書誌種別 |
図書 |
タイトル |
国際政治の数理・計量分析入門 |
タイトルヨミ |
コクサイ セイジ ノ スウリ ケイリョウ ブンセキ ニュウモン |
人名 |
松原 望/編
飯田 敬輔/編
|
人名ヨミ |
マツバラ ノゾム イイダ ケイスケ |
出版者・発行者 |
東京大学出版会
|
出版者・発行者等ヨミ |
トウキョウ ダイガク シュッパンカイ |
出版地・発行地 |
東京 |
出版・発行年月 |
2012.9 |
ページ数または枚数・巻数 |
6,260p |
大きさ |
21cm |
価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-13-032221-8 |
ISBN |
4-13-032221-8 |
注記 |
文献:p239〜251 |
分類記号 |
319
|
件名 |
国際政治
/
数理統計学
|
内容紹介 |
なぜ国家は対立し、時に戦争や紛争に至るのか。同時に国家間の協力もまた生じるのはなぜか。ゲーム理論と統計学による国際政治の分析手法の基礎を平易に解説する。 |
著者紹介 |
1942年生まれ。聖学院大学大学院政治政策学研究科教授。東京大学名誉教授。著書に「計量社会科学」他。 |
言語区分 |
JPN |
タイトルコード |
1009811596427 |
目次 |
第1章 国際政治学における数理分析の役割 |
|
1.1 数理分析の効用/1.2 ゲーム理論の誕生と発展/1.3 国際政治学におけるゲーム理論の応用/1.4 数理モデルの計量的検証 |
|
第2章 数理分析の基礎 |
|
2.1 意思決定の数理としてのゲーム理論/2.2 効用の考え方/2.3 確率の考え方/2.4 期待値原理と期待効用仮説/2.5 確率と情報 |
|
第3章 非協力ゲーム |
|
3.1 戦略的相互作用とゲーム理論/3.2 2人ゼロサム・ゲームの重要性/3.3 マクスミン・ミニマックスと鞍点・ナッシュ均衡点/3.4 混合戦略/3.5 優越戦略/3.6 非ゼロサム・ゲーム |
|
第4章 非協力ゲームと国際政治 |
|
4.1 国際政治分析における非協力ゲーム/4.2 ゼロサム・ゲームとしての戦争/4.3 チキン・ゲームとしての米ソ冷戦/4.4 両性の闘いとしての国際的調整 |
|
第5章 協力ゲーム |
|
5.1 非協力ゲームと協力ゲーム/5.2 協力ゲームの基礎/5.3 コアとシャプレー値 |
|
第6章 協力ゲームと国際政治 |
|
6.1 国際政治分析における協力ゲーム/6.2 コアによる環境汚染問題の分析/6.3 シャプレー値による拒否権の分析 |
|
第7章 ダイナミックなゲーム |
|
7.1 展開形ゲーム/7.2 繰り返しゲーム/7.3 2レベル・ゲーム |
|
第8章 ダイナミックなゲームと国際政治 |
|
8.1 国際政治分析におけるダイナミックなゲーム/8.2 展開形ゲームと国際政治/8.3 繰り返し囚人のジレンマ・ゲームと国際政治/8.4 2レベル・ゲームと国際政治 |
|
第9章 ベイジアン・ゲーム |
|
9.1 不完備情報ゲームとしてのベイジアン・ゲーム/9.2 ベイズの定理と事後確率/9.3 ベイジアン・ゲームの考え方/9.4 同時確率に基づくナッシュ均衡/9.5 条件付確率に基づくベイジアン均衡 |
|
第10章 ベイジアン・ゲームと国際政治 |
|
10.1 国際政治分析におけるベイジアン・ゲーム/10.2 ベイジアン・ゲームによるミュンヘン会談の分析/10.3 ベイジアン・ゲームによる戦争を意識した交渉の分析/10.4 国際政治における誤認の問題 |
|
第11章 計量分析の基礎 |
|
11.1 数理分析と計量分析/11.2 データからの出発/11.3 図によるデータの表現方法とその解釈/11.4 回帰分析/11.5 ロジット分析/11.6 検定の考え方 |
|
第12章 計量分析と国際政治 |
|
12.1 データで国際政治を捉える/12.2 日ソ漁業交渉の回帰分析/12.3 デモクラティック・ピースのロジット分析/12.4 国際的テロ行為のロジット分析 |
|
第13章 計量分析による数理モデルの検証 |
|
13.1 モデルとデータの補完関係/13.2 計量分析による数理モデルの検証例(Ⅰ)/13.3 計量分析による数理モデルの検証例(Ⅱ)/13.4 計量分析による数理モデルの検証例(Ⅲ) |