書誌種別 |
図書 |
タイトル |
中国革命論のパラダイム転換 |
サブタイトル |
K・A・ウィットフォーゲルの「アジア的復古」をめぐり |
タイトルヨミ |
チュウゴク カクメイロン ノ パラダイム テンカン |
サブタイトルヨミ |
ケー エー ウィットフォーゲル ノ アジアテキ フッコ オ メグリ |
人名 |
石井 知章/著
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人名ヨミ |
イシイ トモアキ |
出版者・発行者 |
社会評論社
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出版者・発行者等ヨミ |
シャカイ ヒョウロンシャ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.10 |
ページ数または枚数・巻数 |
397p |
大きさ |
20cm |
価格 |
¥2800 |
ISBN |
978-4-7845-1814-2 |
ISBN |
4-7845-1814-2 |
分類記号 |
222.07
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件名 |
中国-歴史-近代
/
中国革命(1945〜1949)
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件名 |
Wittfogel Karl August
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件名 |
ウィットフォーゲル カルル・アウグスト
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内容紹介 |
コミンテルン、国民党、共産党を中心に繰り広げられた中国革命史の政治過程を、K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論の観点から考察。「労農同盟論」から「農民革命」への大転換の意味と、現代中国像の枠組みを問い直す。 |
著者紹介 |
1960年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士。ILO(国際労働機関)職員等を経て、明治大学商学部教授。著書に「現代中国政治と労働社会」など。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811608099 |
目次 |
序章 中国革命論のパラダイム転換 |
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1 アジア的生産様式論における「アジア的」なものとは何か/2 ロシアと中国におけるアジア的生産様式とブルジョア革命/3 K・A・ウィットフォーゲルと中国革命論をめぐる社会認識のパラダイム/4 中国革命論をめぐるパラダイム転換/5 本書の目的と構成 |
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第Ⅰ部 K・A・ウィットフォーゲルの中国革命論 |
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第一章 「ブルジョア民主主義」と国共合作 |
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はじめに/1 中国におけるコミュニズムの台頭と国民革命運動/2 ブルジョア民主主義革命論(レーニン)の中国への受容/3 コミンテルンによる統一戦線の構想/4 「ブルジョア的」なものをめぐる国共間の非対称性/5 第一次統一戦線(国共合作)とコミンテルン |
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第二章 農民問題と「アジア的復古」 |
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1 中国共産党内における「アジア的復古」の兆候/2 軍事力を媒介とした国民革命統一戦線の変貌/3 中国共産党内における「アジア的復古」と農民の役割/4 中国におけるコミンテルンの知識人とその役割/5 上海クーデターとコミンテルンにおける「アジア的」なものへの後退/6 第一次国共統一戦線が中国社会に与えた意味/7 土地所有をめぐる「封建」概念と過渡期における「アジア的」中国社会/8 「労農同盟」から「農民革命」へ/おわりに |
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第三章 毛沢東主義と「農民革命」 |
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はじめに/1 農村ソヴェトの成立と毛沢東の台頭/2 毛沢東の虚像と実像/3 国民党との関係性における毛沢東/4 毛沢東の「湖南報告」とコミンテルンの農業政策/5 毛沢東主義と「日和見主義」の展開/6 中国共産党の発展とその主な特徴(一九二七-一九三五年)/7 農村根拠地と毛沢東の革命戦略/8 蔣介石に対する評価の変化と毛沢東の立場 |
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第四章 統一戦線の再形成と崩壊 |
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1 コミンテルン第七回大会と抗日「民族」統一戦線/2 西安事件(一九三六年)と段階的調整/3 第二次国共合作における中国共産党の政策の変化(一九三七-一九四五年)/4 独ソ条約と毛沢東の「新民主主義」論/5 「社会主義」国家としての執政党への道(一九四五-一九四九年)/おわりに |
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第Ⅱ部 中国における<アジア的なもの>と世界史の再検討 |
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第五章 中国近代のロンダリング |
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はじめに/1 中国革命史における「脱政治化」とはなにか/2 「脱政治化」と文革の評価をめぐり/3 「中国近代のロンダリング」と毛沢東の「農民革命」/4 「中国近代のロンダリング」と「脱政治化」なるもののゆくえ/おわりに |
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第六章 『東洋的専制主義』「前文」への解題とその全訳 |
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<解題>/ますます<不安を駆り立てる>ことになった議論についての前文 K・A・ウィットフォーゲル(一九八一年)/1 重大なるイデオロギー的秘密の「アジア的」根源/2 秘密のもう一つの側面/3 マルクス-独自の社会的功績と独自の「科学に対する罪」/4 アレクシス・ド・トクヴィルの陰/5 「アジア」の権力的側面と世界史の再検討 |
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終章 中国における「アジア的」なもののゆくえ |
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1 本書の方法論的位置づけをめぐり/2 アジアにおける「近代」の再考/3 アジア的生産様式と「近代」/4 現代日本における「市民社会」論の現状とその問題性 |