5節 金代墓の変遷と地域性/小括 |
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第9章 渤海滅亡後の女真社会と地域間関係 |
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はじめに/第1節 研究略史と問題の所在/第2節 格子目状叩き土器の分布とその概要/第3節 格子目状叩き土器の出土層位・年代/第4節 系譜関係及び周辺諸地域との関係/第5節 渤海滅亡後の北東アジアの地域間交流/小括 |
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終章 総括と課題 |
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第1節 考古資料からみた社会変動の画期と地域性/第2節 今後の課題と展望 |